娯樂系感想ログ: 宇宙をかける少女

基礎情報あるいは諸元

各話所感

#1, #2

取り敢へず、どういふ方向に轉がるのかよく分らんけど、何も考へずに氣樂に見れる、さういふ氣はする。裏といふか、細かい設定みたいのは色々ありさうやけど。

#3

反物質砲かよ、おつかねえなww しかし、狙撃手が別に必要つてのは、どういふ仕掛けなの、レオパルド?

いつきの潛入搜査……なんか、あれで分つてない秋葉は、とも思つたけど、何かをパクつてくるときに、邪魔に入つてきた搜査官(=いつき)のことなんかろくに觀察してる餘裕なかつたんやらうな、と好意的な解釋を取り敢へずしておくww

#9

何このパラレル? といふか、別のアニメかと思つたw

前囘までの話について觸れておくなら、いつの間にやら三人組として成立してゐる秋葉、いつき、ほのかであるけども、ほのかは放置すると獨斷專行、いつきは何か無理してる感これあり、秋葉は事態に流されつつ、二人をコントロールするのに四苦八苦、みたいな感じ? あくまで印象だが。

#11

なんとも不穩。ナミはこのまま闇黒面突入?

一方のベンケイホイホイ作戰(何?)の成否は如何にならんや。取り敢へず出て來させるところまでは進んだけれども。

#13

前囘最後で地球に落下した三人娘とレオパルドであつたが……。

いつきはやつぱり苦勞性、といふ氣がした。せめてライター的なものを持つておかうよ。火打ち石あるんならw

そして、地球に取り殘された?人達のえぐさといつたら。どこの未開人だテメエ等、といふ感じw なしてああなつた?

相も變はらず謎の多いほのかであるけども、來週以降で、段々剥がされていくのかどうなのか、其の邊が氣になる。頃合ひとしてはそろそろなのかな、とそこはかとなく思つたまで。

#15

ええと、ここに來てOPが變はるとは思つてなかつた。

本篇だが、秋葉 vs ナミの姉妹對決より、神楽に御執心な感じのほのかの方が氣になつた。話が收束に向ふのは、もう少し先、といふところでせうか。

#16

今週からはEDも差し替へ。OP、EDとも、シリアスモードに移行、といふ印象。まあ、話も段々シリアス調が増してるからねえ。

三人娘+おまけ達がすつ飛ばされた先は木星。そして、どうなつたのかさつぱりであつた、レオパルドのコロニーも木星に。

三人娘の喧嘩云々は、まあ、あんな状況に置かれたんぢや、つひイラッとなるわな、といふ所感。にしても、いつきは本當生眞面目に過ぎるといふか。ほのかは相變はらず訣分らないので、何とも言へないねえ。

ネルヴァルサイドとか、其の邊も見所多かつたと思ふけど、一々書くの面倒。いや、今囘は、割と内容てんこ盛りやつたと思ふ。

#17

桜の纏つてゐたのが、まさか異星人だつたとは。なんか、あまりに唐突だが、まあいいか。これで、三人娘+αは木星圈からどうにかかうにか離脱。ベンケイとつつじが、ここに來てこつそり役に立つてゐるけど、戻つてからはどういふスタンスをとるんやらう、この二人。

一方、ナミは相變はらずのご亂行ぶり。ダメコンビの後を追ひ、避難宙域に登場。したのはいいけど、その頭上には、つてところで以降次囘。

#18

いぢけたレオパルドをどうにかこうにかコロニーと接續させる回。と果斷に縮めてもいい氣がした今回。まあ、流石に縮め過ぎか。でも、あれこれ手を盡くした擧句、最後は、力業で強制接續といふ邊り、なかなかの回り道だつたやうな。

それにつけても、ほのかとその機體が突然ダウンしたり、秋葉が攫はれたり、何がどうなつてゐるのやら、そしてどこに向かつてゐるのやら。回を追ふ毎、混迷も増すこの頃な氣がするが、さて、收拾するのはいつ?

#19

冒頭からベンケイとつつじが漫才?を。本當いいピエロw 良いピエロと言へば、ブーゲンビリアとミンタオのコンビもさうか。今回はいつきの天然に引き回されて、哀れなことにw

エル・スールは忙殺されて人格崩潰。ああ、なんか痛々しい。

攫はれた秋葉のパートは……何か一層えらいことになつてきて以下次回、で濟ませておかう。

#20

秋葉はずつと箱の中。箱の中人達が、なんだかどこかの掲示板の住民みたいな氣がしたのは俺だけ?

つつじは風音に上手いこと使はれつつあり。まあ、かういふ役回りなのはずつと變はらないけどねえ。

#22

取り敢へず羅列したいところだけ。

ほのかはフォンを誘拐。この娘は何といふか、直接的な行動が目立つねえ。

ベンケイは相變はらずの優柔不斷。そしてつつじに掣肘される。風音にいいやうに使はれるつつじ、そのつつじにいいやうに使はれるベンケイ。まあ、どこにゐても、同じやうなポジションか、この二人(一人と一機)は。

そして、高嶺は、いつの間にか正氣を取り戻してるし。戰力的にはこれでかなり増強された?

