娯樂系感想ログ: WORKING!!!
基礎情報あるいは諸元
- 放送時期
- 2015Q3
- 放送局
- ytv他
- 公式サイト
- http://www.wagnaria.com/
#1
勞働アニメ(勞働してゐるとは言つてない)第三期、いよいよ開始。
Aパートは、再び現れた幼女に飜弄される人々、主にぽぷら。すつかり撫でられ癖がついてゐるやうだが、それで良いのか? 見てゐる分には實に結構だがw 見守るまひるが隨分と大人しいのは、良いことなんだらうけれども、打撃音が響かないのは少し寂しい氣もする。
Bパートは、とある夫婦の哀しい擦れ違ひの物語。後、桐生は矢張りうざかつた。
#2
Aパートは、變態峰岸に振り回される小鳥遊家の面々。小鳥遊家の面々も大概な筈なのに、さうでない氣がしてくるあたり、峰岸の厄介さは壓倒的であるww
Bパートは、ワグナリアでくだを卷く梢に振り回される面々と、耐久値を削りきつてたうとう壞れてしまつた宗太の眼鏡に振り回される面々。オーバーヒートしても單に停止するだけになつたまひるは、進歩してゐるのか、退化してゐるのか、どちらなのであらうか。輕快な打撃音はもう聞けないのだらうかw
それにつけても、梢のお氣樂さは、それはそれで凄いなあと思ふ。
#3
佐藤と八千代、飲みに行くの卷。
休みが被つたので、佐藤はやうやくにして八千代を誘ふ。飲みに行つたことなどない八千代が、よりにもよつて梢に作法を訊いたものだから、いつもどほり頓珍漢なことに。うん、この作品では極めていつものこと。佐藤が思ひ餘つてしまふのも仕方のないことであつた。思ひ餘つてもあの程度なあたりが佐藤なわけだがw
一方、手違ひで宗太に撫でられた感覺が忘れられない葵の努力が結局報いられなかつたのは、少しだけ可哀相だつた。もつと可哀相だつたのは八千代からの貰ひ事故で下着のカタログを見ながら涙を流してゐたまひるだが。
#4
八千代は、佐藤と飲みに行つた後、故障。それでも、ぽぷらの頑張りと杏子の雜な取り計らひにより、取り敢へずは修復されたので、良かつた良かつた。心配なのは佐藤の胃袋だけである。こつちのルートは。
一方、此の頃まひるに毆られてゐない宗太は、まひるのことをうつかり「可愛い」と思つてしまつたことを否定しようと頑張つた結果、まひるを泣かせたのであつた。まひるのパンチにまるで力が籠つてゐなかつたことが、とてもとても哀しく思へた。
#5
まひるに泣かれて故障した宗太の所爲で小鳥遊家の家計は大ピンチ。困つたところに、勘違ひからではあるが解決策を示したのは泉。まひると宗太が遇ふやうに段取りを組んだのであつた。勘違ひをしたままで。
氣が進まぬまま、約束の時間、約束の場所に行つた宗太とまひるのあれやこれやは、どうしやうもないくらゐに酷いものだつたが、そもそもの出逢ひ方からここに至るまでを考へると、今更どうといふことはなかつた。毆つたり毆られたり、女裝を餘儀なくされたりその勇姿に惚れ込んだり、女裝のままデートしたり、マジックハンド越しに手を繫いだり……。書き連ねたら本當碌でもないな、こいつら。
一方、葵は納豆と絶交し、代はりのソウルフードを探し求めた結果、納豆と復縁した。何のこつちやw
#6
宗太は一往修復されたが、動作不良はなほも續行。仕方ないね。
それよりも、たうとう桐生に見付かつてしまつた葵の今後が……葵より周りの今後の方が面倒臭さうだな、みたいな。
#7
山田回、或は葵の家出に決着の卷。何だか良い話だなあと思つたが、前提が色々間違つてゐるので、本當に良い話なのかどうかは分からないw
でも、音尾夫妻が再會出來たことは間違ひなく良かつたと思ふ。
#8
取り留めのない回。家出をやめた葵の其の後とか攜帶とか、佐藤と八千代と誕生日プレゼントとか、宗太と桐生と伊波とか、ぽぷらの身長が1cm伸びたとか。桐生は色々良い仕事をしてゐる筈なのだが、どうにもうざい。凄い。
#9
