穴拔け日記 (28.5.1)
暦日天候地象
舊暦彌生二十五日。
娯樂系感想等: ハイスクール・フリート #4
物資、具體的にはトイレットペーパーがなくなつたので、買ひ出しに。位置關係とか交通とかテクノロジーとか色々疑問が浮かぶが、この状況で艦長が艦を離れるといふのが一番分からない。まあ、もう良いですけど。
それでも平和な感じでわちやわちやしてゐるのを見てゐるのは、こちらとしても心が穩やかになるわけである。艦長の帽子は私物なのか艦長專用なのか、とか、副長が可愛い、とか、機關科は機關長以外使へるんだらうか、とか、女の子は本當に噂話が大好きだよなあ、とか。
そんな中、漂流物を拾つてゐた子達が拾ひ上げた箱の中から、いかにも妖しげな齧齒類が。案の定、齧齒類を五十六から取り上げた志摩が豹變し、買物に行つた先で拘束された面々共々やつて來た艦に向けて機銃を掃射。作風がシビアだつたら銃殺されたり晴風ごと撃沈されても文句を言へない濫行だつた筈だが、幸ひにもそこは緩めだつたので倉庫に「拘束」された程度で濟んだ。一連の奇怪な出來事について解明する端緒は見えてきたわけではあるが、しかし、妖しい齧齒類の出所とか數とか、まだまだ安心はできない。
それはそれとして、志摩をぶん投げた我等がヴィルヘルミーナは、どこで投げ技を仕込まれたのだらう? そして、あの言葉遣ひをどこで覺えた?
それから、晴風に補給をするまでは良いと思ふが、どうして砲の更新までした? 幾らなんでも暢氣すぎると思ふ。
他にも突つ込み所は天こ盛りな氣がするが、猫に怯える副長の可愛さに免じて、今回はこのあたりで。シロちやんに幸福あれ。