穴拔け日記 (平成28年7月)
穴拔け日記 (28.7.31)
世間
第58代横綱千代の富士の九重貢こと秋元貢氏は、31日、逝去。
まだ小さい頃、強い横綱といへば千代の富士であつたので、ただただ哀しい。御冥福をお祈りします。
【追記】31日付で、敍從四位、授旭日中綬章。
世間
本日執行の東京都知事選擧は、小池百合子が制した模樣。
穴拔け日記 (28.7.30)
暦日天候地象
明治天皇祭。
穴拔け日記 (28.7.29)
皇室事項
主上には、21日、外務省綜合外交政策局長石兼公博から御進講を受けられた。皇后宮にも同。
21日、綜務相高市早苗より内奏。
兩陛下には、25日から28日まで那須御用邸に御滯在。
穴拔け日記 (28.7.22)
暦日天候地象
大暑(18時30分)。
穴拔け日記 (28.7.21)
皇室事項
兩陛下には、18日、パラオ大統領閣下と御晝餐。
19日午後4時30分、於宮中、特命全權大使(命韓國駐箚)長嶺安政、同(命モルドバ駐箚)好井正信、同(命ドミニカ共和國駐箚)牧内博幸、同(命ウズベキスタン駐箚)伊藤伸彰、同(命トルクメニスタン駐箚)勝亦孝彦、同(命マリ駐箚)黒木大輔及び最高裁判所判事木澤克之の認證官任命式。
20日午前10時30分、於宮中、新任本邦駐在チャド特命全權大使アハメッド・スンギの信任状捧呈式。
20日午前11時、於宮中、新任本邦駐在モンテネグロ特命全權大使ヨバン・ミルコビッチの信任状捧呈式。
兩陛下には、20日、新舊外務省綜合外交政策局長を御晝餐にお召し。
皇后宮には、20日午後3時34分御出門、國際子ども圖書館リニューアル記念展「現實へのまなざし、夢へのつばさ:現代飜譯兒童文學の半世紀」を御覽のため、國立國會圖書館國際子ども圖書館(臺東區)へ行啓。同4時55分還啓。
21日午前10時30分、於宮中、新任本邦駐在バハマ特命全權大使エルウッド・ドナルドソンの信任状捧呈式。
21日午前11時、於宮中、新任本邦駐在キプロス特命全權大使アイス・ロイズの信任状捧呈式。
21日、東宮、東宮妃、竝びに敬宮には、畝傍山東北陵に謁せられた。
穴拔け日記 (28.7.18)
暦日天候地象
海の日。
穴拔け日記 (28.7.16)
皇室事項
兩陛下には、14日、葉山御用邸から東京にお戻り。
世間
現地時間15日夜、トルコ軍が政權奪取を目指し叛亂の由。情報錯綜するも失敗の模樣。
思ふに、イスラム主義的政黨が長く政權を握り強權的な施政を行つてきたことは、世俗主義を守護してきた自認を持つであらうトルコ軍部にとつて單に面白くないだけでなく現實的な脅威となりつつあり、切羽詰まつて賭に出た印象がある、みたいなことを思つてゐたのだが、叛亂したのは軍の一部、みたいな情報も流れてきたので、もう何が何やら。中東情勢は複雜怪奇。
穴拔け日記 (28.7.14)
世間
女王陛下は、13日、Rt Hon Theresa Mary May MPを首相に任命された。
穴拔け日記 (28.7.13)
皇室事項
9日午後4時45分御出門、日本フィルハーモニー交響樂團 創立60周年記念 第682回東京定期演奏會を御鑑賞のため、サントリーホール(港區)へ行幸啓、同6時29分還幸啓。
兩陛下には、11日、葉山御用邸に入られた。
