娯樂系感想ログ: 鋼殻のレギオス (TVA)
基礎情報あるいは諸元
- 放送時期: 2009年Q1~2009年Q2
- 放送局: サンテレビ他
- 公式サイト: http://anime.webnt.jp/regios/
各話所感
#1
原作既讀なのでその視點で見ることになるけど、まあ、映像化したら、こんな感じかな、といふラインには乘つてゐると思ふ。後は、原作のどの邊に重點をおいて、展開していくのか、といふのが氣になるところやな。原作の設定が重厚なだけに、どこかに的を絞らないと上手く行かないと思ふので、其の邊りをどう見せてくれるのか、といふのが樂しみ。
初囘は、つかみとしては上手く出來てゐたんではないかな。
#2
爪を隱す積りのレイフォンは結局……まあ、ついカッとなつて?豫定は御破算。
フェリの裏切り者
つて科白はなかなか凄味があつたねえw
#9
見忘れはないものの、書き附けるのを忘れてゐた。
取り敢へずここまで見たところだと、フェリがなかなか良い味を出してる、さういふ感想。三人娘は原作より控へ目といふか、出番少い印象。
リーリンと女王陛下は、まあ、原作讀んだままな感じがする。早いところ本篇に絡んで來ればいいと思ふけど、さてオンエア的にはいつ頃になるのやら。
#11
サービス回? 哀れ生徒會長といふか、でもやつぱり自業自得といふかw
#14
この世界では、お酒は何歳からなんでせう? リーリンは、醉ふと絡むタイプか?ww
#17
取り敢へず話の筋は置いておいて、フェリの表情がヘルメットで見えにくいといふのが、演出上の肝か、と個人的には。あちこちの状況を一番網羅的に把握出來てゐるのは彼女やらうからねえ。さて果て何をどう思つてゐるのか。
まあ、次囘以降で其の邊りが出てくる、とは限らない邊りがアレだが。
#18
リーリンとニーナが邂逅。と書いておけば取り敢へずいい氣がする今回。割と美味しい所をさらふことの多いフェリも、今回は手も足も出ず、といふ感じ。
次回以降、リーリンのターンが續くのか、それともフェリの卷き返しなるのか。まあ、どちらに轉んでも、俺は樂しめるけどw
#21
取り敢へず、今回は、リーリンがレイフォンを平手打ち、といふのに、全部を凝縮していいんではないかと。端折りすぎ?
#22
最終盤にそろそろ突入、な感じであり、何もかも同時竝行に動いてゐる感じであり、ニーナは独りで懊惱、フェリは美味しい所がなく、リーリンは折角遠路はるばる來たと思つたら早速放置、本當何しに來たんだか的な状況。
そのリーリンに對するレイフォンの行動には意表を突かれたといふか、何といふか。何か、らしくない氣がするのは俺だけか?
所感補足
結局#22より後の感想を書かないままにしてしまつた訣だが、一つの文書に纏めるにあたつて、その邊りや、全體的なところを、補完しておかうかな、と。
原作が未だ完結してないのに、アニメは締めなければいけない、といふことで、仕方のない部分といふのがあるのは重々承知して見てゐた訣だが、それでも、最終盤の展開は、個人的には微妙かなあ、といふのが正直なところ。リーリンが持參したダイトを巡るあたりなど、原作をなぞればそれでいいといふ訣でもないだらうけども、あの料理の仕方は、どうにもしつくり來なかつた。
全體としては、まあまあ良い感じであつたと思ふので、締め方が今一つだつたのが、玉に瑕、といふのが、極めて個人的な所感。
アニメ版ならでは、といふのを擧げるなら、フェリであらうか。結構美味しいところを持つていつてゐた氣がする。ニーナが原作よりも「隊長」に徹してゐた、といふのと、三人娘の出番が少なかつたのも、一因ではあらうけど。アニメのキャラクタとして、なかなか魅力的に仕上がつてゐたのではないかと思ふ。
といふところで。