峗 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
山部・六劃

『廣韻』魚爲切『集韻』『正韻』吾回切『韻會』虞爲切、𠀤音危。三峗、山名。通作。『書・禹貢』三危旣宅。《疏》在鳥鼠西、與㟭山近、黑水出其南。卽三苗地。『後漢・西羌傳』三危山在沙州燉煌城東南、以山有三峰、故曰三危。

又『玉篇』『廣韻』『集韻』𠀤五罪切、音隗。山貌。與通。

又『集韻』魚屈切、音崛。峗崪、山貌。或从兀。

音訓

(1) キ(慣) グヰ(漢、呉) 〈『廣韻・上平聲』魚爲切〉[wéi]{ngai4}
(2-1) グヰ(漢、呉) 〈上聲紙韻〉
(2-2) 〈『廣韻』『集韻』五罪切、音隗、上聲賄韻〉

三峗は山名。あるいは三危とも。音(1)に讀む。甘肅省敦煌の東南。

音(2)は山が高く切り立つさまをいふ。(2-1)は藤堂に、(2-2)は『康煕字典』引用に據る。

解字

藤堂

と音符(けはしい、高い)の會意兼形聲。

屬性

U+5CD7
JIS X 0212: 27-29