娯樂系感想ログ: とある魔術の禁書目録II
基礎情報あるいは諸元
- 放送時期: 2010年Q4~2011年Q1
- 放送局: MBS他
- 公式サイト: http://www.project-index.net/
各話所感
#1
取り敢へずの導入としてはこんなものかな、と。時系列的には前シリーズの最後からは少し卷き戻つてゐるんだけどな。復習として押へておくべきところは確り押へられてゐた氣がする。OP、EDとも良かつたし。
次回以降の展開と、新たに登場するキャラクタに期待。
#3
前回の上条さんは幸福なんだか不幸なんだか分らないけど視聽者は眼福眼福といふのとは打つて變はつて、シリアス突入。
しかしまあ、原作讀んだときには騙されたと思つたけど、全く良い意味でひどい展開やわこれは。
#5
『法の書』篇決着。今回は御説教よりも拳二發の方が印象深し。
#6
『残骸』篇開始。一部を除いて『超電磁砲』といふ感じがするのは、まあ仕方ない。かうも黒子だらけぢやwww でもまあ、矢つ張り禁書といふ感じの容赦のなさはあるやうに思ふ。
#7
黒子、淡希に逆襲するも……。話のテンポはいいのだが、個々のシーンの意味附けを一見しただけでどこまで理解可能なのかしら、と少し疑問に思つたり。まあ、あれこれ解説附けてテンポが惡くなつても殘念になる氣もするから、難しいところやけど。
といふことで?、『残骸』篇終幕。
#8
まだ療養中の黒子をわざわざ車椅子で連れ出した初春の思惑に少しく惡意がww
そんな些末はさておき、上条さんはビリビリとインデックスへの對處で大わらはといふ感じ。でも大抵裏目に……。今回から登場の吹寄の御蔭で不幸度はプラスされてゐるし。不幸に附いて來てゐるフラグには鈍感上条さんはさつぱり氣附かないから……。
今回はきな臭い部分はチラ見程度で終始したけれど、引きは、次回からはどんどんきな臭くなるよ、といふ感じやつたので、上条さんの不幸もコメディからシリアスに轉移していく筈。
#9
チョイと出て來た婚后光子はさておく。空氣になりつつあるインなんとかさんもさておく。
どんどんシリアスになつて、吹寄も酷い目に遭つてるのに、ビリビリと上条さんだけ切り取るとラブコメになつてる邊りがなんともwww しかし、上条の科白、誤解の上塗りも良いところなりけるのよ。
#10
オリアナと追ひかけつこ。しかし妙に扇情的なお姉さんだことw
後は、娘とその周りをからかふ美鈴。美琴は將來かうなるの? どうなの?
#12
オリアナとの追ひかけつこもいよいよクライマックス。にしても、追ひかけつこで何週使うた?ww
それにつけても、約束すつぽかされ放しのインデックスが何だかほんの少しだけ哀れ。一應メインヒロインの筈やのに。
#14
イタリア旅行に出掛けた不幸絶頂主人公と食ひ意地だけで出來てゐる空氣になりがちなメインヒロインであつたが……。
案の定といふか、またまたとんでもない厄介ごとに卷き込まれてゐるしww アニェーゼ再登場で今回はお仕舞ひ。
#15
アニェーゼの依頼でルチアとアンジェレネを連れ出しかけて海に沈んで引き上げられた超絶不幸な主人公であつたが。今度はアニェーゼ救出の爲に出掛けることに。もう觀光旅行も何もなくなつてる邊りが不幸極まりないww
心の平穩は、ここに來たら五和に求めるしかないかも知れないw
しかし、此奴にこのCVを持つてくるか。豪華ではあるが、ちと勿體ない氣もする。
#16
上条さん、今回はろくに御説教せずに毆つたり十字架でどつかれたり。まあ、あれが相手ぢや、御説教しても仕方ないか。
そして、怪我したので旅行終了。冥土返し直々に歸國命令。流石、不幸主人公。
#17
ビリビリ御坂美琴の罰ゲーム開始。とはいへ、何か自分にまで罰ゲームを科してゐるやうな感じがせでもなしw 或は、罰ゲームになつてない、ともww まあ、上条さんが不幸と感じてゐるから、其の點では罰ゲームなのかな?www
他にもあのキャラやらこのキャラやらが續々と。いや、賑々しくて樂しい。
最終盤の最終信号vs御坂妹でゲラゲラ笑つたところで締めておく。
#18
オルソラの狼藉に遭ふ神裂。もう威嚴も何もあつたもんぢやないなww
御坂妹の出現で上条さんは一層不幸に。いや、この場合、一番割を食つたのは美琴か? 第三者的にはどちらにせよ面白い。
一方通行は終始苛々。まあ、仕方ないか。ストレス要因が多過ぎる。
ここまでは何時になくのんびりムードで終始したが、さて次からは……。
#19
木原クン登場で一方通行大ピンチの卷。一氣にきな臭くなつた。この先どこまで行くのかしらん?
