穴拔け日記 (27.1.15)

皇室事項

兩陛下には、5日、御用始につき、侍從長、侍從次長、女官長から御挨拶を受けられた。

兩陛下には、5日、警視廳警衞課長らから新年祝賀を受けられた。

主上には、7日、昭和天皇祭皇靈殿の儀を行はれた。皇后宮、東宮には拜禮。

兩陛下には、7日、離任する駐日アルジェリア大使夫妻を御引見。

主上には、7日、昭和天皇祭御神樂につき、皇靈殿に出御。

秋篠宮竝同妃には、7日、昭和天皇祭山稜に奉幣の儀に臨まれた。

主上には、9日午前10時30分、宮中に於いて、講書始の儀を行はれた。東大名譽教授瑞寶重光章博士(學術)川本皓嗣は「さくさくと――近代短歌を比較文學的に讀む」、政策研究大學院大學長PhD白石隆は「東南アジアの政治經濟と國際關係」、京大名譽教授醫學博士文化功勞者中西重忠は「學習と記憶の腦のしくみ」について進講した。皇后宮、東宮、秋篠宮、秋篠宮妃、佳子内親王、常陸宮、常陸宮妃、寬仁親王妃、彬子女王、瑶子女王、高円宮妃は御臨席。後、兩陛下には、進講者及び進講者控に謁を賜つた。

兩陛下には、13日、日本財團會長笹川陽平らから、「2015年ハンセン病の患者、恢復者、その家族に對する差別の撤廢のためのグローバル・アピール」の開催について、御説明を受けられた。

主上には、14日午前10時30分、宮中に於いて、歌會始の儀を行はれた。御製、皇后宮御歌、竝びに詠進歌が講ぜられた。來年のお題は「人」と定められた。後、兩陛下には、召人、選者、披講諸役及び預選者に謁を賜つた。

兩陛下には、14日、兵庫縣行幸啓について、宮内廳綜務課長から御説明を受けられた。

佳子内親王には、15日、多摩陵、多摩東陵、武藏野陵、武藏野東陵に謁。