穴拔け日記 (28.5.26)
皇室事項
兩陛下には、25日、離任する駐日モロッコ大使夫妻を御引見。
伊勢志摩サミット
26日、豫定通り賢島でサミットを開催の由。
會議に先立ち、宰相はG7首腦を神宮に案内したわけだが、Twitterのタイムラインを見てゐると、左卷どもが噴き上がつてゐた。首腦らに禮拜を「強ひる」のは宜しくない、といふのはまだ理解できなくもない。政教分離がどうのかうのといふ言説を見るに及び、本當、頭を抱へた。うちの國では、神道が嫌ひな連中が何かとけちをつける爲に政教分離原則が持ち出されるくらゐで、他には何も役に立つてゐない。要らないとは言はないが、政教分離をした方が良いと思ふのなら、何の爲にそれをするのか、もう少し考へてもらひたいと思ふ。
なほ、個人的には、神道を國教にしたら良いと思つてをりますが、何か。天皇を戴いておいて神道は政府とは關係ありませんとか、そつちの方が餘程問題だわ。
TLで「異人を神域に入れるとは何事」と噴き上がる國士樣が一人二人は觀測できるのではないかと思つてゐたのだが、今までのところ見てゐない。これには少しばかり拍子抜けした。
個人的に思ふところを述べるなら、我が國の神樣を尊崇する氣持ちを持たぬであらう人々をわざわざ案内するのは微妙な氣がしないでもないが、觀光客とか考へたら今更な感じもするし、神宮も拒否しなかつたわけであるから、あまり煩く言ふ必要もなからうと大らかに思ふことにした。首腦を連れて來て禮拜を強要したとみるのは流石に無理が大きく、相手が喜ぶかどうかはともかく、こちらの尊んでゐるものを見せるといふのは歡待の形式としては有り觸れたものであらう。
といふか、あのあたり、神宮を見せずに他に何を見せれば良いのよ(おい)