娯樂系感想ログ: ハヤテのごとく!! 2nd season

基礎情報あるいは諸元

各話所感

#1

「マラソン自由形」。第一期からお馴染みの面子の紹介を織り交ぜて、さらつと流した感じ。第1期よりも、かなりあつさりな味附け。もう少しくどくてもいい氣が、個人的にはしますけど何か。

第一期と同じつくりにする必要は別にないけれども、映像という媒體でしか出來ない何かが、今囘はあまり見られなかつた氣がする。第1期は、その點では、やり過ぎといふ位、やつて呉れてゐたからねえ……。

あと、このエピソードを30分に收めてしまふのは、幾ら何でも端折り過ぎな氣はした。キャラ紹介といふ餘分が入つてるのに、肝腎の本筋がコンパクト化されてる、つてのはどうよ? なぞつただけ感が否めず。

期待値が大きいだけに、感想としては、辛辣かも。まあ、今後、第2期らしさといふのがきちんと出てくれば、いいのではと。初囘はそれが未だ見えなかつた、といふところだと思ひたい。

エンディングで思つたのは、ヒナギクはこの先も濫用されるのかな、といふこと。まあ、ぶつちぎりの人氣キャラやからねえ。

#2

「執事とらのあな」篇開始。といふことで三千院家を出た借金執事であつたが……。結局、お孃樣と、飲んだくれ教師と、レンタルビデオショップの店長と共に、曰くありげな地下迷宮へと行くことになつたのであつた。つて、コミックス見ながらでも書けるわ、これ。

取り敢へず、このままコミックス通り(まあ、所々?端折りながら)進むのか、違うルートに進むのか、其の邊はなんとも分らないけども……。まあ、そこはお樂しみといふことで。とはいへ、第一期でやつたところは流石にやらんやらうしなあ……。

取り敢へず先が讀めないので、讀まずに樂しむことにする。

#3

地下迷宮攻略篇。或は幽靈神父登場篇。さもなくば、無敵の生徒會長が愛刀 (但し木刀) を手に入れるの卷。

犬型ロボ退散のくだりのインスパイヤぶりは、第一期を少しだけ彷彿とさせたが……やつぱり演出が地味だな。比べる對象 (=第一期) がすこぶる演出過剰といふのは、否めないけどさあ。

深夜アニメ的には、巨大ロボの掌の上でふんぞり返つたときのソニアのスカートの中が……つてくだりは敢へて入れておいた方が良かつた氣がするけど。まあいいか。大勢に影響ないしw

#4

バレンタインデー篇。

といふことで、注目するべきなのは、ヒナギクだつたり、歩だつたりするべきなのだらうけど、印象に殘つたのは、天然ボケ借金執事の言動に振り囘されてるマリアさん17歳のアレやらコレやら。美味しい所を全部持つて行つたんではなからうか。本人は不本意極まりないと思ふけどw

いや、ヒナと歩のパートも、しつかり出來てゐたと思ふよ。ただ、つひ、ギャグパートに心奪はれた訣で(苦笑)

#5

前半は西沢一樹ルート。後半は……まあ、ぶつちやけ來週(以降)へのつなぎ的扱ひかなあ、これw

いづれにしても、ナギの機嫌がいつにもまして二轉三轉するところを樂しむ、といふのが正解な氣がした今囘。

#6

どこまで進むかこの道を、と思ひながら見てゐたが、そこで切つたか。ヒナルートを一直線に進んで、最後の最後でマリアさん17歳の惡戲心が強制割込み。でも、さてどうなるか、なんて惚けたことは書かない。

借金執事が100萬圓を失つていくところの經過が、原作と異なつたのは、ギャンブルとか、飯代をたかられるとか、其の邊はやはりテレビ的には拙かつた、といふことか? まあ、でも、3分足らずで失ふあたり、流石借金執事w

#7

マリアは案外すんなりフェードアウト。其の後はヒナギク主導でヒナギクルートをひた走り、歩を捲き込み、混迷の度は増すばかり。今回、一旦は收束したけど、まあ、この先どうなるか、原作を讀んでゐれば知れたことなので以下略。

いづれにせよ、今回は、無敵の生徒會長が、自ら喜劇の舞臺に上がつてくるくる踊つた、といふのが適切であり、借金執事やハムは、添へ物といふか、小道具といふか、さういふものであつた印象が濃い。ハムには物凄く惡いけどw

#8

Aパートは、シラヌイがタマをはめるの卷。ナギがタマに仕込んだアレやらコレやらの表現が、ピー音で消される替りに回りくどい表現にされるといふ處置がされてゐたけれど、あれはあれで面白かつた。分るか分らないかが、或る種の踏み繪になつてゐてw

