藏書目錄 [1-2]
歴史物 支那史關聯
計92册
- 史記 (上・中・下)
- 司馬遷 著
- 野口定男、近藤光男、頼惟勤、吉田光邦 譯
- 平凡社 1972年
- 寸評: 加へる必要もあるまいが、敢へて書くなら、原漢文があれば引用するのに使へてなほ良かつた、と思ふ。
- 殷―中国史最古の王朝
- 落合淳思 著
- 中公新書 2015年
- 項羽と劉邦 (上・中・下)
- 司馬遼太郎 著
- 新潮文庫 昭和59年
- 中国任侠伝
- 陳舜臣 著
- 文春文庫 1975年
- 諸葛孔明 (上・下)
- 陳舜臣 著
- 中公文庫 1993年
- 曹操 (上・下)
- 陳舜臣 著
- 中公文庫 2001年
- 小説十八史略 (一〜六)
- 陳舜臣 著
- 講談社文庫 1992年
- 寸評: あくまで小説といふことを頭に入れて讀むなら、元に征されるまでの支那通史を摑むのになかなか便利な本ではないかと思ふ。無論、單純にお話を愉しんでも構はない。
- 曹操残夢―魏の曹一族
- 陳舜臣 著
- 中央公論新社 2005年
- 夏姫春秋 (上・下)
- 宮城谷昌光 著
- 講談社文庫 1995年
- 寸評: 春秋の諸侯諸大夫の權力爭ひは、文字通り命を賭けた、今時の本邦の權力鬪爭など飯事の如くの熾烈なものであつた。その冷酷に鮮やかな彩りを添へたのは、傾國傾城の美女達である。本作は、その一人、夏姫に關はつた連中の興亡を、筆者の緻密で、時に淡々とした感さへする筆で描いた佳作である。
- 天空の舟 小説・伊尹伝 (上・下)
- 宮城谷昌光 著
- 文春文庫 1993年
- 王家の風日
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成13年
- 太公望 (上・中・下)
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成10年
- 管仲 (上・下)
- 宮城谷昌光 著
- 角川書店 平成15年
- 重耳 (上・中・下)
- 宮城谷昌光 著
- 講談社文庫 1996年
- 晏子 (一〜四)
- 宮城谷昌光 著
- 新潮文庫 平成9年
- 楽毅 (一〜四)
- 宮城谷昌光 著
- 新潮文庫 平成14年
- 孟夏の太陽
- 宮城谷昌光 著
- 文春文庫 1994年
- 侠骨記
- 宮城谷昌光 著
- 講談社文庫 1994年
- 長城のかげ
- 宮城谷昌光 著
- 文春文庫 1999年
- 史記の風景
- 宮城谷昌光 著
- 新潮文庫 平成12年
- 沈黙の王
- 宮城谷昌光 著
- 文春文庫 1995年
- 三国志 第一巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成16年
- 平成16年11月4日收得
- 寸評: 「三国志」と銘打つてゐるが、この卷は後漢質帝の登祚迄で、群雄の活躍する、よく知られた時代まで辿り着くにはまだまだといふ處。但し、さういふ時代になつていつた因果を敢へて記すことに價値なしとは言へまい。この作者らしく輕快さといふのはないが、敍述は叮嚀である。支配人の興味は、不屆きなことではあるが、この作者が三國志をどう料理するのか、といふ邊りにある。
- 三国志 第二巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成16年
- 平成16年11月14日收得
- 三国志 第三巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成16年
- 平成16年11月28日收得
- 三国志 第四巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成18年
- 平成19年2月24日收得
- 三国志 第五巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成18年
- 平成19年2月24日收得
- 三国志 第六巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成19年
- 平成19年9月17日收得
- 三国志 第七巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成20年
- 平成20年9月12日收得
- 三国志 第八巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成21年
- 平成21年9月23日收得
- 三国志 第九巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成22年
- 平成21年10月29日收得
- 三国志 第十巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成23年
- 平成23年10月7日收得
- 寸評: 諸葛孔明薨ず。これより話は一旦魏明帝と司馬懿、そして孫權に移る。明帝夭くして崩じ、幼君立つ。呉も後繼者に先立たれ、先行き暗澹となる。まさに三國時代の轉換期を記してゐる卷となつてゐるやうに思ふ。この著者は、いつもながらに、人物が出て來る度、其の傳を上手く折り込んでゐる。人物を描くのが小説であるなら、其れは十分に出來てゐると言つて良い。
- 三国志 第十一巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成24年
- 平成24年10月21日收得
- 三国志 第十二巻
- 宮城谷昌光 著
- 文藝春秋 平成25年
- 平成25年9月29日收得
- 草原の風 上
- 宮城谷昌光 著
- 中央公論新社 2011年
- 平成23年10月7日收得
- 一言: 後漢を建てた光武帝劉秀を描いた作品。上卷は、劉秀を始めとして一族が遂に蹶起するまで。この邊りの歴史は、王莽が前漢の帝位を簒奪した、それが討たれて、光武帝が立つて後漢を建てた、そのくらゐのことしか、一般には知られてゐないと思ふ。私も知らない。その機微に今少しでも近づけることを樂しみにして讀んだ。讀賣新聞での連載を、實家に歸つたときに斷片的に讀んでゐたので、それを纏めて讀むといふ樂しみもあつた。中卷、下卷も樂しみにしてゐる。
- 草原の風 中
- 宮城谷昌光 著
- 中央公論新社 2011年
- 平成23年11月30日收得
- 草原の風 下
- 宮城谷昌光 著
- 中央公論新社 2011年
- 平成24年2月6日收得
- 湖底の城
- 宮城谷昌光 著
- 講談社 2013年-2014年
- 收得年月日
- 一 平成25年7月17日
- 二 平成25年7月17日
- 三 平成26年10月26日
- 劉邦
- 宮城谷昌光 著
- 毎日新聞出版 2015年
- 收得年月日
- 上 平成27年6月17日
- 中 平成27年6月17日
- 下 平成27年7月22日
- 封神演義 (上・中・下)
- 安能務 譯
- 講談社文庫 1988年-1989年
- 春秋戦国志 (上・中・下)
- 安能務 著
- 講談社文庫 1991年-1992年
- 隋唐演義 (上・中・下)
- 安能務 譯
- 講談社文庫 1999年
- 三國演義 (一〜六)
- 安能務 譯
- 講談社文庫 2001年
- 西遊記 (一〜十)
- 小野忍 譯 (一〜三)、中野美代子 譯 (四〜十)
- 岩波文庫 1977年-1998年
- 收得年月日 (記録分)
- 四 平成16年7月20日
- 五 平成16年8月7日
- 六 平成16年8月14日
- 七 平成16年9月20日
- 八 平成16年9月25日
- 九 平成16年10月23日
- 十 平成16年10月23日
- 補遺1: 一〜三は呉承恩作と記してゐたが、中野美代子はこれを否定し記すのを止めて仕舞つた。
- 補遺2: 平成17年6月17日に書店で見たところ、中野美代子が一〜三を含めて全面改訂を行つた模樣。
- 周公旦
- 酒見賢一 著
- 文藝春秋 平成11年