娯樂系感想ログ: とある科学の超電磁砲 (TVA)

基礎情報あるいは諸元

各話所感

#1

言はずと知れた『禁書目録』の外傳。

初回は、主要四人を紹介するのに、上手いことアレンジ加へたかな、といふ印象。まあ、最初と最後の見せ場は、ビリビリ御坂美琴が持つて行つた訣だが、これはまあ當然だらうといふことで。

取り敢へず、掴みとしては上々の出來。次回以降も期待するといふところで打ち止め。打ち止めと言つても、妹達の最終ロットではないよw

#2

黒子の變態ぶりオンパレード、と言つて纏めてしまつてもいい氣がしたw

寮監に怯える美琴の姿に、「弱い生物」といふ言葉を腦裡に浮かべて仕舞つた。迂闊。

#3

基調は「眉毛に關する恨み」でいいと思ふw

美琴がなんだか引つ込んだ分、初春が出て來た印象。食ひ意地他諸々。

#4

學園都市の都市傳説の信憑性の高さときたらw まあ、偶々と受け取るべきなのだらうが。

今回は完全に美琴メイン。基調は「上条当麻との因縁」でいい筈。そこに「脱ぎ女」が包含されるとは思つてなかつたけど。

本篇の不幸主人公が出しやばつた結果、メイン4人の殘り3名は、相對的に引つ込んだ感じとなり、コメディを演じたのみ。まあ、そこの部分だけ切り取つても面白いとは思ふけどww

#6

初春の忘れ物の所爲で、俄風紀委員になつて飜弄される美琴、が基調。

すぐに厄介ごとに首を突つ込み、喧嘩も辭せず、カチンとくれば電撃を見舞ふ粗暴なところと、黒子にも呆れられる幼兒性のミスマッチが、いい味を出してゐるのだと、改めて思ふ。

美琴の愚癡(つふか雄叫び)を聞かされるだけで、結局、甘いものを食べ損ねた初春が、少し氣の毒やつた。さういや、原作ぢや、風邪ひきさんやつたけど、アニメぢや、そこは使はないのね。別に風邪ひきがいいとは思はないから、構はないけど。

#7

「連續虚空爆破事件」篇。

活躍したのは美琴……ではなくて、本篇の方の絶讚不幸主人公。最後の美琴の荒れつ振りと來たら、もう。

その怒りつ振りを聽いてゐたら、何故だか「峠のラジオ」を思ひ出してしまつたり。理由は、分る人だけ分ればいいと思ふので、掘り下げないが。

#8

「幻想御手」篇本格始動。

美琴は化けの皮を被つて……といふ所での、黒子の反應がww 原作では、『禁書目録』本篇冒頭に繋がる部分だつたが、アニメ版では本篇の不幸主人公の出番なし。いいのか?と少しだけ思つたり。まあ、深くは追はないけど。

まあ、最後は實力行使に出る邊りが、美琴は美琴、といふ所やねw

#9

今回は美琴はお預けな感じ。まあ、此の先幾らでも見せ場はあるからねえw

つふことで?黒子が割と眞面目な見せ場を頂戴。まあ、原作通り、ではあるけれども。計算盡くで滅茶苦茶やる邊り、美琴より質惡いのか、それとも制禦出來てゐるだけましなのかw

裏基調は佐天と能力と「幻想御手」。まあ、これは次回に續くといふことで、割愛するけど、なかなか普遍的な主題ではあるよね。見せ方の問題はあるけれどもさ。

#10

「幻想御手」篇も、首謀者が割れたところで、轉換點に差し掛かりにけり。

美琴には次回以降の大暴れを期待しておいて、今回は、佐天の爲に奔走した擧句、拉致られてしまつた初春が基調かなあ、と。最終盤の眼と舌鋒の鋭さときたら、いつものとろんとした感じは何處へやら、といふ印象。

原作では首謀者割り出しの主導を握つた冥土帰しは、アニメでは單なる情報提供者で終了。美琴の反應の追加と、固法の出番がその分増えたのとで、穴は埋まつたけどww

#11

前半は御坂美琴vs木山春生。後半は回想篇。

よく考へたら、美琴が誰かとガチンコ勝負といふのも、案外珍しいかも。一方的なことが多いもんなあ。本篇の不幸主人公との「勝負」も、別の意味で一方的やしw

#12

怪獸 vs 超能力者。どつちが惡者?と一瞬考へてしまつた、美琴のスペック、つふか、レベル5級のスペックは、本當反則の一言に盡く。

結局、木山の口から、「欠陥電気」篇の伏線らしいことが一切語られなかつたのが、何か氣になる。

おまけ的要素に觸れておくと、「アイテム」の4人、繪はあつたけど、聲はなしか。まあ、下手に聲を宛ふと、『禁書目録』の續篇をやらうとなつたときに、大變になる氣はするから、そんなものかと思つておかう。

