娯樂系感想等: WWW.WORKING!! #6

そしてまたバレンタインデーがやつてきた。幸せになる人がゐないあたり、酷い。

村主に手作りチョコを貰つた足立はついうつかり?氣絶したので、いたく機嫌を損ねてしまつた。更には東田との遣り取りで駄目な感じの比喩をしてしまつて火に油を、といふよりは、冰に鹽を振り掛けたやうになつてしまふ。しかし、そこから何とか挽回したあたりは流石といふか何といふか。半分くらゐは宮越チョコ(毒物)の御陰だつた氣もするけど。

そんな宮越チョコに難儀してゐるのは東田。永田が手傳つたくらゐでは、毒物はどうにもならなかつた。三度バレンチヌス樣に邂逅し、要らんことを言はれたこともあつて、宮越との遣り取りがいよいよギクシャク……つて、良く考へたら、こいつら、最初から嚙み合つてなかつたな。この二人に附き合はされてゐる永田こそ良い迷惑な氣しかしないが、戀する乙女は東田のことを見捨てたり出來ないだらうから、處置無し。

可哀相な人三人目は進藤だが、今回は外れ籤を調べさせられた程度だから置いておいて、四人目、新登場の斉藤大地。過去に村主にしてやられたのは自業自得な氣がするが、村主に再會したばつかりに、村主のみならず鎌倉にまで責められたのは同情の餘地があると思ふ。それにしても、鎌倉の罵聲がいよいよ本領を發揮してゐたなあと思はせる回であつた。

今回は、足立・村主、鎌倉・進藤、鎌倉・斉藤と、他の作品での中の人の絡みが腦裡に浮かんで仕方のない回だつた。東田と永田を含めるのを忘れかけてゐたのは内緒。