三重縣人チェック
さとみかん(既に消失)經由ご当地の踏み絵の三重縣版に取り敢へず囘答を試みた代物。一應囘答したものの、質問項目の殆どは伊勢國人向けであるので、伊賀國人の支配人としては辛いと言ふか、詰らないと言ふか。
質問項目及び囘答
- 毎月1日になると、「赤福」本店前に並び、朔日餅を買うのが楽しみだ。
朔日餅なるものがあるらしいといふのは耳にしたが、買うたことも食べたこともない。
- 携帯のストラップは、「赤福」のキャラクター“赤太郎”である。
違ふ。
- うどんは真っ黒いタレに和えて食べるのが普通だと思っている。
-
普通は出汁に使つてゐるといふ認識。伊勢うどんは伊勢うどんで美味しいけれども。
- コシのあるうどんはうどんではない。
敢へて香川縣民に喧嘩を賣る動機は儂にはない。
- うどん同様、蜜団子の蜜も真っ黒じゃないと気が済まない。
蜜團子といふものをよく知らないので何とも。
- 鳥羽水族館の2頭のジュゴンの名前を知っている。
知らない。そもそも今も二頭ゐるんだつけ?
- 玉出しの時期になると、貝柱を食べるのが楽しみだ。
別にそんなことはない。
- 「み」の字そのままの県章は、どうかと思う。
他所のと見比べると、別にそこまで惡い部類ではない氣がする。
- 鳥羽湾納涼ナイトクルーズでライトアップされた龍宮城から花火を見たことがある。
ない。
- 沢村栄治の出身地であることは誇りだが、巨人は好きではない。
最近とんと野球への興味が薄れてしまつて……(汗)
- 近鉄がないとやっていけないが、JRはあまり実用的な交通機関とは言えないと思う。
前半は言はずもがな。後半は、大阪に行けばJRを利用するのでさすがに贊成しかねる。
- 三重会館の一階のベンチに座っていたメリーさんを見たことがある。
メリーさんて誰?
- 机はつるもの、車はつむものである。
然り、然り!
- 外国といえば、「パルケ・エスパーニャ」だ。
なんでやねん。
- 三重県のイメージキャラクターがクレヨンしんちゃんなのは腑に落ちない。
誰が何時、かの幼稚園兒を本縣のイメージキャラクターにしたのか教へて下さい。
- 三重テレビを見ていると流れてくる「ながたやだーながたやだーながたやだーながたやだー」のメロディーが脳裏に焼きついている。
三重テレビ滅多に見ないから腦裏に燒き附きやうがない。
- 岩下志麻と中尾ミエを応援している。
否。
- 「1都1道2府43県を全部言え」と言われたら、一番最初は東京ではなく「三重」と答える。
どちらも否。全部列擧するなら不本意ながら北から順番に竝べた方が漏れがなささうなのでさうする。多分東北乃至關東邊りで幾つか忘れる氣がするが、それは別の話。
- 素潜りの出来ない女は嫁とは認めない。
否。伊賀國内なのでくノ一限定とかいうてみたいが……w
- 津の発音は「つぅ」だ。
同意。
- 松阪は「まっっぁか」だ。
俺の中では微妙に違ふが、心は分る。
- そしてその松阪を「松坂」とよく間違えられるのはおおいに遺憾である。
別に。
- さらに松阪を「まつざか」と発音されるとむかつく。
むかつきはしないが、何か根本的に違ふとは思ふ。
- 地元民からさえすっかり忘れ去られていた大黒屋光太夫の名を全国に広めてくれたゴルバチョフ元大統領には深い愛を感じる。
ゴルビーがそんなことしてたとは寡聞にして知らず。
- それなのに、ちゃっかり「光太夫饅頭」を作るあたりは抜け目がないと思う。
いよいよもつて何の話か分らず。
- 名張は大阪にやってもいいと思っている。
-
名張市民的に答えると、やつてもいいなど、まるで厄介ものみたいに言いやがつて、無禮な、といふことになる。
昔は大阪市(あくまで市であつて、府ではない)に編入された方が良いといふ冗談も言うてゐたが、近年の大阪政界のアレつぷりを見ると、そんなことはとても思へない。
- スピリットは関西だが新聞はチューニチだ。
中日新聞は朝日と同等以上にアレなので……(遠い目)
- 昔「三重まつり博'94」に行き、何だかハジケきれてない印象だけ受けて帰ってきたことがある。
抑も行かなかつたので。
- ”〜やね””〜やなぁ””〜やん””〜だぎゃぁ””〜やけん”と友達によって語尾が違う時がある。
ない。
- 年配者にジャスコのことを聞くと「岡田屋」と訂正される。
されない。
- 伊勢戦国時代村は安土桃山文化村に改名するという小細工を使ったが正直無理があると思う。
今調べたら「伊勢忍者キングダム」になつてゐたので、もう何が何だか。
- 旧伊勢戦国時代村の住所が実は伊勢市でなく度会郡であったことは極秘だ。
そんなこと言うたらTDLはどうなるの?
