穴拔け日記 (平成24年2月)

2月29日 (閏日)

皇室事項

皇后宮には、28日、ドイツ、南アフリカ、リビアに赴任する大使夫妻をお茶に召された。また、2大使から前任地の歸國報告を御聽取。

寬仁親王には、來たる3月2日、喉の軟骨を切除する御手術を受けられる旨、宮内廳が29日發表。

皇室制度に關するヒアリングについて

政府は「女性宮家」創設も視野に入れて、有識者から意見を聞くことを始めた。いづれパブリックコメントも行つて一般國民の意見も聞くつもりらしい。

皇位はあくまでも男系で繼承さるるべきものである。之を枉げぬことを思ふなら、所謂舊皇族に皇籍復歸を願ふのが道理であらう。臣籍に降りた皇族を復歸させた例も、復歸した當代での踐祚の例もある。

近世以前は、內親王、女王は降嫁なさつたとしても臣籍には降りず皇親のままであつたから、今おはす內親王、女王の婚嫁があつても皇族のまま留め置くといふのは無しとは思はない。しかし、臣下との間に御子が生まれたなら、其の御子は臣下として遇さるるべきである。さういふ風にした場合、「宮家」といふ形になるのかといふと、少し違ふのではないかと思ふ。

「男女同權」を皇室に持ち込む必要はない。抑も天皇や皇族と、一般臣民との間に、歷然たる區別があるではないか。一般臣民同士の權利關係の原理を皇室に持ち込む必要性は皆無である。

娯樂系感想等: ハヤテのごとく! #352

連載再開。本誌表紙。卷頭カラー。

さうであるのに、お孃樣もメイドも生徒會長も書記もお子樣になつた縱ロールも盡く風邪。最後の方でお使ひの序でを頼んだあの娘も多分風邪。借金執事だけが健康。最後のあれはさておき健康。

風邪をひいたときのそれぞれの變化が、人柄を表してゐるやうで、可笑しさがあると感じた。いや、でも、これ、卷頭カラーでやることか?ww

2月28日 (火)

皇室事項

皇后宮には、27日、ブリュッセル弦樂四重奏團東日本大震災チャリティコンサートを御鑑賞の爲、駐日ベルギー大使館(千代田區)へ行啓。

世間

スペイン國王陛下の第二王女S.A.R. la Infanta Doña Cristina, la Duquesa de Palma de Mallorcaの夫君Excmo. Sr. Don Iñaki Urdangarínは、25日、公金横領の疑ひにつき裁判所に出廷。

世間

27日實施の濠洲勞働黨黨首選は、女王陛下の濠洲宰相ジュリア・アイリーン・ギラードが制した。

世間

シリア内相は、27日、同國新憲法案が26日實施の國民投票で承認された旨發表。

世間

イエメン大統領アリ・アブドラ・サーレハが、27日、離任式典を擧行。なほ、暫定大統領アブド・ラッボ・マンスール・アル=ハーディーは25日に就任宣誓を行つてゐる。

2月25日 (土)

皇室事項

皇后宮には、22日、フィジー(キリバス、ツバル、ナウル、バヌアツを兼轄)、クロアチア、アルゼンチン、東南アジア諸國聯合日本政府代表部に赴任する大使夫妻をお茶に召された。主上御入院につき、拜謁、御接見は沙汰止み。

兩陛下には、23日、御誕生日につき東宮から御挨拶を受けられた。

2月23日 (木)

皇室事項

東宮には、23日、御年52の御誕生日をお迎へになつた。謹みてお慶び申し上げます。

世間

スウェーデン王太子殿下は、23日、女子を御出産。御誕生の王孫は、Hennes Kungliga Höghet Prinsessan Estelle, Hertiginna av Östergötlandと稱せらる。本項後日追記。

2月22日 (水)

暦日天候地象

舊暦如月朔日。

2月19日 (日) : 雨水

暦日天候地象

雨水(15時18分)。

2月18日 (土)

皇室事項

主上には、18日、冠動脈バイパス御手術を受けられた。手術は順調の內に終了したとのことであり、臣謹みて安堵の意を表すと俱に、陛下の一日も早い御快復を祈念するものであります。

世間

オランダ女王陛下の第二王子ヨハン・フリーゾ・ベルンハルト殿下は、17日、オーストリアで雪崩に捲き込まれ重體の由。

2月17日 (金)

皇室事項

主上には、13日、駐ウィーン國際機關日本政府代表部、リトアニア、トリニダード・トバゴ(アンティグア・バーブーダ、ガイアナ、スリナム、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、ドミニカを兼轄)、ジブチに赴任する大使に謁を賜られた。後、兩陛下には各大使夫妻を御接見。

