喟 - 漢字私註

説文解字

喟
大息也。从聲。
口部
嘳
喟或从

康煕字典

部・劃數
口部九劃
古文
𠷝

『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤丘媿切、音䰎。『說文』本作𠿥、太息也。『禮・禮運』出遊于觀之上、喟然而歎。『廣韻』同。『集韻』或作

又『廣韻』『集韻』『韻會』𠀤苦怪切、音蒯。義同。『集韻』亦作嘳㕟。

又『集韻』呼怪切、音𧱳。同嘳。詳後嘳字註。

部・劃數
口部・九劃

『金石韻府』古文字。註詳本畫。

部・劃數
口部・十二劃

『廣韻』『集韻』𠀤苦怪切、音蒯。『說文』本作𡃪、太息也。『晏子・雜篇』嘳然而歎。『集韻』或作

又『廣韻』譏他人也。

又『集韻』呼怪切、音𧱳。『字林』息憐也。『揚子・方言』嘳、憐也、沅灃之原、凡言相憐哀謂之嘳。『集韻』或作

又『廣韻』『集韻』『正韻』𠀤丘媿切、音䰎。『廣韻』與喟同。詳前喟字註。

部・劃數
口部十三劃

『說文』本字。

部・劃數
口部十六劃

『說文』本字。

部・劃數
又部七劃

『唐韻』苦怪切『集韻』口漑切、𠀤音蒯。『爾雅・釋詁』㕟、息也。《註》㕟、氣息貌。

又『集韻』丘媿切、同、太息也。

音訓・用義

クヰ(漢、呉) 〈『廣韻・去聲・至・喟』丘愧切〉
クヮイ(漢) 〈『廣韻・去聲・怪・蒯』苦怪切〉
なげく

溜息を吐くこと、歎くことをいふ。

解字

白川

形聲。聲符は

『説文解字』に大息なりとし、或いは貴に從ふとして嘳の字形を錄するが、喟が通用の字。

クヰ(補註: の誤りか)は喩母の字であるが、()、()のやうな音の關係を持つものが多い。

藤堂

喟はと音符の形聲。歎息の聲を表す擬聲語。

嘳は口と音符の形聲。

漢字多功能字庫

喟はまた嘳に作り、歎息を表す。『論語・子罕』顏淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅、瞻之在前、忽焉在後。何晏注喟然、歎聲也。

屬性

U+559F
JIS: 1-51-32
當用漢字・常用漢字
𠷝
U+20DDD
U+5633
JIS X 0212: 22-22
𠿥
U+20FE5
𡃪
U+210EA
U+355F