娯樂系感想ログ: ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU
基礎情報あるいは諸元
- 放送時期: 2012年Q4
- 放送局: TVO他
- 公式サイト: http://www.hayate-project.com/
各話所感
#1
といふことで第三期ではないと原作者が言ふ3度目のTVアニメ化作品が開始。
アバンとEDの後は3バカと雪路と借金執事。これは來週以降もこのままなのか? いづれにせよ、雪路の扱ひが自業自得とはいへ、酷いw
アイキャッチ代はりのミニコーナーは、デジタルに滅法弱い陰陽師母娘のTwitter談義……。Twitterといふ固有名詞は使へなかつたのか、と苦笑を禁じ得ず。このコーナーも、この二人固定なのか、毎度變はるのか、そもそも今回だけなのか。
某アイドルがちらほら出て來てゐるけれども、歌つてばかりで科白あつたつけ、みたいな。劇場版のときも歌つてゐる所が一寸出ただけやし。アニメで借金執事やお孃樣と絡むことは、ありやなしや?
さて、本篇だが、ナギの駄目つぷりが何だか懷かしい。駄目駄目なナギを演ずる釘宮の聲が何だか懷かしい。(他の役だとこんな駄目な子にはならんからなあw) 本筋については、謎が多すぎて何が何だか。取り敢へず、誘拐犯追ふのに自轉車ごと別の女の子掠ふのはどうかと思つた、とだけ言つておかうかww 鬼モードの借金執事の容赦の無さときたら。怖い。
餘計なことを書くなら、連載が劇場版とか今回のアニメの頃に追ひ附くまで、あと何年掛かるのか、物凄く不安だつたりする。
#2
アバンとエンドタイトルは三バカと雪路と借金執事固定と見て良ささう。しかし、雪路、強いなwwww
CM前後のミニコーナーは、擔當は毎回變はるらしい。今回は日比野文とシャルナ。文ちやんの今後は……どうにもなりさうもないから困るw
某アイドルはアイドルといふより舞臺役者を彷彿とさせる感じがするのだが、本篇にどう絡むのか、絡まないのか……。
で、本篇だが、ナギの妹を稱したルリは、3%くらゐ信じたナギの意嚮でアパートに放り込まれることに。アパートがまだアパートとして機能してゐたことに吃驚したわ。お孃樣が屋敷に戻つてゐるからてつきり疊んだかと思つてゐたのに。西沢のギターとか大爆笑コミックソングの來歴とかはさておく。
カユラが煽つた所爲で、ハヤテはルリと鬪ふことに(實況:千桜; 解説: カユラ)。システマを驅使するルリにハヤテは珍しく苦戰。そして蹴手繰りで反撃して泣かせて他の全員から白い目で。まあ、この執事が不幸なのはデフォルトなので仕方ないw
#3
前説は舞臺變更。三バカと雪路と借金執事は其の儘だが、今回は追加が。そして矢張雪路が酷い目に……つて、其れは後説で、やけども。
CM跨ぎは、伊澄の呆けに心の中で突つ込むナギ。まあ、あれはどうしやうもない。
で、本篇だが、ハヤテに恐怖されてゐると知つたヒナギクは、心優しく努めることにした訣だが、此れが周りを恐怖のどん底に突き落したのでありまして。結局、不幸を招き寄せる執事が解決する役目を押し附けられ、映畫、そして遊園地でのデートと相成つたとさ。
危機を乘り越えデートを樂しく終らせた、と思つたら、最後でデリカシーの無さを露呈して、「地雷處理」を貫徹するハヤテ。全く、この二人は、ねえ……。
#4
語り出すと止まらない。そして好みの相異は如何ともし難い。といふことで、ナギに興味を持たせようとするルリそつちのけで、千桜と、カユラと、お孃樣は、ヲタ談義で火花を散らすのでありましたとさ。それにつけても、千桜の「生徒會書記」としての鍍金はすつかり剥げてゐる氣がする。
#6
前説後説は紫子昔話「浦島太郎」。色々と非道い。
本篇は本筋より、紫子とナギの父親?の回想の方が氣になる感じ。紫子さん、何持つてるんですか、あんた……。
後は、不幸を呼ぶ黒椿とやらの正體も。
ナギとルリの馴れ合ひはどうでも良い、と思つたが、魚肉ソーセージをフォアグラと僞る邊り、ナギも大概……。
#7
前説後説は紫子が……。本眞此の人は。
いよいよ話が動き始めたかなあ、といふ今回。迷子の陰陽師が話に絡んできてシリアスといふかミステリアスといふか、そつちの方向に流れ出した。そんな本筋にはお構ひなく、アイドルのライブを觀に行きたいハムスターが高所恐怖症の生徒會長を卷き添へにしようとしてゐたけれどもw
#9
黒椿により借金執事は女難に次ぐ女難に遭ふ。可哀相、なのか?
それにしても、かなり呪はれたアイテムやな、黒椿。それを欲しがつてゐる謎のお姉さんの正體や如何に。
後、今更な氣もするが、咲夜の髮の色の指定をしたの誰、と思つてゐたりする。いや、繪柄とか他にも色々あるけど、な……。
#10
黒椿に刺されたハヤテ豹變す。そして、第1話冒頭へと。小さい女の子を泣かせたらあかんねんぞ、この借金執事。
このまま一氣に解決篇に突入、になる感じが今のところしないので、やうやく謎の提示が終了、つてところなのかな、みたいな。いや、知らんけど。
#11
謎解き篇。ああ、さういふことだつたのね。
何を書いてもネタバレになりさうなので、これきりにしておくw
#12
冒頭、黒椿の中の借金執事に女裝フラグ。今回はないと思つてゐたので、おお、と思つた。しかしその結末は……話の結末のネタバレになるので止めておかう。
本筋のことを書くのはどうかなあ、といふ氣がするので、枝葉を摘まむと。伊澄、今回はいつも以上に見境なさすぎ。咲夜は完全に伊澄のストッパー(但し效果に疑問の餘地はあり)。マリアはいつも通り強かつた。特殊能力とか持つてゐない筈やのにww ハムスターと書記とカユラは、もう3人1セットと考へて良いのかしら? いや、千桜とカユラは良いけど、西沢はそれで良いのか?
まとめ的なもの
日記では第12話の感想と一緒に書いたのだが、ここでは分けておく。
今回のシリーズは、特に中盤以降は、一話完結の執事コメディとしての「ハヤテ」の側面は弱くて、一續きの話をやるといふのが前面に出てゐたから、原作ファンでも評價は分れるやうな氣はする。作畫云々は扨措き。もつと踏み込んで言ふなら、ハヤテとナギの話ではあるけれども、寧ろナギの兩親の話だつたと綜括して良いと思ふ。實の所、主題が何なのか良く分らない頃もあつたのだが、完結してみると、非常に分りやすい、ロマンティックな話だつた。見せ方が筋に追ひ附いてゐたかどうかは別ですよw