筴 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
竹部七劃

『廣韻』楚革切『集韻』測格切『正韻』恥格切、𠀤音策。卜筮筴也。『禮・曲禮』龜爲卜、筴爲筮。『儀禮・士冠禮』筮人執筴。『莊子・人閒世』鼓筴播精、足以食十人。《註》鼓筴、揲蓍也。

又與同、謀也。『史記・張耳陳餘傳』二人聞諸將爲陳王徇地、多以讒毀得罪、怨陳王不用其筴。

又𥳑筴。『魯語』臧文仲聞柳下季之言、使書以爲三筴。《註》筴、𥳑書也。『莊子・騈拇篇』挾筴讀書。『管子・海王篇』海王之國、謹正鹽筴。

又與𠕁同。『前漢・趙充國傳』全師保勝之𠕁。又『張協・七命』勒洪伐于全𠕁。

又『廣韻』『正韻』古協切『集韻』『韻會』吉協切、𠀤音頰。箸也。

又夾舉也。『韓愈・曹成王𥓓』筴漢陽。

又『廣韻』古洽切。『集韻』『韻會』訖洽切、𠀤音夾。鍼箭具。

又與同。『莊子・達生篇』祝宗人元端以臨牢筴。《註》牢、豕室。筴、木欄。同柵。

又叶音尺。『潘尼・懷退賦』何時願之多違、奄就羈以服役。因吳坂之峻阻、畏鹽車之嚴筴。

廣韻

卜筮筴也。

箸筴。又古洽切。

箸也、鍼箭具。又音頰。

音訓

(1) サク(漢) 〈『廣韻・入聲・麥・策』楚革切〉
(2-1) ケフ 〈『廣韻・入聲・怗・頰』古協切〉
(2-2) ケフ(呉) 〈『廣韻・入聲・洽・夾』古洽切〉
(1) めどぎ。ふだ。
(2) はさむ。はし。

音義(2)について、KO字源は葉韻(2-1)とし、藤堂は洽韻(2-2)とする。『康煕字典』、『廣韻』は上揭のとほり。

解字

白川

『字通』に筴をの異體字として擧げるが、筴の形義について説く所なし。

藤堂

と音符(はさむ)の形聲。

屬性

U+7B74
JIS: 1-68-9