春
語解
- 四季の一。自立春至立夏前日。
- 要は、まだ寒い頃から、そろそろ暑い頃までをいふ。
雜説
春はあけぼの
と言うても、春眠不覺暁
とも申すとほり、やはり早起きなど出來ぬ仕儀である。暖かい、といふけれど、未だ肌寒いか、もう暑いかといふのが大概の樣な氣もする。花は美しく咲けど、たちまちにしてしづ心なく
散る。尤も何時までも咲いてゐたのではあまり有り難みもなし。といふところで矢張眠い。
春はあけぼの
と言うても、春眠不覺暁
とも申すとほり、やはり早起きなど出來ぬ仕儀である。暖かい、といふけれど、未だ肌寒いか、もう暑いかといふのが大概の樣な氣もする。花は美しく咲けど、たちまちにしてしづ心なく
散る。尤も何時までも咲いてゐたのではあまり有り難みもなし。といふところで矢張眠い。