- 「こんなん出来やんやん」のように県外で「やん」を二回続けて使うとほぼ確実に指摘され馬鹿にされるのが解せない。
個人的にその用法は使はないので、詰り馬鹿にされるのか否か分らないのでなんとも。
- 23号沿いにある「ギロチン工場」が気になってしかたない。
なにそれ。
- しかし大山田団地から名古屋への直行バスを出しているのは許せない。
そんな不寛容なことは言はない。
- 鳥羽一郎の「兄弟船」の歌碑の前で記念写真を撮ったことがある。
ない。
- 石油コンビナートの煙突の白い煙が雲につながってるのを見ると綺麗な白だぁと感動する反面雨が怖い。
コンビナートをちやんと見たことないからなんともよう言はん。
- ものごとすべて、伊勢神宮のおかげである。
全くの否定も肯定もしかねる心境。
- 三重テレビのCMといえば大観音寺とルーブル美術館だ。
見ないから知らないつてば。
- かえるのかんぴんたんは全国共通の名詞だと思っていた。
「かんぴんたん」は使はんので……。
- 近鉄線で名古屋、大阪に直で行けるのが実は自慢。
別に自慢ではないが、便利ではあると思ふ。
- パルケエスパーニャという単語を聞くと、風景より「♪えすぱぁ〜にゃぁ〜」というテーマソングが頭をよぎる。
なんとなう同意。
- 国際秘宝館の伊勢館は、気になるが入る勇気がない。
惡友の御陰で入つた。
- 赤福氷を食べないと夏を実感できない。
さういふことはない。暑いときに食べれば美味しいとは思ふが。
- 志摩スペイン村のパレードで、ダンサーに引き込まれ、一緒に踊らされた経験がある。
ない。
- しかし割り切ってしまえばそれもそれでなかなか楽しかった。
ないものを樂しいとか樂しくないとか言ふこと能はず。
- 四日市は、オーストラリアからの羊毛の輸入量が日本一、自販機の生産量が世界一、マンホールの鋳造が世界一と、妙なものの記録があるのを中学で習った。
そんなこと習うた憶えはない。
- ぶらじる丸に乗って、がっかりしたことがある。
乘つたことがない。
- F1と8耐ウイーク中は鈴鹿に近づきたくない。
まあ、心は分る。
- 四日市競輪の5歳の女の子が2人で競輪行こうよと歌うCMソングはありなのかと不安に思う。
そんな CM 聞いたことも見たこともないので判斷不能。
- 天むすは、三重県が発祥の地であることを公に広めたいと思っている。
そもそもそんなこと知らなかつたよ。
- ぶらじる丸に乗って、がっかりしたことがある。
乘つたこともがつかりしたこともない。
- おやつといえば、カレー焼きと蜂蜜饅頭。
いいや。
- そして「ぱんじゅう」も欠かせない。
正直わからない。
- 熊野の花火大会は自慢。
熊野の人でもなく、抑も見たこともないので。
- 人生最大にして必須の目標は、熊野詣である。
詣でたことはあるが、最大にして必須とまでは思はず。伊勢參りは最大ではないが必須。
- 「赤福」と「御福」の見分けがつく。
御福をちやんと知らないので今のところ見分けはつくまい。
- お仏壇のかざりやのCMはいつも無理矢理だ。
知らないものの判斷は不可能。
- それは肉の丸よしにも同じ事が言える。
同上。
- 学校が午前中に終わる日の事を「早よ帰り」という。
そんな憶えはないんやけど……。
- 赤福は大好きだが、へんば餅も捨てがたい。
-
赤福は確かに美味である。殘念乍らへんば餅は知らない。
銘菓ネタが伊勢方面 (といふか赤福) に集中してゐるのはいまいち面白からず。名張饅頭は兔も角、かたやき位引き合ひにしたつてよささうである。
- もくもく手作りファームで、牛の乳搾りをしたことがある。
行くには行つたが、乳搾りはしたことない。
- 上野市の「忍者装束議会」にはかなり抵抗がある。
名張市民的には、上野を莫迦にするネタが増えたので寧ろもつと阿呆なネタをやつて欲しい、と思つてゐた。
