外轉第二十九 - 廣韻私註・韻鏡轉別索引
屬性
- 開合
- 開
- 『磨光韻鏡』は
横圖咸齊齒呼。直圖第二等唇音齒音與舌清濁音並舌向上呼、其餘咸齊齒呼。
と註記する。 - 攝
- 假
- 備考
- 内轉第二十九とする版本もあるが、底本、『磨光韻鏡』ともに外轉とするので、それに從つておく。
本圖
聲調 | 平聲 | 上聲 | 去聲 | 入聲 | |||||||||||||
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韻 | 麻 | 馬 | 禡 | ||||||||||||||
等呼 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | 一 | 二 | 三 | 四 | |
唇音 | 清 | 巴 | 把 | 霸 | |||||||||||||
次清 | 葩 | 土 〔註1〕 |
怕 | ||||||||||||||
濁 | 爬 | 跁 | 𥝧 | ||||||||||||||
清濁 | 麻 | 哶 〔註1〕 |
馬 | 乜 〔註1〕 |
禡 | 𣨜 〔註2〕 |
|||||||||||
舌音 | 清 | 奓 | 爹 〔註1〕 |
觰 | 哆 〔註1〕 |
吒 | |||||||||||
次清 | 侘 | 奼 | 詫 | ||||||||||||||
濁 | 荼 | 䟻 〔註1〕 |
䖳 〔註3〕 |
||||||||||||||
清濁 | 拏 | 𦡃 〔註4〕 |
䋈 | 䏧 | |||||||||||||
牙音 | 清 | 嘉 | 賈 | 駕 | |||||||||||||
次清 | 䶗 | 跒 | 髂 | 𢼔 | |||||||||||||
濁 | 〔註5〕 | ||||||||||||||||
清濁 | 牙 | 雅 | 迓 | ||||||||||||||
齒音 | 清 | 樝 | 遮 | 嗟 | 鮓 | 者 | 姐 | 詐 | 柘 | 唶 | |||||||
次清 | 叉 | 車 | 𥫢 〔註1〕 |
奲 | 且 | 瘥 〔註1〕 |
䞣 | 笡 | |||||||||
濁 | 楂 | 蛇 | 㚗 | 槎 | 抯 〔註6〕 |
乍 | 射 | 褯 | |||||||||
清 | 鯊 | 奢 | 些 | 灑 | 捨 | 寫 | 嗄 | 舍 | 蝑 | ||||||||
濁 | 闍 | 邪 | 社 | 灺 | 𤬪 〔註7〕 |
謝 | |||||||||||
喉音 | 清 | 鵶 | 啞 | 亞 | |||||||||||||
清 | 煆 | 㗿 | 嚇 | ||||||||||||||
濁 | 遐 | 下 | 暇 | ||||||||||||||
清濁 | 耶 | 野 | 夜 | ||||||||||||||
半舌音 | 清濁 | 儸 | 藞 | 䟩 〔註1〕 |
〔註8〕 | ||||||||||||
半齒音 | 清濁 | 若 | 若 | 偌 |
- 註1
- 『磨光韻鏡』の增補。
- 註2
- 『磨光韻鏡』に名夜切とする。『廣韻』『集韻』『五音集韻』には見えないが、『康煕字典』に『字彙』を引く。
- 註3
- 底本は蛇に作るが、『磨光韻鏡』は䖳に作り、後者が妥當。
- 註4
- 『磨光韻鏡』に乃邪切とする。『廣韻』『集韻』には見えないが、『玉篇』『五音集韻』に見える。
- 註5
- 底本は伽を配するが『磨光韻鏡』は刪る。伽は『廣韻』『集韻』戈韻、『五音集韻』麻韻羣母三等。反切は『廣韻』『五音集韻』求迦切、『集韻』は永迦切とするが求迦切の誤りか。『康煕字典』は『集韻』反切を求迦切とする。三者を參考にする限り、配置は不適當。
- 註6
- 『磨光韻鏡』に才野切とする。『廣韻』『集韻』『五音集韻』には見えないが、『玉篇』に見える。
- 註7
- 『磨光韻鏡』に時夜切とする。『廣韻』『集韻』には見えないが、『玉篇』『五音集韻』に見える。
- 註8
- 『磨光韻鏡』は⿱似倒に見える字を配し、力夜切とするが、不詳。