Bパートは、咲夜が伊澄に洋裝させるのを鑑賞するサービスパート、と纏めてしまつて構はない氣がする。あからさまなサービスシーンに、何故か三人娘まで投入されてゐたし。三人娘に關しては、ノリが第一期に近かつた氣がする。個人的には、とても良かつたww

#9

Aパートは、シスター色々大活躍の卷。年上キラーな貸しビデオ屋は、本命の前でのヘタレつぷりが嘘のやうな大膽さを見せたが……どのやうなルートを辿つても、本命ルートだけは辿れないのを實證してみた、とも言ふのではw それにしても、誘拐犯の車の切られつぷりは、なかなか鋭かつた。

Bパートは、飲んだくれ教師の御亂行。被害者は、泉、クラウスと社交會參加の皆樣、そして、戀に戀する17歳のメイド。元兇は、結局、引き籠りお孃樣に諭されて、本卦還りして酒に明け暮れたのだつた。

といふことで、今回は、サブになりがちな人がメインを張り、いつもメインで酷い目に遭ふ借金執事や、そのお孃樣は、添へ物として比較的平穩な時間を過ごしたのだつた。

#10

アテネのCVは川澄綾子、といふのが今回の隱れた目玉、と言つていいのかどうかは知らない。疑問なのは、今期の尺的に、次のアテネの登場は一體いつ?といふことだつたり。個人的な讀みだと、今クールでヒナ祭り祭りにケリをつけ、次クールで下田篇まで漕ぎ着ける、みたいな感じかな?と勝手に思つてるのだが、さて果て。

ともかく、あの回想シーンのハヤテは、既に不幸。本當、骨の髄まで不幸が染みついてゐることw

取り敢へず、今回は歩ルートを無難に進んだ、はずなのだが、最後の邊りはマリアルートに乘つてるのかな?かな? まあ、本人に自覺がないので、どのルートを辿つてゐても、トラブルの元にしかならないのだけども。

#11

ヒナ祭り祭り篇突入。といふことで、基本ルートはヒナギクルートな訣だが、障碍は數多し。借金執事も大變だw

最大の關門(つふかラスボス)は、ヒナギクその人であるが、それをひとまづ置いて、今回登場の關門は、呪ひの人形の首をもいだ咲夜、ヒナの曲解を助長させる果し状を認めた伊澄、そして終盤に登場の瀬川泉、虎鉄兄妹。あ、兄妹といふのは、ネタバレか。まあいいや。

取り敢へず、次回一番氣になるのは、借金執事の運命ではなくて、誕生日を迎へた無敵の生徒會長があの歌を歌つて仕舞ふのか、アニメ的な上手い誤魔化しが入るのか、といふところ。一應、既にヒナギクがカバーしたヴァージョンの例の歌は、ジェネオンからリリースされてはゐるけどもさ。

#12

ヒナ祭り祭り篇二回目。

最初の敵は虎鉄と泉の兄妹だつた訣だが、最大の謎は、泉がいつ借金執事の生徒手帳を手に入れたのか、といふことw 原作通りの確認方法は、TV的に拙かつたのか?

お孃樣を攫はれた頼りないSPの皆さんの言ひ訣は、原作から少し變はつた。でも根本的には同じww

咲夜とワタルは、本當、本線どうでもいいところで祭りを堪能してゐて、結構なこと。まあ、伊澄がはぐれ、ハヤテが逃走したとあつては仕方ないのだが。

無敵の生徒會長は、原作では歌詞が使へなかつたあの歌を、1コーラス歌はされた。そして、見事に、ハーマイオニーが衆目の中を驅けていくシーンと、シンクロ。シンクロ率は果してどんな數字を叩き出したのであらう?ww

その生徒會長の逆襲を受けた三人娘も「時をかける少女」をちやんと歌つてゐたし。さすがアニメw ジェネオンは、三人娘カバー版の「時かけ」をリリースするつもりはあるんだらうかと、餘計なことが氣になつた。

結局、誘拐犯も呪ひの元兇も、お孃樣の怒りに觸れて、敢へなく撃沈。何か、迷子の陰陽師より、效率よくないか?ww でも、御蔭で、ハヤテは危うくヒナギクを放置しかけて……どうにか思ひ出してヒナギクのもとに辿り着いた所でまた次回。

#13

ヒナ祭り祭り篇終局。

2時間半待たされた無敵の生徒會長は、當然の如くお怒りに。まあ、當然。至極當然。惡いのは借金執事

お怒りのヒナギクは、木刀正宗の副作用で感情暴走。伊澄の見立ても結構いい加減。借金執事は、何か、謝つてばかりだな。まあ、惡いのは借金執事なので仕方ないけどw

ナギの危惧は、マリアが完全否定。借金執事の心を抉る程にこれでもかといふ言葉を竝べて否定。しかし、プレゼント云々關係なく、ヒナは戀路に迷ひ込んでゐたわけでありまして。マリアの「非科學的」といふ否定が、この作品中で生じた事象を否定出來た試しつて、さういへば全然ないよなww メイドサーヴァントより、お孃樣の方が、この方面には確實に敏感な氣がする。

