瑣 - 漢字私註
説文解字
玉聲也。从玉𧴪聲。
- 一・玉部
康煕字典
- 部・劃數
- 玉部十劃
『唐韻』蘇果切『集韻』『韻會』損果切、𠀤音𧴪。『說文』玉聲。
又『正韻』玉屑。
又『韻會』細也、小也。『荀子・非十二子篇註』爲奸細之行曰瑣。『前漢・司馬相如傳』豈特委瑣握𪘏、拘文牽俗。『仲長統・述志詩』古來繚繞、委曲如瑣。
又『詩・衞風』瑣兮尾兮、流離之子。《傳》瑣尾、少好之貌。
又『韻會』瑣瑣、繁碎猥屑貌。『爾雅・釋言』瑣瑣、小也。《註》才器細陋。『易・旅卦』旅瑣瑣。《疏》瑣瑣、細小𤰞賤之貌。『詩・小雅』瑣瑣姻婭、則無膴仕。《傳》瑣瑣、小貌。
又『博雅』瑣、連也。
又地名。『左傳・襄十一年』諸侯之師次于瑣。《註》縣西有瑣侯亭。
又『韻會』靑瑣、門名。漢制給事黃門之職、日暮入、對靑瑣門拜、名曰夕郎。『屈原・離騷』欲少留此靈瑣兮、日忽忽其將暮。《註》瑣、門鏤也。文如連瑣、楚王之省閣也。一云靈神之所在也。瑣門有靑瑣也。『前漢・元后傳』僭上赤墀靑瑣。《註》以靑畫戸邊鏤中、天子制也。如淳曰、門楣格再重、如人衣領、再重裹者靑、名曰靑瑣、天子門制也。師古曰、靑瑣者、刻爲連鎖文、而以靑塗之也。
又『韻會』凡物刻鏤罥結交加爲連瑣文者、皆曰瑣。非特門鏤也。『左思・吳都賦』畢䍐瑣結。
又邊瑣。『前漢・丙吉傳』案邊長吏、瑣科條其人。《註》瑣、錄也。『蘇軾詩』論兵臨老付邊瑣。
又地名。『春秋・成十二年』公會晉侯衞侯于瑣澤。
又姓。『正字通』宋政和進士瑣政。
又人名。『禮・檀弓』縣子瑣曰。《註》瑣、縣子名。
又『韻會』或作璅。『晉書・習鑿齒傳』璅璅當流離。
異體字
簡体字。
音訓
- 音
- サ(漢、呉) 〈『廣韻・上聲・果・鎖』蘇果切〉
- 訓
- ちひさい。こまかい(瑣末)。くづ。いやしい(瑣近)。
解字
白川
形聲。聲符は𧴪。𧴪は小さな貝を綴つたもの。
『説文解字』に𧴪を貝の聲なり
とし、また瑣を玉の聲なり
とし、ともにその觸れる音の擬聲語とする。
字形から言へば𧴪は小さな貝を、瑣は玉を鎖狀に連ねたものをいふ。小さく、美しく、連なつたものをいふ。
藤堂
屬性
- 瑣
- U+7463
- JIS: 1-64-84
- 琐
- U+7410