卌 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
十部四劃

『唐韻』先立切『集韻』息入切、𠀤心入聲。『字統』插糞杷。『說文』數名。亦直爲四十字。

部・劃數
十部六劃

『字彙補』四十倂也。與𠦌同。

又古文字。『漢孔和𥓓』庶作𠦜。

廣韻

字統云插糞杷。『說文』云、數名今直以爲四十字。

音訓

シフ(漢、呉) 〈『廣韻・入聲・緝・𩎕』先立切〉[xì]{se3}

解字

藤堂

と十と十と十の會意、省略形。

落合

甲骨文では、二十から四十までの數字は(の)縱線の數を增やして廿、卌として表記してゐる。橫線は古文で附加された。

漢字多功能字庫

甲骨文は四個のを相連ねて成り、數詞に用ゐ、四十を指す。《合集》37450狐卌は狐四十匹を指す。

金文は二個の廿に從ひ、數詞に用ゐ、四十を指す。

秦簡や漢帛書でも、二個の廿に從ふ。《睡虎地秦簡・編年紀》簡44-1卌四年、攻大(太)行。

屬性

𠦌
U+2098C
𠦜
U+2099C
U+534C
JIS X 0212: 20-23