娯樂系感想等: 亜人ちゃんは語りたい(TVA) #2

今回はデュラハン町京子の回。我らがヴァンパイア小鳥遊ひかりとは打つて變はつて控へ目で禮儀正しい子である。

ともかく首と胴體が別々といふのがあらゆる難儀の元になる子なので、貧血傾向で暑さに耐性がないヴァンパイアに比べても大變さう。新幹線に頭だけ乘り遲れるとか、想像するだに恐怖しかない。

穩やかな子なので表情も穩やかよね。比較對象が、惡い顏をするヴァンパイアなので、ちやんとした比較になつてゐない氣もするが。しかし、穩やかではあるが膽は存外(?)坐つてゐるやうに思ふ。高橋に頭を抱いて貰つたり、ひかりの差金があつたとはいへデートに連れて行つて貰つたり。

立派な體格の成年男子が可愛い少女の首だけを抱へてゐるところは、繪面として物凄いものを見た氣がしたけどね。頭だけ連れてお出掛けのシーンは、それよりも、首をずつと持ち歩くのは大變だらうなあ、といふ感想が先に立つてしまつた。他人の頭の扱ひとかとても氣を遣ひさうだし、落としたときのことなど想像するだけで恐ろしいし。現實には他人の頭だけを連れて出掛けることなんか出來やしないので、そんなことを心配しても仕方ないのは分かつてはゐるんだが、ねえ。

後、京子が寝るときに首を入れた家みたいなあれ。どうして屋根が附いてゐたのか、とても氣になる。