嶢 - 漢字私註
説文解字
焦嶢、山高皃。从山堯聲。
- 九・山部
説文解字注
焦嶢、山高皃。『〔漢書〕楊雄傳』曰、泰山之高不嶕嶢、則不能浡滃雲而散歊蒸。嶕古衹作焦。从山堯聲。古僚切。二部。
康煕字典
- 部・劃數
- 山部・十二劃
『唐韻』古僚切『廣韻』五聊切『集韻』『韻會』倪幺切、𠀤音堯。『說文』嶕嶢、山高貌。『前漢・揚雄傳』泰山之高嶕嶢。《註》高也。音樵堯。
又『集韻』亦作嶤。『何晏・景福殿賦』岧嶤岑立。
異體字
或體。
簡体字。
音訓
- 音
- ゲウ(漢、呉) 〈『廣韻・下平聲・蕭・堯』五聊切〉[yáo]{jiu4}
- 訓
- たかい
解字
白川
形聲。聲符は堯。堯は土器を重ねた形。これを竈で燒成することを燒といふ。
『説文解字』に焦嶢なり。山の高き皃。
とあり、山の險峻であることをいふ。
石の多いことを磽といひ、ごろごろすることを磽确といふ。
藤堂
山と音符堯の會意兼形聲。堯は、三土と兀(人の身體)の會意字で、高く盛土をしたやうに高い巨人のこと。嶢は、高い山のこと。
屬性
- 嶢
- U+5DA2
- JIS: 1-54-50
- 嶤
- U+5DA4
- 峣
- U+5CE3