ネルヴァル一味も大概だが、月の偉い人とか、どこかの工作員とか、あの邊はもつと大概、な氣がするのは俺だけか?

#25

ラスト2回。まあ、色々あつた氣がするけど。

秋葉はイモを優先して叱られた。まあ、その副産物として、神楽が一應まともになり、イグジステンズもこつちについた感じではあるけど。半分とばつちりで、いつきも叱られ、ブー・ミンに至つては本當とばつちり。そんな中、ほのかが誰からも掣肘されないのは何故?w

そんな中、闇黒に囚はれて離れないのは、ナミと、レオパルド(青)。手を組んで地球に砲撃したりとか。そんな中、最後の最後で出て來たレオパルド(赤)は、どういふ意味を持つのやら。

ネルヴァルは、なんだか標的にされて逃げたり、一應應戰して結局あまり戰果があがらなかつたりした感が強いが、惡黨のままで終るのか、なし崩しでいい人になつてしまふのか?

何にしても、どういふ大團圓を迎へるのかは樂しみといふしかない。

#26

最終回。ケリの附け方としては、なかなかのところに落とし込んだと思ふ。

最終的にレオパルド(青)に封じられたレオパルド(赤)を引つ張り出したのは、秋葉の惡罵と蹴りといふのがこの作品らしいところw 無慈悲なシリアス作品なら、お涙頂戴な感じで青ごと消されて終了、だつたかも知れないので、レオパルドは作風に感謝しないといけないww

ナミは最後まで散々な役回り。神楽の説得とやらは、まあ、あれは挑撥にしかならんよねえ。多分、そんなこと氣にもしてないんやらうけど。

つつじが、風音に、最後まで名前を間違はれてゐたのもご愛敬w しかし、つつじとベンケイの「帝國」とやらは、ことが終つてこの先一體全體どうなるのか、そこを見てみたい氣もする。

作品全體について言ふなら、當初豫想したよりも味があつて、なかなか良い作品だつたと思ふ。

Blu-ray vol. 1

第1話擴張版、第2話を收録。

第1話は、どこが擴張されてたんだか、最早分らない。それ以前に、細かいところは全部忘れてゐて、こんな話やつたつけ、と妙に新鮮な氣分で視聽。TVオンエア時、こんなに出來良かつたつけ? まあ、第1話は情報量が多くて、今見たらよく分るけど、的な要素が多いのかも知れないが。でも樂しめたのでそれでよし。

第2話は、それに比べると、割と内容憶えてゐた。

取り敢へずチェックして良ければ視聽繼續、な感じで見始めた本作だが、氣附いたら圓盤が手元にあるといふのが空恐ろしいところ。

Blu-ray vol. 2

第3、4、5話を收録。

いつきがスール學園に潛入するところから始まり、段々と三人娘の構圖がつくられていく過程の段階、と纏めてしまつていいのかな。

全部を見終へてから改めて見ると、オンエア時にはスルーしがちだつた世界觀絡みのあれこれも、面白く見れる。表がコメディタッチでライトでポップで、そこだけつまんでも樂しめるのだが、裏のしつかりしたSF部分を逃す手はないと思ふ。

Blu-ray vol. 3

第6、7、8話を收録。月面でコロニーが亂鬪。そして、レオパルド内部の脅威と遭遇。

第6話は、月の矯正センターに潛入の卷。ラスボス、クロオビについては、もう何も言ふまい。

第7話は、いよいよネルヴァル本格參戰。コロニー落しか。流石サンライズ。サンライズだからこそ出來た、のか?w キャストもキャストなので、尚のこと心躍るパロディ。TV放映時にはそこまで注意が向いてなかつたのが殘念無念。

第8話前半は、三人娘に比べて御姉樣方の強引さが際だつた感じ。そして、レオパルドに棲息する異形どもが次から次に登場。SFなんだか、オカルトなんだか、何なんだか。

BDといふことで、特典は色々なのだが、買つてない人間に紹介するのも癪なので言及しないw

Blu-ray vol. 4

第9、10、11話を收録。

第9話は、本筋とは全然別物なので、敢へて言及すまい。パラレルでも、いつきの苦勞性は全然變はらんのよな。他のキャラも基本はそのままな筈なんだけどなあ。そこが際だつ氣がするのは何故?

