偃 - 漢字私註

説文解字

僵也。从聲。
人部

康煕字典

部・劃數
人部九劃

『唐韻』『韻會』於幰切『集韻』隱幰切、𠀤煙上聲。『說文』僵也、仆也。『儀禮・鄕射禮』偃旌興而俟。『淮南子・精神訓』牆之立、不若其偃也。

又服也、靡也、臥也。『詩・小雅』或息偃在牀。『書・武成』偃武修文。

又偃蹇、困頓失志貌。『左傳・哀六年』彼皆偃蹇、將棄子之命。《註》偃蹇、驕傲也。

又與堰同、壅水也。『周禮・天官・䱷人註』梁、水偃也、偃水爲關空也。又偃豬、下溼之地。『左傳・襄二十五年』規偃豬。『正義曰』偃豬、謂偃水爲豬也。

又廁也。『莊子・庚桑楚』觀室者周於寢廟、又適其偃焉。《註》偃謂屛厠也。屛厠則以偃溲。

又地名。『春秋・僖元年』公敗邾師于偃。

又姓。晉偃籍。

又『集韻』於殄切、音蝘。義同。

音訓

エン(漢)
ふす。たふれる。やすめる。

解字

白川

形聲。聲符は。匽は祕匿の場所()で女子に玉()を加へて魂振りすることを示す。女は伏してその玉を加へられるので、偃とはその姿勢をいふ。

藤堂

と音符の會意兼形聲。匽は(隱す)と音符妟の會意兼形聲。妟は晏の異體字で、上から下へ押さへるの意を含む。匽は、物を上から下へ低く押さへて姿勢を低くし、隱れること。偃は低く押さへること。

屬性

U+5043
JIS: 1-48-80