穢 - 漢字私註
康煕字典
- 部・劃數
- 禾部・十三劃
- 古文
- 𢧹
『廣韻』於廢切『集韻』『韻會』烏廢切、𠀤音薉。『說文』蕪也。《徐曰》田中雜草也。『前漢・楊惲傳』蕪穢不治。
又惡也、汙也。『書・盤庚』無起穢以自臭。『左傳・昭二十六年』晏子曰、天之有彗也、以除穢也。
又與薉同。『荀子・天論篇』耘耨失薉。《註》薉穢同。
又叶于列切。『左思・魏都賦』一自以爲禽鳥、一自以爲魚鼈。山阜猥積而崎嶇、泉流迸集而咉咽。隰壤瀸漏而沮洳、林藪石留而蕪穢。
又叶音塢。『楚辭・招魂』主此盛德兮、牽於俗而蕪穢。上無所考此盛德兮、長離殃而愁苦。
- 部・劃數
- 戈部・十一劃
『集韻』穢、古作𢧹。註詳禾部十三畫。
異體字
簡体字。
音訓
- 音
- ワイ(漢) ヱ(呉) アイ(慣) 〈『廣韻・去聲・廢・穢』於廢切〉[huì]{wai3}
- 訓
- あれる。けがれ。けがれる。けがらはしい。
解字
白川
形聲。聲符は歲。歲に濊、薉(ワイ)の聲がある。みな汚穢の意。
『詩・周頌・良耜』の《箋》に草穢旣に除かれ、禾稼茂る
といふやうに、穢とは禾間の雜草をいふ。
轉じて醜穢、穢俗の意とする。
藤堂
禾(穀物)と音符歲の形聲。もと刈り取つた細々とした穀物。刈り取つた後、雜然と散らばつた作物を指すか。
屬性
- 穢
- U+7A62
- JIS: 1-67-50
- 𢧹
- U+229F9
- 秽
- U+79FD