㼌 - 漢字私註
説文解字
本不勝末、微弱也。从二瓜。讀若庾。以主切。
- 七・瓜部
説文解字注
本不勝末。微弱也。从二瓜。本者蔓也。末者瓜也。蔓一而瓜多。則本微弱矣。故污窬之窳、惰嬾之窳皆从此。讀若庾。以主切。古音當在四部。
康煕字典
- 部・劃數
- 瓜部・五劃
『唐韻』以主切『集韻』勇主切、𠀤音庾。『說文』本不勝末、微弱也。『六書故』㼌、瓜實繁也。故引之有本不勝末之義。
又『玉篇』勞病也。
音訓
- 音
- ユ 〈『廣韻・上聲・麌・庾』以主切〉[yǔ]
- 訓
- ゆがむ。よわい。
音訓は白川『字通』に據る。
解字
白川
會意。二瓜に從ふ。瓜が連なつてなるときは、成熟しないものを生ずる。
『説文解字』に本、末に勝たず、微弱なるなり。二瓜に從ふ。
とあつて、苦窳の義とする。
『玉篇』に勞病なり
と訓ずるが、器形などの整はず、役に立ちがたい狀態のものをいふ。
屬性
- 㼌
- U+3F0C