摑 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
手部十一劃

『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤古獲切、音幗。〔音1〕批也、打也。亦作𢼛。或作𢮎。

又掌耳也。與𢹖同。

又『正韻』古伯切、音虢。義同。

部・劃數
戈部・十一劃

『正字通』俗摑字。○按『字彙』誤入十四畫、今改正。

異體字

簡體字。いはゆる拡張新字体。

音訓義

音
クヮク(漢) ク𛅤ャク(呉)⦅一⦆
訓
うつ⦅一⦆
つかむ⦅二⦆
官話
guó⦅一⦆
粤語
gwaak3⦅一⦆

⦅一⦆

反切
『廣韻・入聲・麥・蟈』古獲切
『集韻・入聲下・麥・聝』古獲切
聲母
見(牙音・全清)
開合
合
等呼
二
推定中古音
kuɐk
官話
guó
粤語
gwaak3
日本語音
クヮク(漢)
ク𛅤ャク(呉)
訓
うつ
義
打つ。耳を打つ。
釋
『廣韻』打也。亦作𢼛。
『集韻』批也。
『康煕字典』上揭。

⦅二⦆

國訓
つかむ

解字

白川

形聲。聲符は國。『玉篇』に耳を掌うつなりと訓じ、一體として馘聲の字とする。訓義よりすれば聝聲の字。北宋の葉夢得の『避暑錄話』に摑其口(其の口を摑うつ)とある。

國語ではものをつかむ意に用ゐる。

藤堂

手と音符國の會意兼形聲。國とは四角い枠で圍んだ領域。摑は手の枠の中へ物を圍み取る動作。

【補註】藤堂はつかむ意を本義とし、平手打ちする意を俗用とするが、他の資料は何れも「打つ」意を示してをり、誤解したまま解釋してゐると思しい。

屬性

摑
U+6451
JIS: 1-84-89
人名用漢字
掴
U+63B4
JIS: 1-36-47
𢧷
U+229F7