炫 - 漢字私註
説文解字
燿燿也。从火玄聲。
- 説文解字注は初句を
爓燿也。
とする。 - 十・火部
康煕字典
- 部・劃數
- 火部・五劃
『廣韻』黃練切『集韻』『韻會』『正韻』熒絹切、𠀤音眩。『玉篇』耀光也。『廣韻』明也。『戰國策』炫熿于道。
又『廣韻』火光也。
又『唐韻』胡畎切、音𥌭。『說文』爓耀也。
音訓
- 音
- グヱン(呉) クヱン(漢) 〈『廣韻・去聲・霰・縣』黃練切〉
- 訓
- ひかる。かがやく。あきらか。まぶしい。てらふ。ほこる。
解字
白川
形聲。聲符は玄。
説文解字に爓燿するなり
とあり、光りかがやくことをいふ。
藤堂
火と音符玄(細かい物がちらつく、はつきり見えない)の會意兼形聲。
漢字多功能字庫
火に從ひ玄聲。本義は、(明るい)光、照り輝くこと。漢・司馬相如〈長門賦〉五色炫以相曜兮、爛耀耀而成光。
また艷麗(鮮やかで美しい、艷やかに美しい、目が覺めるが如しの意)を表す。宋・秦觀〈蔡氏哀詞〉顏色炫而未暮兮、所天忽以殞殂。
また惑はすことを指す。清・和邦額『夜譚隨錄・碧碧』至若此之窮妖極豔、炫人心目者、實為乍睹。
屬性
- 炫
- U+70AB
- JIS: 1-87-39