故實抄録 社會 (平成14年)
4月
4月7日 (日)
- 大阪府知事選擧で太田房江が再選。
- 名張市長選擧で亀井利克が當選。
4月19日 (金)
- 參議院議長井上裕が辭表を提出。22日附で辭職。
4月22日 (月)
- 佛大統領選擧決選投票に極右政黨の候補が殘る事態に。
4月30日 (火)
- ムネオハウスの一件で祕書らが逮捕。本人を逮捕せよとか云々。
5月
5月10日 (金)
- 瀋陽領事館人攫ひ事件で館内にまで中共武裝警官が上がつてゐたらしいとかそれが氣に入らないとか云々。
- 雪印牛肉僞裝事件で逮捕者。
5月24日 (金)
- IWC總會閉幕、で云々。
6月
6月4日 (火)
- サッカーW杯、對ベルギー戰。結局同點で云々。
6月9日 (日)
- サッカーW杯、對露西亞戰、で勝利。
6月14日 (金)
- サッカーW杯、長居で對チュニジア戰。サボりたくない講義のため觀戰出來ず。決勝トーナメント進出決定には大滿足。
- 代議士鈴木宗男に對する逮捕状請求。
6月21日 (金) : 夏至
- 高速道路民營化推進委の人選が出る。上手く行けばいいねとか云々。
- W杯で女王陛下のイングランドが敗退。
6月23日 (日)
- 初の電子投票が行はれる。
6月30日 (日)
- サッカーW杯閉幕。優勝したのはブラジル。
7月
7月5日 (金)
- 長野縣會が縣知事田中康夫を不信任。
7月19日 (金)
- 日銀總裁が、銀行の數が多過ぎる、と發言。
8月
8月2日 (金)
- 朝刊一面は新紙幣のデザインの發表。
9月
9月1日 (日)
- 長野縣知事選で田中康夫が再選。
9月4日 (水)
- 日經平均株價が大臺 (明記してゐなかつたが恐らく一萬圓) を割る。
9月10日 (火)
- スイスが國聯に加盟。
9月11日 (水)
- 海保と銃撃戰やらかした擧句自沈した不審船の寫眞が夕刊に掲載。
- 最高裁大法廷は全員一致で郵便法を憲法違反と判決。
9月17日 (火)
- 宰相が平壤を訪問。
9月20日 (金)
- IHOが日本海の名稱白紙化を撤囘。當然に過ぎる措置。
9月21日 (土)
- よりにもよつて獨の法相が Bush Jr. をして「ヒトラー」呼ばはりしたとか云々。
9月30日 (土)
- 内閣改造。
10月
10月3日 (木)
-
佐渡島の合併に関して。廳舍が來ないから離脱とは結構遣ることが過激である、と思ふ。伊賀一國合併の一件に於ける我が名張市にもその位の度胸があって然るべきであるが、勝ち目はどうせないので別の實のある意地の張り方をなんとか検討さるべし。
あと序でだから書いとくが、頼むから平假名の市名 (e.g. さいたま、いわき、つくば、さぬき etc...) とか云ふみつともないのは勘弁して下さい。平假名になつたら支配人は無理矢理でも眞名を當てる所存。
【後日註】結局名張はどことも合併しなかつたので考へるだけ無駄であつた。
「中華民國」は蒙古を「領土から除外」した模樣。
10月8日 (火) : 寒露
- 日本人にノーベル賞、といふのがここのところ續いてゐるのはよいことである。
- 株價が下がりつぱなしなので、なのかどうか知らないが、遂に?ペイオフ延期決定。餘り賢いとは思へず。
10月9日 (水)
- 同じ年にノーベル賞2つ、といふのも初なら、3年連續といふのも初。いや驚いた。
- 一時歸國といふので手打ちにされてはたまらない。恆久的な歸國といふものに昇華されなければ、日本國の負け、であると政府、外務省は心得べし。
- 愛國心は大事である、これは云ふまでもない。問題は點數化できるかどうか、といふ點である。もう1つの問題點は、點數をつける教師の方が愛國心と云ふ點において甚だ心許ないといふことか。以上、福岡の成績評價問題に關して。
10月11日 (金)
- ノーベル平和賞はカーター元米大統領が受賞することに決定。Bush Jr. 政權への皮肉か、といふ憶測もありけり。
- 住基ネット、横濱で反対した人がウン十万とか出ていたが、解釋としてはウン十萬人も反對する惡いこと、なのか、それ以外のウン百万人が諾とする妥當なもの、なのか、といふあたりをメディア各位はどう解釋してゐるのやら。それをはきと言ふことなく只ウン十萬反対したとだけ聲高に言ふのはいつもの手とはいへ感心しない。
10月12日 (土)
- 宰相殿は補缺選擧の責は任じないといふが、隨分氣樂なことである。始める前からこんな心構へで勝たうと思ふ方が間違うてゐる、とふと思うた。
10月18日 (金)
國會臨時會召集。
-
琵琶湖で釣りをするにつき外来魚の再放流禁止といふ條例に對して裁判を起こす人がゐるやうである。けしからん話である。喰ひもしない魚を釣つて、逃がすといふのはまさしく魚を道樂で虐めるだけの惡逆非道である。
別に惡逆非道なのは構はないが、文化とか幸福追求權とか意味不明な尤もらしい文句を竝べて自己正當化するのは片腹痛い。ましてや血税から損害賠償を獲ろうなどといふのは滋賀縣民を愚弄する狂氣の沙汰。
氣に入らないので、是非罰則附きの條例に改正して、不逞の輩から害魚驅除の費用を徴收するのが吉と書いておく。
10月18日 (金)
- 代議士が刺殺さる。今時、こんなことが出來するなどとは夢にも思はなかったので、言ふべき言葉も見あたらず。御冥福を御祈り致します。
10月22日 (火)
- 長者番付を止める方向らしいが、世間的なネタとしてなくして仕舞ふのは寂しいやうな氣がせでもなし。
10月27日 (日)
- 補缺選擧、與黨の5勝2敗。
11月
11月1日 (金)
- 千代田區が路上喫煙者に對する罰金徴收を開始。不屆きな輩からきつちり錢を取り上げることに期待。さうとも支配人は嫌煙者。
11月7日 (木)
- 露劇場占據テロの犯人を豚の皮に包んで埋葬するとか何とか。隨分インチキくさい報復を考へたものである。豚が不淨な生物といふ十分胡散臭い教義を最初に考へたのは何處の誰?