兩陛下には、13日午後4時5分御出門、特別展「北京故宮博物院200選」を御覽の爲、東京國立博物館(臺東區)へ行幸啓。同5時38分還幸啓。

主上には、13日午後6時30分、宮中に於いて、最高裁判所判事大橋正春及び特命全權大使足木孝(命リビア駐箚)の認證官任命式に御親臨。

主上には、15日、神宮祈年祭に勅使差遣につき掌典唐橋在倫に謁を賜られた。

兩陛下には、15日、蘭、伊、カナダ、ポーランドの駐日大使夫妻と午餐。

主上には、15日、全國檢事長及び檢事正會同に出席する檢事正らに謁を賜られた。

兩陛下には、16日、歸朝報告の爲參內せる駐ポーランド、駐ボツワナ、駐イスラエル、駐カメルーン兼チャド兼中央アフリカ大使夫妻をお茶に召された。

兩陛下には、16日、全國聯合小學校長會理事會に出席する小學校長に謁を賜られた。

主上には、16日、退職認證官をお茶に召された。

主上には、16日、東宮に、國事行爲臨時代行に掛る勅書を傳達された。

主上には、御病氣御療養につき、17日から當分の間、東宮に國事行爲を臨時に代行せしめらる旨、16日附で內閣より告示。

主上には、17日、心臟御手術の爲東大病院に御入院。

世間

獨逸聯邦大統領Christian Wilhelm Walter Wulffは、17日、辭任を表明。映畫會社から便宜を供與された疑ひありとの由。

2月14日 (火) : St. Valentine's Day

2月12日 (日)

皇室事項

主上には、12日、御退院。

主上には、18日、冠動脈のバイパス手術を受けられることが、宮内廳より發表された。

2月11日 (土) : 紀元節

皇室事項

兩陛下には、10日、マレーシア上院議長夫妻を御引見。

主上には、10日午後8時35分、宮中に於いて、國務大臣中川正春、復興副大臣末松義規、同松下忠洋及び經濟産業副大臣柳澤光美の認證官任命式に御親臨。

主上には、11日、檢査のため東大病院に御入院。

2月10日 (金)

皇室事項

兩陛下には、9日、コロンビア大名譽教授・中世日本研究所所長バーバラ・ルーシュをお茶に招かれた。

世間

本日附で復興庁設置法(平成23年法律第125號)が施行され復興廳が設置された。

國務大臣平野達夫が復興大臣を命ぜられ、內閣府特命擔當大臣(防災)を免ぜられ、東日本大震災からの復興のための施策を政府一體となつて推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整擔當を解かれた。

中川正春が國務大臣に任じられ內閣府特命擔當大臣(防災、少子化對策、男女共同參劃、「新しい公共」)を命ぜられた。

內閣府特命擔當大臣岡田克也は防災、少子化對策、男女共同參劃、「新しい公共」の擔當を解かれた。

2月9日 (木)

皇室事項

主上には、8日、外務省綜合外交政策局長鶴岡公二から御進講を受けられた。皇后宮にも同。

兩陛下には、8日、皇宮警察の人事異動者に謁を賜られた。

常陸宮竝びに同妃には、8日、震災被災地御視察、御見舞の爲、宮城縣多賀城市へお成り。

世間

米Timeなどが8日報じたるによれば、第一次世界大戰に從軍せる最後の生存者が英ノーフォークで4日死去の由。

2月8日 (水)

世間

本年度第四次補正豫算が參議院本會議で可決、成立。

2月7日 (火)

皇室事項

兩陛下には、7日、葉山御用邸から還御。

世間

前西大寺長老谷口光明猊下は、6日、遷化。謹んで哀悼の意を表します。

世間

合衆國は、6日、安全上の理由により駐シリア大使館を閉鎖し、大使以下館員を出國させたと發表。

女王陛下の外相Rt Hon William hague MPは、6日、庶民院で演説し、4日に國聯安保理の對シリア非難決議案が支露の拒否權行使に遭つたことを非難した。亦、同日、駐シリア大使を召還した。

2月6日 (月)

世間

女王陛下は、6日、御卽位60周年をお迎へになつた。

2月4日 (土) : 立春

暦日天候地象

諏訪湖で平成20年1月以來となる御神渡りが確認されり。

皇室事項

兩陛下には、30日、孝明天皇例祭の儀につき皇靈殿へ出御。東宮、秋篠宮、秋篠宮妃、常陸宮、常陸宮妃、高円宮妃、承子女王、典子女王は御參列。

兩陛下には、31日、ジブチ、グアテマラ、カメルーン、レバノン各國駐日大使と午餐。

主上には、31日、新舊の警視總監を茶に召された。

兩陛下には、2日、御靜養の爲、葉山御用邸にお入りになつた。神奈川縣知事、同縣會議長、同縣警本部長から御挨拶を受けられ、少時御歡談。縣知事より縣勢槪要を御聽取。

東宮には、3日、「第57回青少年讀書感想文全國コンクール」表彰式に御臨席の爲、東京會舘(千代田區)へ行啓。令旨を賜られた。

秋篠宮同妃竝びに悠仁親王には、3日、葉山御用邸に入られた。

2月3日 (金) : 節分

私事・獨語

節分とて取り敢へず卷き壽司を胃に收めた。

2月1日 (水)

暦日天候地象

舊暦正月十日。

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