萎 - 漢字私註
説文解字
- 萎
食牛也。从艸委聲。
- 一・艸部
康煕字典
- 部・劃數
- 艸部・八劃
『唐韻』於危切、音逶。蔫也。『詩・小雅』無木不萎。『屈原・離騷』雖萎絕其何傷兮。
又病也。『禮・檀弓』哲人其萎乎。
又『集韻』鄔毀切、音委。藥草。『爾雅・釋草』熒、委萎。《註》萎蕤也。『韓愈詩』萎蕤綴藍瑛。《註》萎蕤、靑花圓實。亦作荽蕤。
又『正韻』蓄𦄲貌。『後漢・馬援傳』萎腇咋舌。
又地名。『晉書・匈奴傳』萎莎胡等詣王駿降。
又『集韻』同餧。詳餧字註。
音訓
- 音
- ヰ(漢、呉)
- 訓
- なえる。しぼむ。しをれる。やむ。
解字
白川
形聲。聲符は委。委にしなやかの意がある。
『説文解字』に牛を食ふなり
とあり、まぐさの意とする。
草木の枯れ萎むことをいふ。
藤堂
艸と音符委の會意兼形聲。委は、しなやかに丸く曲がつたさま。萎は、草木が萎れて、丸く曲がつてしんなりと垂れる意。
屬性
- 萎
- U+840E
- JIS: 1-16-64
- 常用漢字(平成22年追加)