- 津観音が日本三大観音のひとつと知り、心底驚いた。
今知つて驚いたが、津觀音に詣でたことが抑もなかつたことを思ひ出して以下略。
- 小学校・中学校では「机つり」という名の掃除当番があった。
机つるだけで他何もしなくていいのですか? 流石にそれはなかつたと思ふが。
- でも、松尾芭蕉の出身地だというだけで、無理やり俳句を作らされた市会議員はかわいそうだと思う。
芭蕉翁の出身地といふことを宣傳してゐるんやから、仕方ないでせう。可哀想とは思はぬ。そんなこと言ひ出すと、名張市會議員は江戸川亂歩よろしくミステリーを發表する義務を負ふのかしら。それは流石に辛いかも知れぬな。
- 子どもの頃、 パール劇場でまんが映画を観たことがある。
ない。そもそも何處。
- 松阪市内でピンクおばさんに遭遇したことがある。
ない。そもそも松阪市内でうろうろしたこともないし。
- 二軒茶屋餅が好き。
食べたことがないので好惡を言ふのは無理。
- 東海地方に属しているが、スピリッツは関西人だ。
伊賀も名張も近畿地方なので……。
- 三重が東海地方だということは、全国的にほとんど認識されていないが、自分でも東海か近畿か、アイデンティティーを確立できずにいる。
三重縣は三重縣でいいのでは。
- 自慢は鈴鹿サーキットと長島スパーランドのスチールドラゴンだが、このふたつが三重県にあるということをあまり知られていないのが悔しい。
本當に知られてゐないのか否か、さつぱり分からない。
- 牛といえば、神戸牛より前沢牛より、松阪牛が日本一だと思っている。
日本一かどうかまで知らないが、神戸牛よりは吾の印象としては上でせう。前澤牛といふのはよく知らないのでノーコメント。
- 小泉首相がくると事件が起こる。
何か起つたんやつけ?
- ジャスコの1号店であるジャスコ四日市店が閉店してしまったことに一抹の寂しさを感じている。
別に。
- JR大阪駅のキオスクでも売上No.1の赤福は自慢だが、生姜板は少し恥ずかしい存在。
なんでJR大阪、近鐵上六で赤福を賣るのか大いに疑問。生姜板は知らん。
- 人間関係の基本は「おかげさま」スピリッツだ!
さういふ認識はない。
- まつかさ餅の上に付いている米粒の存在意味がわからない。
見たことすらないので意味は當然知らない。
- パワーセンター松阪の駐車場に深夜近づく人は恐いもの知らずだと思う。
そんなにおつかない所なら行かないでおかう。多分行くこともないだらうけど。
- 「○ミエTV・おしえて三重奏」の正しい読み方を知っている。
今考えた讀み方で合つてゐるのかどうなのか。
- 桑名でみたらし団子といったら「大黒屋」である。
知らないよそんなこと。
- 桑名の石取り祭りは、日本一うるさい祭りだと思う。
行つたことも見たこともないので判斷しかねる。
- 明日、あさって、の次の日は、ささって。
その用法は使つたことがない。
- 「33」そのまんまの三重テレビの社章はあんまりだと思う。
抑も三重テレビの社章なんて知らない。
- ぎゅーとらのコロッケが実は大好き。
例によつて好き嫌いの判別不可能。
- イチゴ大福が三重発祥だということはあまり知られていないのが悔しい。
知らなかつたよそんなこと。機會があれば流布するが……あまりなささうである。
- 県外で「三重ってどこにあるか知ってる?」って聞くとたいてい知られていない。
今のところ三重縣がどこか説明させられたことはない。どこにあるか知つてるかなんて訊かない。知つてるのが當然と思つて話す。知らなければググるなりなんなりして下さい。
- 北勢地区に住んでる人は自分を名古屋人だと主張する。
北勢に知り合ひゐないから正否を判斷しかねる。
- 「いなべ」を漢字で書ける。
員辨くらゐ書ける、筈。
- ベビースターラーメンを作っている会社(おやつカンパニー)が三重県にあるのが自慢。
それは偶にネタにする。
- だ行をや行で発音する。