13日報道されたるところによれば、主上におかせられては數年内に御讓位あそばされたき由、眞に畏れ多きことかな。明治より前、讓位のことは常の例であつたし、近年他國でも讓位のことが幾つかあつたことも考へれば、御讓位あそばされることに特段の不都合はないであらう。寧ろ、寶算八十二を數へられるにも拘らず國家國民のため御精勵あそばされてゐることに恐懼を禁じ得ず、御意嚮のままに御退位あそばされるのが道理であらうと愚慮す。などと書いてゐたら、宮内廳次長が此の件を否定したといふ話も出て來たので、やや早まつたかとも思つたが、眞に御讓位の御意嚮があるのであれば左樣なことは當然あるべしといふ氣持ちは本件の前から思つてきたことでもあるので、このままにしておく。
穴拔け日記 (28.7.12)
皇室事項
主上には、7日、退職認證官をお茶に召された。
皇后宮には、7日午後7時55分御出門、徳永二男樂壇生活50周年記念演奏會「魂の協奏曲」を御鑑賞の爲、サントリーホール(港區)へ行啓、同9時31分還啓。
穴拔け日記 (28.7.10)
第24回參議院通常選擧
公示通り選擧が施行され、投票時間を過ぎれば各社競つて選擧結果について報ずること例の如し。正直じつとTVを見てゐるのもしんどいのであまり見てゐない。
これを書いてゐる時點で結果はまだ確定してゐないが、豫想通り與黨が勝つた模樣。自公が微増、民進が減、日共とおおさか維新が増といふ傾向に見える。32ある一人區は、與黨が21、野黨が11取つたらしい。
日共がまたしても増長するかと思ふと苦々しい。
穴拔け日記 (28.7.7)
暦日天候地象
七夕。
小暑(1時3分)。
皇室事項
30日、節折の儀。
主上には、30日、クロアチア、ルワンダ兼ブルンジ、マダガスカルに赴任する大使へ謁を賜り、引き續き、兩陛下には、赴任大使夫妻をお茶に召された。
30日、御入院中の三笠宮の御見舞の爲、聖路加國際病院(中央區)へ行幸啓。
秋篠宮には、30日、神嘉殿前庭に於いて、大祓の儀に御參列。
主上には、1日、退職認證官をお茶に召された。
兩陛下には、4日、ブルガリア、キューバ、トンガ、リトアニアの駐日大使夫妻と午餐。
4日午後7時43分御出門、日韓國交正常化50周年記念特別展「ほほゑみの御佛―二つの半跏思惟像―」を御覽のため、東京國立博物館(臺東區)へ行幸啓。同9時11分還幸啓。
兩陛下には、4日、2日に發生のダッカのテロ事件につき、侍從長をしてお悔やみ及び御見舞のお氣持ちを外務大臣に傳達せしめられ、5日、外務大臣より遺族及び負傷者の家族に傳達された。
兩陛下には、5日、タイ、南アフリカ、オランダの新任駐日大使夫妻をお茶に招かれた。
主上には、6日、ブルガリア、コンゴ民主共和國、ルクセンブルク、モルディブに赴任する大使に謁を賜り、引き續き、兩陛下には、赴任大使夫妻をお茶に召された。
兩陛下には、6日、スポーツ廳長官鈴木大地から、障碍者スポーツの振興について御説明を受けられた。
6日午後7時19分後出門、小兒癌征壓キャンペーン20周年チャリティーコンサート「生きる 2016〜小兒がんなど病氣と鬪ふ子どもたちとともに〜」に御出席のため、オーチャードホール(澀谷區)へ行幸啓。同9時40分還幸啓。
穴拔け日記 (28.7.4)
暦日天候地象
舊暦水無月朔日。
穴拔け日記 (28.7.1)
暦日天候地象
舊暦皐月二十七日。
皇室事項
主上には、29日、厚生勞働事務次官二川一男から御進講を受けられた。
29日午後4時49分後出門、日本・ブータン外交關係樹立30周年記念事業「ブータン しあはせに生きるためのヒント」展を御覽のため、上野の森美術館(臺東區)へ行幸啓。同5時58分還幸啓。
皇后宮には、29日、紅葉山御養蠶所に於いて、御養蠶納の儀を行はれた。