前半は恐るべきステルス夫婦とその周邊について。コメディテイストだから良いやうなものの、味附けを間違へたら世にも恐ろしい話になりさう。
後半は、變態と男性恐怖症の邂逅による碌でもない事態の轉變の樣子。男を毆つて動搖するまひるもまたいと可愛し。
#10
遂に歸り來たる小鳥遊家の母、静の恐怖……よりも、忘れられがちの可哀相な梢が可哀相だつた。十分周りに迷惑だが。
別のルートでは、主に店長をフォローしようとして出來てゐたのかは微妙なぽぷらが相變はらずちつちやかつた。
#11
佐藤と八千代、收まるべきところに收まる。擦れ違ひに擦れ違ひまくつた揚句、でなければもつと美しかつたのだが、まあ、それは寧ろ作風の問題だから言うても詮無し、かw
しかし、その所爲で色々壓力を掛けられるやうになつた宗太が故障。ぽぷらの助言を頼りに見事に迷走。ことある度に頭を壁に柱に叩き付けるよりはまし、なのかな?w
#12
ことりちやんを巡るあれこれ、或は女裝に逃避してゐた宗太たうとう追ひ込まれる、の卷。
サブのラインは、佐藤と八千代の後日譚、と言つたところか? 二人で一緒といふ感じは全然しなかつたが。
直接の當事者でもないのに一番苦勞をしてゐたぽぷらが今回一番心勞を溜めたのではないかと少し同情した。
#13
宗太はそして女裝をやめた、までは良かつたが、まひるとの逢ひ引きが父バレしたり(嘗ての)女裝が父バレしたり、色々酷いことに。伊波家の明日が色々と心配になつたが、それでも元を考へたら大分増しになつたよなあ(遠い目)
其の後は最終回といふことで何だか纏めモード。それなりに綺麗に纏まつたね。
とか思つてゐたら、完結篇スペシャルとか何其れwktkする! 待ち遠しい!!
最終回SP
あれやこれやで皆の前から姿を消した揚句、バイトを辭めることになつた宗太が母親に女裝させられてゐるところを、男裝させられたまひるが救ひに行くといふ感動??の最終回。より大變な思ひをしたのは、男裝させられた揚句小鳥遊家四姉妹に次々難題吹つ掛けられたまひるなのか、宗太が赦される決め手になつたばかりに小鳥遊家の佛前に供へられる羽目に陷つたぽぷらなのか、どつちであらう??
ともかく、話には一區切りついたが、矢つ張りぽぷらはちつちやいままなのであつた。他の面々は色々手に入れたり或は手放したりしたやうな氣がするのに。氣がするだけだが。
まひるの輕快な打撃音がなくなつてしまつたのが殘念なやうな、しつかり治つて良かつたやうな、複雜な氣持ちだつたりするw
といつたところで。愉快な作品でありました。
BD#1
第1話(おまけパート追加版)を收録。例によつて、特典はOP/ED。クリアポスターも付いて來たが、これは購入形態によりけりな氣がする。
コメンタリーは宗太、佐藤、相馬。
BD#2
第2話、第3話を收録。おまけパート付。特典はイベント(小感謝祭)映像。
コメンタリーはまひる、八千代、葵。
BD#3
第4話、第5話を收録。おまけパート付。特典はラヂオドラマ。
コメンタリーはぽぷら、八千代、佐藤。
BD#4
第6話、第7話を收録。おまけパート付。特典はソロバージョンOP・ED(ぽぷら&相馬) + ミニサントラ。
コメンタリーは葵、桐生、相馬。
BD#5
第8話、第9話を收録。おまけパート付。特典はソロバージョンOP・ED(まひる&宗太) + ミニサントラ。
コメンタリーは、一枝、泉、梢、宗太、なずな。
BD#6
第10話、第11話を收録。おまけパート付。特典はソロバージョンOP・ED(佐藤&八千代) + ミニサントラ。
第11話のおまけパート、これ、おまけなのか?みたいな氣分になつた。主に杏子絡みの描寫で。
コメンタリーは、佐藤、相馬、まひる。
BD#7
第12話、第13話を收録。おまけパート付。特典はラヂオドラマ。
コメンタリーは、宗太、ぽぷら、まひる。
BD:SP
最終回SPを收録。おまけパート付。特典はラヂオCD。