燿 - 漢字私註
説文解字
照也。从火翟聲。弋笑切。
- 十・火部
説文解字注
本文には異同なく、註には弋𥬇切。二部。
といふのみ。
康煕字典
- 部・劃數
- 火部・十四劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤弋笑切、音鷂。『說文』照也。『玉篇』光也。『晉語』光明之燿也。『鄭語』黎爲高辛氏火正、以淳燿惇大。
又熠燿。見前熠字註。
又『玉篇』與曜同。『韻會』通作耀。詳曜耀二字註。
又『五音集韻』所敎切、音稍。本作䏴。同𦡱哨。凡物之殺銳曰䏴。
又『集韻』餘招切、音遙。昭也。
又式灼切、同鑠。『前漢・藝文志』後世燿金爲刀。《註》師古曰、燿讀與鑠同、謂銷也。
又『集韻』弋灼切、音藥。本作鑠。烙也。
音訓
- 反切
- 『廣韻・去聲・𥬇・燿』弋照切
- 官話
- yào
- 粤語
- jiu6
- 日本語音
- エウ(漢、呉)
- 訓
- かがやく。ひかり。
解字
白川
形聲。聲符は翟。翟に曜、耀の聲がある。
『説文解字』に照るなり
、『玉篇』に光るなり。曜と同じ。
と見える。
火光を燿、日光を曜と區別したもので、燿はまた耀の正字。
藤堂
火と音符翟の會意兼形聲。翟は、羽と隹の會意字で、雉が尾羽を目立つやうに高く揭げること。擢の原字。燿は、火の光が高く目立つて輝くこと。
屬性
- 燿
- U+71FF
- JIS: 1-64-2
- 人名用漢字