最後の最後のオマケは、ブラックなやさぐれハヤテが天こ盛り。本篇の良い感じが臺無しww 次回は、陰陽師の一族と鬪ひますw

#14

冒頭、第2回キャラクター人氣投票の結果發表。なんといふ不意討ちw そして、無敵の生徒會長の人氣の突出ぶりには最早言ふ言葉がない。でも、なんだかんだで、10位以内は、割と安定なのかもと思つたり。新たにランクインしたのは2人やし、その2人とも、第1回では未登場やつた氣がするし。

で、本篇の方は、鷺ノ宮一家の物凄いズレつぷりを濃縮還元100%で映像化。先週までと雰圍氣が一變。違ふアニメになつた、と冗談交じりに言ひたくなるww

次回は、旅行中のトラブルと鬪ひます(第一期風にw)

#15

下田篇開始。今回は辿り着かなかつたけど。

取り敢へず、皆、色々な思惑から、下田に向けて出掛けるのであつたが。執事が獨りになると遲からず不幸が襲つてくるのと同樣、お孃樣も、相當なトラブル招き寄せ體質な氣が、今更のやうにする。そして、それ以上に、いつもはとても頼りになるメイドサーヴァントも、世間に放り出すと、どこかのポンコツメイドよりも役立たずな氣が。メイン3人の明日は大丈夫か?w

取り敢へず、早速のやうにトラブルを自ら招き寄せ、通常の3倍の速さでドツボにはまつたお孃樣は、計劃性のないハムスターに拾はれた。でも、それで安心とはいかないのは最早お約束。歩は、スペックが普通の割には、かなり健鬪してゐるのでは。まあ、この作品は、化け物じみた連中とか、一つの分野に特化したタイプが多いからなあ。

今週は、何か、皆、顏に影がかかつてゐるのが多かつたやうな。まあ、かうもトラブル續きぢやあねえ。

來週も、引き續き旅行中のトラブルと鬪ひます。

#17

下田篇終幕。

無敵の生徒會長は、脛に傷持つ所爲か、いつもの完全無缺ぶりは影を潛め、ハムスターに終始いいように轉がされる始末。この二人の奇妙な關係が、俺は結構好きなのだが、思へばそれはアニメ由來ではないよなw

一方、借金執事は、銀華に攻撃されたり、伊澄の地雷を踏んだり、虎鉄に迫られたり、醉ひどれ教師の所爲でお孃樣を失ひかけたり……まあ、いつも通り不幸のオンパレードと挌鬪。まあ、ハヤテが不幸でなくなつたら、この作品は違ふ何かになつて仕舞ふので、仕方ないかなww

來週は、ホワイトデーのプレゼントを巡るトラブルと鬪ひます。

#18

OP、EDともに交替。OPは、色々なんか良かつたw EDも、これはこれで、といふ感想。

肝腎の本篇は、ホワイトデーと、人の強慾についてのお話w

無敵の生徒會長は、お返しを濟ませた後、そんな状況に嘆息。そんなヒナに相談を持ちかけたのが、借金執事の今回の不幸の始まり? まあ、最大の元兇は、17歳のハウスメイドだと思うけど、ハヤテの言動も、どこかずれてるマリアを誤解させるには十分だつたので、仕方ない、のか?w ハヤテに、妙な言動をさせた天の声が惡い氣もww

その後ヒナギクにばれて叱られたハヤテだが、うん、何か、この二人がとことんまで行き違ふ原因が垣間見られるやうな氣がする。ハヤテも大概なんだが、ヒナの、相手に與へたい印象と、實際の言動のギャップの大きさが、結構なウェイトを占めてゐる氣がして仕方ない。最後の最後も、内心のデレと表層のツンの乖離が甚だしいし。それでこそのヒナではあるけど、おかげで借金執事の不幸が膨らんでいくのは確か。

歩は、ハヤテやヒナに比べれば、本當平穩に、當座の幸福を手に入れたんぢやないかな。アニメ的演出としては、マリアが餘計なことをする直前の、ハヤテと歩のシンクロが受けたw

それにつけても、メインヒロインは本當蚊帳の外ww 次回は、そんなお孃樣の迷子と鬪ひます。

#19

Aパートは、お孃樣が生活改善を志し、大型量販店へお出掛けして、迷子になる話。

Bパートは、咲夜の誕生日事前豫告と、それに伴ふ借金執事の不幸。

ヒナとかハムが絡まないので、第一期に近い感じになつてゐた氣がしたw

次回は、主に伊澄が鬪ふやうな豫感がしますww

#20

神父なのに成佛?といふ冒頭。まあ、原作通りw そして、借金執事は、伊澄に相談に行つて、變なスイッチを押してしまつた。これも原作通り。あれだけ洋裝するのを躊躇した伊澄が割とあつさりメイド服に。これも以下(ry。

