嘲 - 漢字私註
説文解字
謔也。从口朝聲。『漢書』通用啁。陟交切。
- 二・口部・新附
康煕字典
- 部・劃數
- 口部・十二劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤陟交切、音䞴。『說文』謔也。『玉篇』言相調也。『前漢・揚雄傳』執蝘蜓而嘲黽龍。
- 部・劃數
- 言部・十二劃
『集韻』『韻會』『正韻』𠀤陟交切、罩平聲。與嘲同。謔也。『前漢・揚雄傳』或謿雄以玄尚白、而雄解之、號曰解謿。『唐書・武平一傳』嬰滑稽敏給、詔學士謿之。
又『集韻』與啁同。『前漢・東方朔傳』朔與枚皋、郭舍人俱在左右、詼啁而已。《師古註》啁與謿同。
音訓
- 反切
- 『廣韻・下平聲・肴・嘲』陟交切
- 『集韻・平聲三・爻第五・啁』陟交切
- 官話
- cháo
- zhāo
- 粤語
- zaau1
- 日本語音
- テウ(呉)
- タウ(漢)
- 訓
- あざける
- たはむれる
藤堂は、嘲笑の意にはcháo、鳥が囀る意にはzhāoと讀むとする。
解字
白川
形聲。聲符は朝。
『説文解字』新附に㖸るなり
、『玉篇』に言もて相ひ調するなり
とあつて、調弄することをいふ。
調はまた啁と通用し、三字みな同義に用ゐる。
藤堂
屬性
- 嘲
- U+5632
- JIS: 1-51-62
- 常用漢字(平成22年追加)
- 謿
- U+8B3F