覺書: Bash on Ubuntu on Windows (28.9.29〜)
前置き
先日BUWを試すべくWindows 10 Anniversary updateを掛けて、一往はBUWを導入したものの、さりとて現行環境はCygwinベースでがつちり出來てゐるしなあ、といふ感じで放置してゐたのだが……形あるものはいつか壞れる、計算機もその例に漏れず、とて、どういふ形にせよ再構築する必要に迫られたわけでorz
この機會に色々見直したり吟味したりしようと思つたことが幸福に繫がるのかそれとも地獄の釜の蓋を開ける暴擧だつたのかは未だ知れず、ともかく試行錯誤に着手したところである。といふことで、以下はBash on Ubuntu on Windowsに絡んでやつたことなど。
インストールとその直後
- インストールの仕方は既に出回つてゐる情報を參照のこと。
- sudo touch /etc/hosts #計算機名を設定しておかないと色々煩いらしい
- sudo touch /etc/apt/sources.list #パッケージを取つてくるサイトを變更
- sudo apt update
- sudo apt upgrade
ターミナルエミュレータ導入
MS謹製の環境だと日本語表示が何か駄目なので、あちこち參照した結果、ConEmuを利用することにした。參照先は主に下の3つ。
- http://qiita.com/yuki764/items/55c02cc9ce0f4e89ffff
- http://qiita.com/murachi1208/items/4bd7015349c00d7ebb96
- http://techlearn.hatenablog.com/entry/2016/09/04/162008
最終的に、「Setting」の「Startup」>「Tasks」でCommandsに次を設定し、デフォルトに指定した。
- %windir%\system32\bash.exe ~ -new_console:t:"Bash" -cur_console:p
SSH絡み
- ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "hoge@hogehoge"
- 出來た祕密鍵を利用先に持つて行つて設定
- touch ~/.ssh/config #リモートサーバ參照を簡單にするための設定をごそごそと
ssh經由でリモートログインとrsyncできる程度のことは試行濟。
aptでinstallしたもの
- g++
- clang
- cmake
- doxygen
- git
- git config --global user.name "hogehoge"
- git config --global user.email "hoge@hogehoge"
- bison
- flex
- libboost-all-dev
- xsltproc
テキストベースで動く手許のコード(長らくCygwin+MinGWで管理)をビルドしてみたところ、豫想よりもすんなり再構築することが出來た。
ひとまづのけり
MinGW-W64向けGCCを使つてWindows用のコードをビルドしようとしたものの、cmakeがどうにもごねるので、取り敢へず打ち止めた。コマンドラインから -DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE=/hoge/hoge/hogehoge.cmakeと指定したのが效いてゐないやうに見えたが、しかしバージョンを確かめた限りではバグフィックスされてゐる筈なので、何といふか、お手上げ。