第10話は、「ハコ」を巡る話。最初は割とコメディタッチだつたのに、最後はアレイダが襲撃、「ハコ」を強奪と、一轉スリリングな展開に。

第11話は、ミラー泥棒を巡るあれこれ。犯人ベンケイは、つつじとコンビを組まされたが、このときは未だこの後の兩者の力關係は知り得よう筈もなく。ブー・ミンは、ミラー泥棒を捕まへる爲に、自分達が泥棒になるといふ、淺はかさを發揮。そして、秋葉は、捕獲作戰を立案。獅子堂家を擧げて作戰を開始したところあたりで、以降は次話に持ち越し。前話のシリアスから、やや碎けた感じになつた邊りは、この作品らしいのかも、と思ふ。

BD特典は、これまでより若干見劣りした氣がした。氣の所爲なだけかもしれないけど。

Blu-ray vol. 5

第12、13、14話を收録。

第12話は、レオパルドvsベンケイで幕開け。結局ベンケイ側の作戰に乘せられた形になつて、風音の發動したアブソルート・ブレイクスルー・コントロールを、ネルヴァル・エクスクルーシブ・コントロールで上書き、コロニーのコントロールを乘つ取られる。そんなことはさておいて、レオパルドはベンケイを道連れに地球落下を決行。そして三人娘が落下を阻止しようとしてゐる側から、頭腦體だけ脱出といふ手前勝手を行ひ、皆して大氣圈に突入。レオパルドとベンケイがコメディを擔當する一方、獅子堂家とアレイダはシリアスに話を紡ぐ。つつじの本性が際だつて出て來たのは、この回くらゐからかな。

第13話は、地球に落ちた三人娘とレオパルドのあれこれ。原住民に襲はれたり、テラアブダクションに捲き込まれさうになつたりした擧句、桜と合流して、フォンのところに辿り着く。つつじとベンケイは……なんか順應してゐるしw

第14話は、引き續き地球な三人娘と、宇宙側のあれこれ。三人娘は、いつきがフォンを事情聽取した位で、轉變する状況に疲れ氣味な秋葉、心の内がさつぱりなほのかは、特に何をするでもなし。一方、宇宙では、ブー・ミンがニーナに拾はれ、ピザであつさり懷柔される。本當、底邊擔當だな、このコンビ。地球に戻つて、ベンケイとつつじまでが、フォンの所に現れ、それが切つ掛けで宇宙に戻る算段が開始といふところで持ち越し。

今まで裏でこそこそやつてたネルヴァル側が、遂に表に出て來て、皆大變、といふ卷であつたが、三人娘の周邊は、何故かシリアスにはあまり關はらず、コメディ調で話が進展。そこから切り離されたところはシリアス展開で、皆酷い目に遭つてゐる、といふ印象。

パッケージイラストを飾るナミについては、アレイダについて行つた、位で、惡行に手を染めるのは次卷以降なので、取り敢へずスルーw

Blu-ray vol. 6

第15、16、17話を收録。

ナミの御亂行、いよいよ開始、といふ邊り。力を與へられて、やりたい放題。

三人娘+αは、あつちに行つたり、こつちに行つたりと大忙しだつた印象。おかげで氣分も荒れ氣味。落ち込むいつきと首無し鎧のミスマッチは、再び見てもやはり可笑しかつたw

パッケージイラストを飾るブー・ミンは、相變はらずな扱ひ。使ひ走りをさせられるわ、その後を敵につけられるわ……。特典映像でも、何だか可哀相だつたが、まあ、與へられたポジションなので、仕方ないわなw

Blu-ray vol. 7

第18、19、20話を收録。

パッケージを飾つたつつじの獨斷專行がいよいよ地に足着いてきた感じ。まあ、風音相手ではまだまだだが。特典映像でも、我が道をいくつつじが凝縮されてゐた、そんな印象。

三人娘は前卷までと打つて變はつてバラバラ氣味。ブー・ミンといつきの扱ひの差には、最早笑ふしかない。何となくだが、ブーは、ミンと一緒にならなければ、別の道が開けたんぢやないか、などと少し思つてみたり。根據はない。

ブーとミンが妙なところで目立つてゐるので、交通課の二人組が、最初期に思つてゐたよりも、餘り目立たないよなあ、と、久々?の登場を見て思つた。もつと色々させたら面白かつたかも知れないと思ふが……まあ、尺もあるし、かうしたら、といふのを擧げると切りがないのでやめ。

Blu-ray vol. 8

第21、22、23話を收録。

コメディ要素が今までよりも薄い、そんな印象。まあ、イモがああいふことになつてゐたからねえ。最終盤までの繋ぎと謎解きの要素が強いとも思へる。

パッケージは風音と桜。これで五人姉妹は全員登場した訣か。最終卷がどうなるのか、少し氣になるところではある。

Blu-ray vol. 9

第24、25、26話を收録。

まあ、綺麗に纏まつた、といふのが通した感想。改めて見て、神楽とナミは、本當、相性最惡、だと再認識。つふか、神楽のあの性格には、なかなか順應出來る人間、少ないんぢや?

コメディテイストと、SF的な要素とが、上手くバランスした作品だつたといふのが俺の評價。キャラの繪柄から受ける印象よりも、SF的な部分が確り出來てゐたのが好印象。つふか、そこが出來てゐればこそ、見續けた訣で。

パッケージは三人娘とレオパルド。まあ、とても妥當だと思ふ。