礪 - 漢字私註
説文解字
- 礪
䃺也。从石厲聲。經典通用厲。
- 九・石部・新附
康煕字典
- 部・劃數
- 石部・十五劃
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤力制切、音例。『書・費誓』礪乃鋒刃。《傳》磨石也。『正義』厲以粗糲爲稱、故砥細於礪。『玉篇』崦滋山礪石、可磨刃。『說文』經典通用厲。
異體字
簡体字。
音訓
- 音
- レイ(漢) 〈『廣韻・去聲・祭・例』力制切〉[lì]{lai6}
- 訓
- といし。あらと。とぐ。みがく(磨礪)。はげむ(勉礪)。
解字
白川
形聲。聲符は厲。厲に礪石の意がある。
『説文新附』にあらとの意とする。精なるものを砥、粗なるものを礪といふ。
『書・費誓』に礪乃鋒刃
(乃の鋒刃を礪く)とあり、『廣雅・釋詁三』に磨くなり
、『釋詁八』に砥ぐなり
といふ。
藤堂
漢字多功能字庫
厲の累增字。本義は粗い砥石。
屬性
- 礪
- U+792A
- JIS: 1-66-74
- 砺
- U+783A
- JIS: 1-37-55