鉾 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
金部六劃

『類篇』迷浮切、音謀。『玉篇』劒端也。

又『字林』古文字。註詳部首。

音訓

ム(呉) ボウ(漢) 〈『類篇』迷浮切、音謀、平聲〉
ほこ。きつさき。

解字

白川

形聲。聲符は

『集韻』に鋒なりとあつて、鋒と同義。

支那では殆ど用例がなく、本邦では山鉾などの意に用ゐる。

山車の上に高い鉾木を樹てるのは、もと神を迎へるためのものであつた。

金文の圖像に、禾形のものを屋上に樹てる形のものがあり、その禾は軍門の左右に立て、兩禾軍門といふ。のちの華表の原型をなすものである。

藤堂

と音符の形聲。障礙を冒して無理に突き掛かる意を含む。

屬性

U+927E
JIS: 1-43-40