11月12日 (火)
-
李登輝前臺灣總統がK大學で講演會といふのは中共の壓力を受けた腰拔けどもの所爲でお流れといふことらしい。殘念なことである。
大體、なにかといへば日本を惡し樣に罵る憎たらしい面した江沢民を國賓待遇にしておいて、遂には尖閣諸島は日本の領土と認めた好々爺の前總統には査證ひとつ呉れて遣れないのは、全くどうかしてゐる。あべこべではないか。
これやから外務省は氣に喰はない。
11月21日 (木)
-
高円宮親王殿下には薨去。
突然の訃報に接し臣はただただ恐懼すのみ。
それにつけてもメディアが「逝去」等いい加減な言葉遣ひをするのは甚だ氣に喰はず。
11月25日 (月)
- 北川三重縣知事は次囘選擧には出馬しない意嚮の樣。で、何時選擧なんやつけ?
11月30日 (土)
- 高速道路民營化推進委、色々と揉めてゐる樣であるが、大丈夫なのでせうかねえ。
- 支那人に屈して金美齢女史の講演を取り止めたとか。莫迦も來るところまで來てゐると思ふ。
12月
12月1日 (日)
-
敬宮内親王殿下には一歳の御誕生日をお迎へになつた。心よりお慶び申し上げる。
序でに記すが、いくら主上が親しみの持てる樣な命名を爲されたと雖もメディアなどが馴れ馴れしく諱でお呼び申し上げるのは甚だ無禮であると思ふ。御稱號でお呼び申し上げるのが本來であらう。
12月5日 (木)
- 米國民の8割は自國の價値觀の普及が善いことと考へてゐるさうであるが、米國らしい横暴な考へである。日本人で左樣なことを考へてゐるのは、餘りゐないのではと思ふ。
12月6日 (金)
- 道路民營化委員會は委員長辞任と多數決を以て了。ええんか惡いんかは今後の進展次第と思はるる。
12月10日 (火)
- 民主黨の代表は菅氏。これ以上選擧の意味を輕薄にする「民主」黨であつては間拔けなので、精々精進されたい。
- ノーベル賞を受賞した田中氏を追ひ掛け囘す莫迦メディアどもは、いかに辯明しようとも、田中氏を身の程知らずに莫迦にした上、日本の品位を貶めてゐる訣で、全く救へない連中であることよ。
- 衆議院議長綿貫民輔は、うつかり議題一件を採決する前に散會を宣言された由。
12月11日 (水)
- 和歌山毒カレー事件で極刑判決。
- 李登輝前臺灣總統は弱腰日本外務省を批判したさうで。まつたくあの外務省は日本國のか中共のか判りやしない。判らぬでは役立たずである。
- 長野縣知事のいふ「健全」なカジノつてなんでせう。別にカジノに反對しないが、健全といふのはどうにも引つ掛かるといふか、取り敢へずなんとなく氣に障る。
12月12日 (木)
- 「今年の漢字」は「歸」。
- 鳥取縣は犬猫の飼育を規制する方針。しかし10匹はまだ多いと思ふがねえ。精々片手がいいところと吾人などは思ふのである。
12月13日 (金)
- 第155國會臨時會閉會。保守黨首野田毅の離黨騷ぎ。最後まで締らざる印象哉。
- 某市にて役所内のメールで同僚に猥褻DVDを賣り附けようとした莫迦が捕まつたらしいが、こんな間拔けを管理責任者にしてゐるんやから、屹度笊の如きセキュリティーであらう。市民にお詫び云々より、情報管理體制を早急に見直した方がいいのでは?
12月14日 (土)
- 「忠臣蔵」、討入り300周年ですか。はあ。
12月15日 (日)
- 過ちを改めるに憚ることなかれとは雖も、社民黨の反省は遲きに失したといふか、何を今更といふ感じ。
12月19日 (木)
- 韓國次期大統領が決まつた模樣。興味なんて更々無いが。
12月23日 (月) : 天長節
- 保守新黨、ですか? 新黨と名乘つてゐるあたり、壽命は決まつた樣なものやねえ。
12月27日 (金)
- 來年、支配人は年男なるものであるが、同類は一千一萬人ゐるらしい。
- 自らはどう思はうと、本邦はイラク視點では米英の次に敵對的といふことらしい。故に間違つてゐると云ふに非ず。イラクに味方しても仕方ないもの。