覺書: Ubuntu 20.04 on WSL2 on Windows11 (R3.12.2〜)
前置き
うちのPCも購入から5年が過ぎて段々ともたつくやうになつてきたので、二臺目としてノートPCを購入した。當然あれこれの環境を構築せねば使ひ物にならないといふことで、WSL2導入の作業について行つたところを記錄するものである。
WSL2を入れる前のノートPCの狀態は、購入時にはWindows10が入つてゐたが、初立ち上げ時にWindows11への更新を促されたのでさくさく更新し、關係ない細々したアプリケーションをちらほら入れた、程度の更の狀態、であつた。
インストール
Windows 11にWSL 2、WSLgをインストール | AsTechLogを參考に進めた。
- Windowsターミナルを管理者權限で起動
- 以下を實行
- > wsl --list --online
- > wsl --install -d Ubuntu-20.04
- 再起動を促されるのでWindowsを再起動
- 再起動すると自動的にインストールの續きが實行され、それが終はつたところでユーザ名とパスワードを設定する。
ターミナルエディタの設定
ConEmu
從前どほりConEmuを利用すべく、その設定をした。以前はレジストリエディタを起動してGUIDを調べる、みたいな手間があつたが、今回はそれは無し。ConEmuにWSL2のUbuntu用の設定があつたので、手直しをしたのみ。
- 「設定」ダイアログを出して、「起動」>「タスク」を選び、WSL::Ubuntu-20.04といふタスクを選擇。なければタスクを追加。
- コマンドを次のとほりとした。
- %windir%\system32\wsl.exe ~ --distribution Ubuntu-20.04 -cur_console:pm:/mnt
aptのレポジトリ變更と更新
從前通り。
.bashrcの更新
alias rm='rm -i'
を加へることを忘れずに。
SSHの設定
~/.ssh以下を既存環境から複寫しパーミッションを設定。
日本語化
從前通り。
apt install packages
以下、aptでinstallしたもの。
- g++
- cmake
- flex
- bison
- libboost-all-dev
- xsltproc
- unzip
gitの設定
ユーザ名やメールアドレスやらをgit configで設定。
ウェブサイト管理環境(再)構築
從前通り(Dart Sassを含む)。
Ruby導入
覺書: install & manage Ruby on Ubuntu/WSL2 (R2.12.18〜)參照。
ファイルパーミッション
WSL2側から見たWindows側のファイルのパーミッションがをかしい場合は、以下を參照。
Magenta導入
Magentaを導入してみた。手順は以下。
- pipとvenvの導入(實際には別々に入れたが以下でいい筈)
- $ sudo apt install python3-pip python3-venv
- 假想環境を準備
- $ mkdir magenta
- $ cd magenta
- $ python3 -m venv .venv
- 假想環境に切り替へ (on ~/magenta)
- $ source .venv/bin/activate
- pipでインストール
- $ pip install tensorflow # pipでmagentaを入れる豫定であつた。git cloneからの以下の手順に於いて必要か否か不明。
- $ git clone https://github.com/magenta/magenta.git
- $ cd magenta
- $ sudo apt install libasound2-dev libjack-dev portaudio19-dev # build-essential も必要らしいが旣にインストールされてゐたので無視
- $ pip install -e .