覺書: install & manage Ruby on Ubuntu/WSL2 (R2.12.18〜)
Ubuntu 20.04 on WSL2 上でrbenvを用ゐてRubyの環境を構築、管理するためにしたことの覺書。
rbenvの導入(舊)
以下本節に記すのは古い情報なので、rbenvの(再)導入の節を參照のこと。
前にやつたときのことを踏まへつつ、rbenvを導入。
- $ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
- $ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
- $ touch .bashrc
- PATHに ~/.rbenv/bin を追加
- export PATH した後に
eval "$(rbenv init -)"
を追加
ここまでやつた後、シェルを再起動する。
rbenvの(再)導入
【決定版】rbenv を使った ruby のインストールを參照し、以下の手順でrbenvを再導入。
- $ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
- $ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
- $ git clone https://github.com/rkh/rbenv-update.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-update
初めて導入する場合、續けて以下を行ふべし。
- $ touch .bashrc
- PATHに ~/.rbenv/bin を追加
- export PATH した後に
eval "$(rbenv init -)"
を追加
ここまでやつた後、シェルを再起動する。
Rubyのインストール
まづ、導入可能なバージョンを確認する。
- $ rbenv install -l
次にバージョンを指定してインストール。
- $ rbenv install 2.7.2 # 2.7.2は今回指定したバージョン
管理下にあるRubyを確認する。
- $ rbenv versions
利用するRubyの變更
rbenvで導入したRubyをglobalに設定する。
- $ rbenv global 2.7.2
which rubyやwhich gemを用ゐて、利用されるRubyが切り替はつたことが確認できる。
install package with RubyGems
以下、RubyGemsを用ゐて導入したもの。
- sqlite3
- RubyGemのsqlite3の導入にはaptのlibsqlite3-devが必要。
更新(舊)
Ruby 3.0.0がリリースされたので、入れてみた。
まづruby-buildを更新。
- $ cd ~/.rbenv/plugins/ruby-build
- $ git pull
その後は、rbenv version で3.0.0が導入可能であることを確認して、インストール。RubyGemsのパッケージもインストール。遣り方さへ分かつてしまへば、割と氣樂といふ感觸。
更新(新)
【決定版】rbenv を使った ruby のインストールに據れば、ruby-updateプラグインを入れておけば、ruby-buildのディレクトリに移動してgit pullするといふ先述の手順を、rbenv update一發で濟ませられる上、rbenv本體と外諸々のプラグインの更新まで出來てしまふとのこと。何てこつた。
【R6.4.26追記】
3.3.1のインストールには、libffi-dev、libyaml-devが必要であつた。うちでは既に入つてゐただけで他にも要注意なものは在り得る。
【R6.5.5追記】
Ubuntu24.04 on WSL2での3.3.1のインストールには、libffi-dev、libssl-dev、libyaml-devが必要であつた。
蛇足
序でにMSYS2でも同樣にしてrbenvを使はうとしたのだが、上手く行かなかつたので匙投げ。