フレンズ |
0023 ナツノ
http://www5.plala.or.jp/natuno/brunette/brunette_top.htm フレンズ
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0043 鈴川夕伽莉
http://yaplog.jp/yukarisz 朝を待つ星座
バラックのような古い病棟の隙間
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0059 汐見ハル
http://www3.to/moonshine-world 時の栞
栞をはさんでゆく行為そのものが
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0097 陶坂藍
http://www.keoyon-44.fha.jp/ 耳をすませば
遠く離れ住んでも
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000b 佐々宝砂
http://www2u.biglobe.ne.jp/~sasah/ セフレは募集していません。
居酒屋で三人
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000c 芳賀 梨花子
http://rikako.vivian.jp/hej+truelove/ I was TITO with the chain.
クリスマス・イブにひとりでバーにいる。声をかけられることもなく、ひっそりと飲むことができる夜。いつから、こういうことになったのだろう。私にとって夜はデザート、決して甘くない、むしろ過酷な。煙草はマルボロ、オイルライター、グラスにはワイルド・ターキー。友達になれなかった人の忘れ物。でも、私はバーボンをソーダで割らない。氷は時間をかけて結晶化したやつに限る。パーティーメイカーの憂鬱は地下鉄で脱ぎ捨てた。私は野に放たれたのだ。ティトーのように、すべてを学んできたわけではないが、私はデザートで生きていく。君達は流星群だ。彷徨うこともなく、幾筋もの光の束になる。君達はあの星空に住んでいる。私はデザートを、君達が見下ろす大地を彷徨う。方角を知るために君達を見上げるが、決して君達を呼ぶことはしない。かといって、他のコヨーテも探さない。私は遠吠えもしない。グレイハウンドを出し抜いて、銃砲を欺いて、子羊を狩る。コヨーテは歌う。デザートで歌い続ける。コヨーテは自分の歌う歌を。私は野に放たれたのだ。
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0115 伊藤 透雪
http://tohsetsu.exblog.jp/ 友の手
小さな燭台に灯りを灯し
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(編集 遠野青嵐・佐々宝砂)
(ページデザイン 芳賀梨花子)