冒頭のサーシャとワシリーサの寸劇もあれはあれでなかなかw
#20
上条さんは最終信号を連れて逃亡、また逃亡。そしてヴェントに見附かつて了つたといふ。不幸此の上ない。
一方通行は何だかんだでやりたい放題。
清涼劑と思つた初春とおまけ(違ふw)の黒子だが、初春もパッタリ倒れて了つたので、おいおいといふ感じ。
#21
冥土返しの病院に來た獵犬部隊の面々は、既に場所を移した冥土返しに脅されたり一方通行にやられたり。この連中も役回りとしては散々なのかもと思つてみる。
他にも電話掛けるシーンが多かつたな、今回は。上条さんと一方通行とか木原と一方通行とか上条さんとビリビリとか。
ヴェントは血を吐いて言ひたいこと言うてゐただけ、といふ印象しかない。あれ、をかしいなあ。
色々あれなので、レールガンを撃ち込む美琴が一番清々しいといふことになつてゐたやうな。あれ?wwww
#22
ヴェント陷落、はまあいいや。今シリーズの上条vsヴェントは少々味氣なかつた。
空氣を讀まずに一方通行vs木原クンの鬪つてゐるところに現れたインデックスは木原クンガン無視で最終信号の治瘉を。久々に存在感があつたと思ふ。メインヒロインにガン無視された木原クンの末路は、まあ、ばらさなくても大體のところは分ると思ふから書かない。
#23
上条さんは惡氣はないのに姫神に要らぬことをして毆られる。まあ仕方ない。其の後の吹寄との會話から、クラス皆して鍋だかすき燒きだかに行くことになるが……此の邊、不幸振りは原作ほどきちんとは描かれてゐなかつたなww
對照的に一方通行は『グループ』に放り込まれ、早速驅り出されることに。まあ、今回の段階では、結標が暴れてた、といふ印象しかないけれどもさ。
#24
一方通行はお仕事完遂の後、「サービス殘業」に。
美琴や妹達も將來はああなつて了ふのか? 酒癖といふ點において。まあ、この感想は小説讀んだだけで書けるんだがw
最後にこのエピソードを持つて來た邊り、第3期を見越してゐるよなあ、としか思へないけれども。さてどうなりますことやら。
小説にはなかつた氣のする、美琴と、黒子+初春のカットがなかなかw
といふ邊りで。
まとめ?
最後の締めが締めなので、いつかどこかで暗部抗爭篇(原作15卷)はやつてくれると信じてゐる。まあ、これは最惡OVAでも仕方ない氣はするけど。上条さんもインデックスもまるで出て來ないからww
神の右席もCVだけの人も合はせると都合三人登場したから、其の邊りもきつちりアニメ化してくれると信じてゐる。
まとめといふより、只の期待になつて了つたが、これにて一往の締めとしておく。