𥄎 - 漢字私註
説文解字
舉目使人也。从攴从目。凡𡕥之屬皆从𡕥。讀若𩖶。火劣切。
- 四・𡕥部
説文解字注
舉目使人也。此與《言部》訹音同、義亦相似。『〔史記〕項羽本紀』梁眴籍曰、可行矣。籍遂拔劍斬首頭。然則眴同𡕥也。《目部》曰、䀏、目搖也。謂有目搖而不使人者。从攴目。動其目也。會意。凡𡕥之屬皆从𡕥。讀若𩖶。火劣切。十五部。
康煕字典
- 部・劃數
- 目部四劃
『唐韻』火劣切『集韻』翾劣切、𠀤音𩖶。『說文』舉目使之也。从攴从目。
『廣韻』况逼切『集韻』忽域切、𠀤音洫。又『廣韻』望發切『集韻』勿發切、𠀤音韤。又『廣韻』『集韻』𠀤七役切、音𢔠。義𠀤同。
又『類篇』目小動也。
『泝原』與瞲同。『六書故』別作䀗。
異體字
或體。
音訓
- 音
- 〈『廣韻・入聲・月・韤』望發切〉
- 〈『廣韻・入聲・薛・𥄎』許劣切〉
- 〈『廣韻・入聲・昔・𥄎』七役切〉
- 〈『廣韻・入聲・職・洫』況逼切〉
解字
落合
民と同源の字。目と攴から成り、逃走防止のために奴隸の目を潰す樣子の表現。民字は攴を簡略化した形を承ける。𥄎は初文を承けた形で、「目配せ」の意味に轉用された。轉注の用法で、字音も民とは異なつてゐる。(補註: 落合は轉注を、字義による字の轉用、とする。)
屬性
- 𥄎
- U+2510E
- 𡕥
- U+21565
関聯字
𡕥に從ふ字
- 𢿌
- 闅
- 𥆗