𠤎 - 漢字私註
説文解字
變也。从到人。凡𠤎之屬皆从𠤎。
- 八・𠤎部
康煕字典
- 部・劃數
- 匕部(零劃)
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤古文化字。註見二畫。
又『集韻』牝古作𠤎。註見牛部二畫。
音訓義
- 音
- クヮ(漢) クヱ(呉)⦅一⦆
- 訓
- かはる⦅一⦆
- 官話
- huà⦅一⦆
- 粤語
- faa3⦅一⦆
⦅一⦆
- 反切
- 『廣韻・去聲・禡・化』呼霸切
- 『集韻・去聲下・禡第四十・化』火跨切
- 『五音集韻・去聲卷第十一・禡第十七・曉三・化』呼覇切
- 聲母
- 曉(喉音・全清)
- 等呼
- 三
- 官話
- huà
- 粤語
- faa3
- 日本語音
- クヮ(漢)
- クヱ(呉)
- 訓
- かはる
解字
白川
人を倒にした形。
『説文解字』に變るなり。到(倒)人に從ふ。
とあり、化の初文。人の死をいふ。
藤堂
𠤎を化の異體として擧げる。
落合
甲骨文における𠤎の用法を見ると、人が梯子から墜落する樣子を表した墜の初文(⿰阜𠤎)に用ゐられてゐる。
甲骨文、金文では、𠤎は單獨字としては用ゐられてゐない。
屬性
- 𠤎
- U+2090E
關聯字
𠤎や化に從ふ字を漢字私註部別一覽・人部・𠤎枝に蒐める。