外轉第十三 - 廣韻私註・韻鏡轉別索引
屬性
- 開合
- 開
- 攝
- 蟹
- 備考
去聲寄此
と註し、入聲の欄に去聲夬韻を配する。
本圖
聲調 | 平聲 | 上聲 | 去聲 | (入聲) | |||||||||||||
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韻 | 咍 | 皆 | 咍 | 齊 | 海 | 駭 | 〔1〕 | 薺 | 代 | 怪 | 祭 | 霽 | 夬 | ||||
等呼 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | |
唇音 | 清 | 䪹 〔2〕 |
篦 | 㤳 〔3〕 |
㪏 | 〔4〕 | 閉 | ||||||||||
次清 | 𡜊 | 批 | 啡 俖 〔5〕 |
䫌 | 㤄 | 媲 | |||||||||||
濁 | 𤗏 | 排 | 鼙 | 蓓 | 〔6〕 | 陛 | 偝 〔2〕 |
薜 | |||||||||
清濁 | 埋 | 迷 | 䆀 | 米 | 䆀 | 謎 | |||||||||||
舌音 | 清 | 𪒴 | 𪘨 | 氐 | 等 | 䍉 〔2〕 |
邸 | 戴 | 媞 〔7〕 |
㿃 〔8〕 |
帝 | ||||||
次清 | 胎 | 搋 | 梯 | 㘆 | 體 | 貸 | 跇 〔8〕 |
替 | 蠆 | ||||||||
濁 | 臺 | 題 | 駘 | 徥 〔2〕 |
弟 | 代 | 蹛 〔8〕 |
第 | 𦤧 〔9〕 |
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清濁 | 能 | 摨 | 泥 | 乃 | 禰 | 耐 | 褹 | 泥 | |||||||||
牙音 | 清 | 該 | 皆 | 雞 | 攺 | 鍇 | 𪂍 〔2〕 |
漑 | 誡 | 猘 〔8〕 |
計 | 犗 | |||||
次清 | 開 | 揩 | 谿 | 愷 | 楷 | 啓 | 慨 | 烗 | 憩 〔8〕 |
契 | |||||||
濁 | 隑 | 𪙏 | 偈 〔8〕 |
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清濁 | 皚 | 𩂢 | 倪 | 騃 | 掜 | 礙 | 𦗐 | 㓷 〔8〕 |
詣 | ||||||||
齒音 | 清 | 哉 | 齋 | 齎 | 宰 | 濟 | 載 | 瘵 | 制 〔8〕 |
霽 | |||||||
次清 | 猜 | 差 | 㹗 | 妻 | 采 | 茝 | 泚 | 菜 | 〔10〕 | 掣 〔8〕 |
砌 | 啐 〔11〕 |
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濁 | 裁 | 豺 | 齊 | 在 | 薺 | 在 | 𤡧 〔2〕 |
嚌 | 寨 〔9〕 |
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清 | 鰓 | 崽 | 西 | 諰 〔2〕 |
洗 | 賽 | 鎩 〔2〕 |
丗 〔8〕 |
細 | 𠱡 | |||||||
濁 | 栘 〔2〕 |
灑 〔12〕 |
逝 〔8〕 |
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喉音 | 清 | 哀 | 𢰇 | 鷖 | 欸 | 挨 〔2〕 |
𠯋 | 愛 | 噫 | 䋵 〔8〕 〔13〕 |
翳 | 喝 | |||||
清 | 咍 | 狶 | 醯 | 海 | 儗 | 譮 | 〔13〕 | 㰥 〔2〕 |
䜕 | ||||||||
濁 | 孩 | 諧 | 兮 | 亥 | 駭 | 徯 〔14〕 |
瀣 | 械 | 蒵 | 㕢 | |||||||
清濁 | 頤 〔2〕 |
佁 | 贀 〔2〕 |
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半舌音 | 清濁 | 來 | 唻 | 黎 | 𨦂 | 攋 〔2〕 |
禮 | 賚 | 例 〔8〕 |
麗 | |||||||
半齒音 | 清濁 | 荋 〔2〕 |
臡 〔15〕 |
疓 〔16〕 |
疓 〔16〕 |
- 註1
- 底本は韻名を示さず空欄とする。『磨光韻鏡』は海韻とする。註12のとほり灑を殘置するので、空欄としておく。
- 註2
- 『磨光韻鏡』の增補。
- 註3
- 底本は俖を配するが、『磨光韻鏡』と同樣に替へて㤳を配する。
- 註4
- 底本は拜を配するが『磨光韻鏡』は刪る。なほ、底本、『磨光韻鏡』ともに外轉第十四の同位置に拜を配する。
- 註5
- 底本は啡(『廣韻・上聲・海』匹愷切)を配し、『磨光韻鏡』は俖(『廣韻・上聲・海』普乃切)を配する。兩字は『集韻・上聲上・海第十五』に同音(普亥切)。
- 註6
- 底本は罷を配するが『磨光韻鏡』は外轉第十五の同位置に配する。罷に『廣韻・上聲・蟹』薄蟹切の音があり、『磨光韻鏡』の配置が妥當。
- 註7
- 『磨光韻鏡』は媞を配し、朝懈切とする。『五音集韻・去聲卷第十・怪第十三』に見えるが、『五音集韻』は『廣韻』206韻を160韻に纏めてをり、配置の當否は不詳。(反切下字の懈は『廣韻』では卦韻。)
- 註8
- 底本は本轉・去聲三等に祭韻の字を配するが、『磨光韻鏡』は外轉第十五・去聲三等に遷す。
- 註9
- 底本は本轉に配するが、『磨光韻鏡』は外轉第十四に遷す。
- 註10
- 底本は瘥を配するが『磨光韻鏡』は外轉第十五の同位置に配する。瘥に『廣韻・去聲・卦』楚懈切の音があり、『磨光韻鏡』の配置が妥當。
- 註11
- 『磨光韻鏡』は刪る。啐は『廣韻・去聲・夬』倉夬切。古今文字集成は清母とし、反切上字の倉も清母の字だが、『五音集韻』は穿母とする(反切は同じく倉夬切)。『磨光韻鏡・四十三轉輕重字母定局』では穿母の位置。配置が妥當か否か判斷不能。
- 註12
- 『磨光韻鏡』は刪る。灑は『集韻・上聲上・薺第十一』時禮切、聲母は常母。『磨光韻鏡・四十三轉輕重字母定局』では常母の位置。『磨光韻鏡』は上聲三等を海韻とするが、底本は韻名を空けてをり、海薺兩韻に跨がる意と解すれば、底本の配置を誤りとはし難い。故に殘置する。
- 註13
- 底本は䋵(於罽切、影母)を喉音清(曉母)・去聲三等に配するが、過誤と思しく、喉音清(影母)に遷す。また底本は䋵を外轉十五・喉音清(影母)・去聲四等に重出する。
- 註14
- 底本は傒とするが、兮と同音。『磨光韻鏡』と同樣に替へて徯を配する。
- 註15
- 『磨光韻鏡』は外轉第十四・平聲三等に遷す。
- 註16
- 底本は一等に、『磨光韻鏡』は三等に配する。