#13

息拔きにサービス回。氣になつたところを箇條書きで。

#16

前回、今回と、固法美偉の過去絡みの話、と纏めてしまつて良い感じだが。

意外に武鬪派だな、美偉、といふ所感。透視能力ぢや、相手の暗器やらは分つても、攻撃に直には結びつかんから、最後は腕力やんねえ、とか考へるとねww

#17

話の軸は、サブタイトル通り、鉄装綴里、ではあるが、それはさておいて目についた所とか氣になつた所とか。

#18

黒子、あんな異音の鳴るやうなことをされて、よく生きてるなw そして、御坂は直接手を出されたりはしないのな。黒子は見せしめにされてゐるとしか思へない。

命短し、戀せよ乙女、と謂ふが、まあなんて分りやすく、そしてベタな展開であつたことか。つふか、あの恐ろしさが、どこに起因するのか、謎だ。

#19

前半は初春の暴走。間違ひなく暴走。いや、いい突つ走りつぷり。

後半は擧動不審なビリビリ。何故かは見たらいいと思ふw

本篇の不幸絶頂主人公の記憶は、やはり綺麗さつぱり吹き飛んでゐた。

OP2 - fripSide『LEVEL5 -judgelight-』

樂曲はなかなか好み。『only my railgun』も良かつたけど、イントロの部分はこつちの方が好きかな。

附屬のPVも、前回同樣。期待を裏切らないといふかなんといふかw 好みは分れるやうな氣もするけど。

#20

後期クールもいよいよ大詰め。これからクライマックスに向けて、と思はせる回であつた。

ただ、それだけに、逆に感想とか書き辛い。

調べ物をしてゐた美偉、一體どんだけ牛乳飲んでゐるんだかww

#21

前回が起なら今回は承。最後の最後で轉に入つたか?といふ氣もするけど。上手い具合に後附したな、といふ話の展開。

引き續き初春のターン、といふことで、ビリビリは終始引つ込み氣味。まあ、活躍するのは、最後の最後、になるんやらうね。

後は、今更なコメントだが、婚后の使はれ方が不憫で仕方ないww

#22

初春の能力がここで發覺とは。本線には絡みさうもない能力ではあつたけど。

本線はギクシャクしたまま、初春からビリビリにスライド。本人曰く「變裝」も、ただのお子樣趣味の發露ぢやないか、とか言ふと電撃を喰らはされさうなので自重しておくw

それにつけても、「變態」黒子、どんないかれた夢を見てゐるんだかww

#23

婚后が初めて?役に立つた氣が。でも、活躍は端折られた。哀れ。

しかし、餘りにキャラが變はりすぎぢやないかね、このラスボス(多分)。まあ、これなら手加減しなくていいのかも知れないが。

Webラヂオの方は、豊崎にあれこれ食べさせてるけど、何の罰ゲームやらう、あれ?ww

Blu-ray 1

第1、2、3話を收録。初回特典はBOXと小説とガイドブックとwebラヂオ。

オーディオコメンタリーは佐藤利奈+新井里美。誰について多く言及されてゐたかは……まあ、想像に任せておけばいい氣がするので明記しないw

改めて見ると、SEが記憶よりも結構色々入つてゐる、そんな氣がした。

Blu-ray 2

第4、5、6話を收録。

オーディオコメンタリーは新井里美+豊崎愛生。フリーダム、つふか、樂屋トーク的な感じで終始した印象。

Blu-ray 3

第7、8、9話を收録。

オーディオコメンタリーは豊崎愛生+伊藤かな恵。サーヴィスとかレアとかいふ言葉が多かつた印象。

Blu-ray 4

第10、11、12話を收録。

オーディオコメンタリーは佐藤利奈+田中敦子。割と落ち着いた感じのトークだつたなあ、といふ感想。

Blu-ray 5

第13、14、15話を收録。

オーディオコメンタリーは伊藤かな恵+寿美菜子。

Blu-ray 6

第16、17、18話を收録。

オーディオコメンタリーは佐藤利奈+植田佳奈。基本、好き勝手なことを喋りつつ、要所は本篇に絡めて上手くフリーダムにお話ししてゐた、といふ印象。

Blu-ray 7

第19、20、21話を收録。

オーディオコメンタリーは豊崎愛生+花澤香菜。

Blu-ray 8

第22、23、24話を收録。

オーディオコメンタリーは佐藤利奈+新井里美+豊崎愛生+伊藤かな恵。初つ端からタオル談義つてどんだけww 新井里美の聲が一番耳に殘る感じやつた。まあ、單純に聲質の問題やと思ふけどなw