註 - 漢字私註
康煕字典
- 部・劃數
- 言部五劃
『廣韻』之戍切『集韻』『韻會』朱戍切、𠀤音鑄。『玉篇』疏也、解也。『正韻』訓釋也。『毛詩・序疏』註者、著也。言爲之解說、使其義著明也。『儀禮・士冠禮疏』言註者、註義于經下、若水之注物、亦名爲著。『晉書・向秀傳』始秀欲註【莊子】、嵆康曰、此書詎復須註。『舊唐書・玄宗紀』上訓註【孝經】、頒于天下。
又『博雅』識也。『通俗文』記物曰註。『穀梁傳・昭十一年』一事註乎志、所以惡楚子也。『後漢・律歷志論』重黎記註。
又『類篇』拏也。『揚子・方言』謰謱、拏也。南楚或謂之支註。
又『廣韻』中句切『集韻』株遇切、𠀤音駐。義同。
又『類篇』述也。
『集韻』或作注。
音訓
- 音
- チュウ(漢、呉) 〈『廣韻・去聲・遇・註』中句切〉
- 訓
- ときあかす。しるす。
解字
白川
『廣雅・釋言』に疏なり
とあり、解説してその義を疏明することをいふ。また『廣雅・釋詁二』に識すなり
とあり、注記する意。
古くは注字を用ゐた。
藤堂
漢字多功能字庫
- 『後漢書・律曆志』
歷載彌久、暨於黃帝、班示文章、重黎記註、象應著名、始終相驗、準度追元、乃立曆數。
- 『明史・刑法志』
洪武二十六年定、應充軍者、大理寺審訖、開付陝西司、本部置立文簿、註姓名、年籍、鄉貫、依南北籍編排甲為二冊、一進內府、一付該管百戶、領去充軍。
また注釋を表す。『玉篇・言部』註、解文意也。
- 『新唐書・元行沖傳』
玄宗自註孝經、詔行沖為疏、立于學官。
- 『宋史・選舉志』
時考官命題多暗僻、失求言之意、臣僚請遵天聖、元祐故事、以經題為第一篇、然後雜出九經、『語』、『孟』內註疏或子史正文、以見尊經之意。
屬性
- 註
- U+8A3B
- JIS: 1-35-80
- 人名用漢字