丨 - 漢字私註
説文解字
上下通也。引而上行讀若囟、引而下行讀若𨓆。凡丨之屬皆从丨。古本切。
- 一・丨部
説文解字注
下上通也。依『玉篇』。引而上行讀若𦥓。𦥓之言進也。引而下行讀若𨓆。可上可下。故曰下上通。《竹部》曰、篆、引書也。凡字之直。有引而上、引而下之不同。若至字當引而下、不字當引而上、又若才屮木生字皆當引而上之類是也。分用之則音讀各異。讀若𦥓在十三部。讀若𨓆在十五部。今音思二切。𦥓之雙聲也。又音古本切。凡丨之屬皆从丨。
康煕字典
- 部・劃數
- 部首
『集韻』古本切、讀若袞。象數之縱也。『說文』上下通也。引而上行讀若囟、引而下行讀若𨓆。
音訓・用義
- 音
- コン(漢、呉) 〈『廣韻・上聲・混・𩩌』古本切〉[gǔn]{kwan2/gwan2}
- シ
- 訓
- すすむ。しりぞく。
解字
白川
指示。上下の貫通する關係を表す。
『説文解字』に引いて上行するは、讀みて囟の如くし、引いて下行するは讀みて𨓆(很)の如くす。
といふ。上行の字は草の初生の象で、「わづか」の意に用ゐ、象形。下行の字は關係の表示であるから指示。一字にして二形二義のあるものである。
藤堂
指示。上下に突き通した姿を示す。
屬性
- 丨
- U+4E28
- JIS: 1-14-4