觝 - 漢字私註
康煕字典
- 部・劃數
- 角部五劃
『廣韻』都禮切『集韻』『正韻』典禮切、𠀤音邸。與牴同。觸也。『韓愈・進學解』觝排異端。
又至也。『嵆康・琴賦』觸巖觝隈。
又『集韻』掌氏切、音紙。側擊也。與抵同。○按觝與觗別。【字彙】沿【正韻】之譌、又音支、訓飮器、溷同觗註、非。【字彙補】譌作𧣎、亦非。
- 部・劃數
- 角部五劃
『正字通』俗觝字。
- 部・劃數
- 角部五劃
『正字通』俗觝字。一曰觟字譌省。
異體字
上揭。
音訓
- 音
- テイ(漢) 〈『廣韻・上聲・薺・邸』都禮切〉
- 訓
- ふれる。いたる。
解字
白川
形聲。聲符は氐。
『説文解字』牴字條に觸るるなり
とあり、牴觸することをいふ。觝はその異文。牴觸はまた觝觸に作る。
頭を低くして敵に抵たるので、字は氐に從ふ。
藤堂
氐は、氏(古代に用ゐた匙)の先が地面に屆いた姿を示す。柢(地中に屆く木の根)の原字。
觝は、角が抵抗のあるところまで屆いて、それに觸れること。
屬性
- 觝
- U+89DD
- JIS: 1-75-26
- 𧣜
- U+278DC
- 𧣓
- U+278D3
- 𧣎
- U+278CE