斷定の助動詞「だ」が「や」になるといふのなら、同意。
- 三重県地図と日本地図の本州を間違えたことがある。
ない。
- 大きな声ではいえないが、五十鈴川の鯉をいじめたことがある。
ない。
- 四日市出身であると言うと、「ああ、ぜんそくの」といちいち言われるのが憂鬱である。さらに、その時たまたま風邪をひいていただけでぜんそくだと勘違いされると更に憂鬱になる。
俺は四日市出身でないので。
- 牛乳といえば、大内山牛乳だ。
雪印買ふ位なら。
- 御在所の冬の楽しみと言えば、なんといっても「樹氷と氷瀑」だ。
御在所行かないので知らぬ。
- 長島や木曽岬にも「輪中」があるのに、輪中は岐阜県の特徴のように社会の教科書に書かれていて、腹が立ったことがある。
そんな記述になつてゐるんですか。知らなかつた。それはちと拙いやらうねえ。
- 閣僚や皇族が伊勢神宮参拝するとき、「三重に産まれてよかった」と心底思う。
-
支配人の生國は和泉なので生まれてよかつたといふ感想はあり得ない。
それはさておいても、皇族方や國家の大臣が神宮參拜の為來縣されるのは好い事であると思ふ。
- おもちゃのダイコクヤのCMの「幼心と書いて“ロマン”と読ませます」のフレーズはちょっとどうかと思ったことがある。
そのCM知らんし。
- 「ハーティートリップ!」とふられると、自然に「三重交通〜」と続けてしまう。
否。
- 新宮市は意識の上では三重県だ。
寧ろどうして熊野や尾鷲を三重縣に入れたのか、そのあたりの經緯がさつぱり分からない。
- 夫婦岩のペナントを持っていた過去がある。
ない。
- アワビと伊勢エビは、自慢の名産品だが、久しく食べていない。
久しく口にした覺えもなければ、自慢の名産品といふ感覺もない。伊勢エビより鮑が食べたいねえ。
- 真珠王、御木本幸吉と天照大神を尊敬している。
-
畏くも皇祖は尊敬といふより信心の對象。
御木本翁はなるほど縣民として尊敬に足るであらう。
- 「あこぎ」の語源だといわれている平治は、決してあこぎな人なんかじゃない!と声を大にして言いたい。
平治つて誰?
- でも最初に平治煎餅を笠の形にして売り出そうと考えた阿漕の商人は、やっぱりあこぎかもしれないとも思う。
だから知らぬといふに。
- 他府県人と話をするとき、日本一短い地名の県庁所在地「津市」のことを会話のネタに盛り込む。
-
短いといふのでネタにしたことはない。
昔横文字表記を TsuでなくZにして世界一短いと言ひ張るなんてネタがあつた覺えがあるが、その後どうなつたんでせう。
- 二見シーパラダイスのアザラシにアッカンベーされたことがある。
ない。行つたこともない。
- 先祖をたどれば忍者がいる。
ゐても不思議はないと思ふが、皆目分からない。
- 「伊勢湾台風」のドキュメンタリー映画やアニメで、弥富や名古屋市港区などの愛知県ばかりが取り上げられることに合点がいかない。
ドキュメンタリーなどを見たことないが、實際さうなのであれば、實に本縣を莫迦にした話であると思ふ。
- 東海道五十三次で、四日市がなにも無いところのように描かれているのが不満だ。
いいや別に。
- アンナミラーズが井村屋系列と知ったときは驚いた。
アンナミラーズて何さ。
- 四日市祭りになぜ人が集まるのか理解不可能な、生活が石取祭り中心の桑名市民。
設問の意圖が分らない。
- 「伊勢へ来るなら津へおいで♪」というフレーズが頭の中に染み込んでいる。
全然。
- おかげ横丁は笑って見逃すが、伊勢戦国時代村は恥ずかしいと思っている。
戰國時代村には行つてないので判斷出來ないが、確かに餘り佳い印象はない。
- 竜宮城を模したデコラティブな船で、鳥羽湾めぐりとイルカ島コースを巡ったことがある。
ある。
- 無礼講といわれる「潮かけ祭り」で無茶をして人間関係を損なったことがある。
抑もそんな祭りは知らぬ。