塙 - 漢字私註

説文解字

塙

堅不可拔也。从土高聲。苦角切。

十三・土部

説文解字注

塙

堅不可拔也。堅者、剛土也。拔者、擢也。不可拔者、不可擢而起之也。『易・文言』曰、確乎其不可拔、潛龍也。虞翻曰、確、剛皃也。鄭曰、堅高之皃。按今『易』皆作確。攷『釋文』曰、【說文】云高至。『𣪠辭』夫乾、確然示人易矣。『釋文』曰、【說文】云高至。皆不言『說文』作隺。是則陸所據『易』二皆作隺。而今本俗誤也。許意、隺訓高至、塙訓堅不可拔。『文言』字作隺而義从塙。『𣪠辭』乃義如其字。

从土高聲。苦角切。古音在二部。今俗字作確。乃确字變耳。

康煕字典

部・劃數
土部・十劃

『廣韻』『集韻』𠀤克角切、音埆。〔音1〕土高也。一曰土堅不可拔也。

又『集韻』丘交切、音敲。〔音2〕磽也。墽墝𡒋𠀤同。

異體字

『廣韻』『集韻』所載。

音訓義

音
カク(漢)(呉)⦅一⦆
カウ⦅二⦆
訓
かたい⦅一⦆
はなは〔國訓〕

⦅一⦆

反切
『廣韻・入聲・覺・㱿』苦角切
『集韻・入聲上・屋第一・覺第四・㱿』克角切
『五音集韻・入聲卷第十三・覺第四・溪二䐨』苦角切
聲母
溪(牙音・次清)
等呼
二
官話
què
粤語
kok3
日本語音
カク(漢)(呉)
訓
かたい
義
土が堅い。
土が高い。
釋
『廣韻』塙: 髙也。
『集韻』塙: 土髙也。
『康煕字典』上揭。

⦅二⦆

反切
『集韻・平聲三・爻第五・敲』丘交切
『五音集韻・中平聲卷第四・肴第十三・溪二敲』口交切
聲母
溪(牙音・次清)
等呼
二
日本語音
カウ
義
石が多く瘠せた土地。墽に同じ。
釋
『集韻』墽墝𡒋塙嵪: 『說文』磽也。或作墝𡒋塙嵪。
『康煕字典』上揭。

國訓

訓
はなは
義
山の突き出た所。

解字

白川

形聲。聲符は高。

『説文解字』に堅くして拔くべからざるなりとあり、剛土をいふ。

また土がやせ、石の多いことをいふ。

藤堂

土と音符高の會意兼形聲。高は、高い臺上の建物を描いた象形字。塙は、乾いた意と高い意を合はせ含む。

屬性

塙
U+5859
JIS: 1-40-25
人名用漢字