ナギがこれにかこつけてワタルを弄る。ワタルのポジションも大概やなw

まあ、前座はこの程度で、いよいよ今回の眞打ち、咲夜……のメイドの千桜登場。尤も、千桜といふことはばれてゐない訣だが。そして、そのメイド魂は實に實踐的。でも何か表層的な氣がするのは俺だけ?ww

そして、除け者にされたマリアは心にわだかまりを。そしてハヤテ相手に遂に爆發。この邊りは、第一期的な感じ。哀れなり、借金執事。

次回は、タマがお屋敷の外の社會と鬪ひますww

#22

ナギと歩の關係も、なかなかに面白い。ナギが負けず嫌ひなのは對象問はずだが、歩の場合、相手がナギの場合に絞られてゐる氣が、と思つたが、よくよく思ひ直すと、ワタルが相手でも割とムキになつてゐたつけかw

もう一つ今回見てゐて思つたのは、マリアは、空氣になつてゐるか、はぶられるか、やつと出て來ても弄られ役になるか、このどれかだなww よくよく考へると、扱はれ方は意外にぞんざい。

次回は、愛沢家で色んな人が色んな相手と鬪ひますw

#23

先週の次回豫告の眞似事を敢へて引き摺つて、誰が誰と鬪ふ羽目になつたか書かうかと。

次回は、ヒナギクが高い所と鬪ひますw

#25

さて、第二期もいよいよ最終回。

そんな最終回のテイストは、若干?第一期のノリ。Bパートは、第二期始まつて以來のオリジナル。しかもかなりコメディテイスト。俺的にはとてもよかつたw 國民的日曜夕方アニメのパロとかww

今回はかなりの不幸と闘つた借金執事だつたが、再び映像作品で、不幸な目に遭ふことはあるのかな。あれば、恐らく見ることになると思ふけど。こればかりは、何とも言へない。

Blu-ray 01

第1話、第2話を收録。

特典映像は、白石涼子+ELISA。うん、まあ、なんかグダグダな氣がした。

Blu-ray 02

第3、4、5話を收録。

特典映像は伊藤静。あのロケーションなら、罐ビールくらゐ飲ませてやつたらよかつたのに、と個人的には思つたw

Blu-ray 03

第6、7、8話を收録。

特典映像は田中理恵。いいのか、あんなことしたりさせたり。どうにも痛々しい感じが拭へなかつた。まあ、いいけど。

インナーパッケージの歩は、前卷までと比べて、なんだかサービス過剰な氣が、なんとなうした。いいのか。まあ、駄目なら賣り物になつてゐないとは思うけどさw

Blu-ray 04

第9、10、11話を收録。

特典映像は、白石涼子再び。無難だとは思つたが、面白味という點では微妙かもしれない。つふか、キャストは澤山ゐるだらう?といふのが一番の突つ込み所w

インナーパッケージは伊澄。まあ、和服だと、こうなるしかないか。

Blu-ray 05

第12、13話を收録。取り敢へず、ヒナギクルートは一旦エンド。

特典映像は伊藤静。それなりな企劃になつてゐたと思ふし、本篇を考へれば極めて妥當なキャスト起用なので、文句を言ふにも言へないww

インナーパッケージは咲夜。絶對、01、02と比べて、サーヴィス過剰になつてる氣がする。まあ、01(ヒナギク)、02(ナギ)でサーヴィスさせても、つてのはあつたのかも知れないがw ところで、咲夜の年齢つていくつやつたつけ??ww

Blu-ray 06

第14、15、16話を收録。

アウターパッケージは三人娘と副會長と書記。インナーパッケージは瀬川泉。背後から、つてのは初めてのアングルやなw

Blu-ray 07

第17、18、19話を收録。

インナーパッケージは春風千桜。完全に書記モードな表情な氣がする。

Blu-ray 08

第20、21、22話を收録。

インナーパッケージはマリア。なんといふか、「正攻法」といふ感じなイラスト。

特典映像は三度伊藤静。白石涼子、田中理恵の企劃よりも、個人的には面白い。まあ、こればかりは嗜好の問題だと思ふけどw

Blu-ray 09

第23、24、25話を收録。

インナーパッケージはハーマイオニー。しつかり落としてくれたものだw

特典映像は田中理恵のクッキング。これまでの二本よりは普通に見れるやうに思へた。まあ、嗜好の問題なので、前の方が好きといふ向きも勿論あるやらうとは思ふ。