説文解字私註 自部
- 文二 重一
- 自
-
鼻也。象鼻形。凡自之屬皆从自。
-
古文自。
- 𦤝 (臱)
宮不見也。闕。
自部 舊版
臱
- 説文解字
- 𦤝
宮不見也。闕。
- 康煕字典
- 自部九劃
『玉篇』眉然切、音眠。不見也。
- 康煕字典・𤾜
- 白部十一劃
『正字通』𦤝字之譌。按說文宀字重文作𦤝、武延切、讀若緜、非與緜同。字彙作古文緜字、非。
- 音
- ヘン。ベン。メン。
- 解字(白川)
- 自は鼻の象形。下は臺架の形。鼻の竅を上にして臺上に屍體を置く形で、首祭としての祭梟の俗を示す。いはゆる髑髏棚である。臱は架屍の象。方は人を磔する形。
- 解字(藤堂)
- 自(鼻)と[冂八](兩側に分かれる)と方(兩側に張り出る)の會意、鼻の兩脇に出た鼻ぶたの端を表す。