説文解字私註 言部
- 文二百四十五 重三十三 文八新附
- 【補註1】實は文二百四十九。
- 【補註2】『説文解字注』は
文二百四十七七、宋本作五、小徐作六、於此可定謚字系後增、今𠜂謚、則二百四十六重三十二毛本卅三、小徐本卅四
とする。
言部
- 言
-
直言曰言、論難曰語。从口䇂聲。凡言之屬皆从言。
- 譻
聲也。从言賏聲。
- 謦
欬也。从言殸聲。殸、籒文磬字。
- 語
-
論也。从言吾聲。
- 談
語也。从言炎聲。
- 謂
-
報也。从言胃聲。
- 諒
信也。从言京聲。
- 詵
致言也。从言从先、先亦聲。『詩』曰、螽斯羽詵詵兮。
- 請
謁也。从言青聲。
- 謁
白也。从言曷聲。
- 許
聽也。从言午聲。
- 諾
𧭭也。从言若聲。
- 𧭭
以言對也。从言𨿳聲。
- 讎
猶𧭭也。从言雔聲。
- 諸
辯也。从言者聲。
- 詩
志也。从言寺聲。
- 讖
驗也。从言韱聲。
- 諷
誦也。从言風聲。
- 誦
諷也。从言甬聲。
- 讀
誦書也。从言賣聲。
- 𠶷
快也。从言从中。
- 訓
說教也。从言川聲。
- 誨
曉教也。从言每聲。
- 譔
專教也。从言巽聲。
- 譬
諭也。从言辟聲。
- 謜
徐語也。从言原聲。『孟子』曰:“故謜謜而來。”
- 詇
早知也。从言央聲。
- 諭
告也。从言俞聲。
- 詖
辯論也。古文以爲頗字。从言皮聲。
- 諄
告曉之孰也。从言𦎫聲。讀若庉。
- 謘
語諄謘也。从言屖聲。
- 詻
論訟也。『傳』曰、詻詻孔子容。从言各聲。
- 誾
和說而諍也。从言門聲。
- 謀
慮難曰謀。从言某聲。
- 謨
議謀也。从言莫聲。『虞書』曰、咎繇謨。
- 訪
汎謀曰訪。从言方聲。
- 諏
聚謀也。从言取聲。
- 論
議也。从言侖聲。
- 議
語也。从言義聲。
- 訂
平議也。从言丁聲。
- 詳
審議也。从言羊聲。
- 諟
理也。从言是聲。
- 諦
審也。从言帝聲。
- 識
常也。一曰知也。从言戠聲。
- 訊
問也。从言卂聲。
- 詧
言微親詧也。从言、察省聲。
- 謹
愼也。从言堇聲。
- 䚮
厚也。从言乃聲。
- 諶
誠諦也。从言甚聲。『詩』曰:“天難諶斯。”
- 信
誠也。从人从言。會意。
- 訦
燕、代、東齊謂信訦。从言冘聲。
- 誠
信也。从言成聲。
- 誡
敕也。从言戒聲。
- 誋
誡也。从言忌聲。
- 諱
誋也。从言韋聲。
- 誥
告也。从言告聲。
- 詔
告也。从言从召、召亦聲。
- 誓
約束也。从言折聲。
- 譣
問也。从言僉聲。『周書』曰:“勿以譣人。”
- 詁
訓故言也。从言古聲。『詩』曰詁訓。
- 藹
臣盡力之美。从言葛聲。『詩』曰:“譪譪王多吉士。”
- 誎
餔旋促也。从言束聲。
- 諝
知也。从言胥聲。
- 証
諫也。从言正聲。
- 諫
-
証也。从言柬聲。
- 諗
深諫也。从言念聲。『春秋傳』曰:“辛伯諗周桓公。”
- 課
試也。从言果聲。
- 試
用也。从言式聲。『虞書』曰:“明試以功。”
- 諴
和也。从言咸聲。『周書』曰:“不能諴于小民。”
- 䚻
徒歌。从言、肉。
- 詮
具也。从言全聲。
- 訢
喜也。从言斤聲。
- 說
說、釋也。从言、兌。一曰談說。
- 計
會也。筭也。从言从十。
- 諧
詥也。从言皆聲。
- 詥
諧也。从言合聲。
- 調
和也。从言周聲。
- 話
合會善言也。从言𠯑聲。『傳』曰:“告之話言。”
- 諈
諈諉、纍也。从言𡍮聲。
- 諉
纍也。从言委聲。
- 警
戒也。从言从敬、敬亦聲。
- 謐
靜語也。从言𥁑聲。一曰無聲也。
- 謙
敬也。从言兼聲。
- 𧧼
人所宜也。从言从宜、宜亦聲。
- 詡
大言也。从言羽聲。
- 諓
善言也。从言戔聲。一曰謔也。
- 誐
嘉善也。从言我聲。『詩』曰:“誐以溢我。”
- 詷
共也。一曰譀也。从言同聲。『周書』曰:“在夏后之詷。”
- 設
施陳也。从言从殳。殳、使人也。
- 護
救視也。从言蒦聲。
- 譞
譞、慧也。从言、圜省聲。
- 誧
大也。一曰人相助也。从言甫聲。讀若逋。
- 諰
思之意。从言从思。
- 託
寄也。从言乇聲。
- 記
疏也。从言己聲。
- 譽
稱也。从言與聲。
- 譒
𢾭也。从言番聲。『商書』曰、王譒告之。
- 謝
辤去也。从言䠶聲。
- 謳
齊歌也。从言區聲。
- 詠
歌也。从言永聲。
- 諍
-
止也。从言爭聲。
- 𧦝
-
召也。从言乎聲。
- 謼
𧦝謼也。从言虖聲。
- 訖
止也。从言气聲。
- 諺
-
傳言也。从言彥聲。
- 訝
-
相迎也。从言牙聲。『周禮』曰、諸侯有卿訝發。
-
訝或从辵。
大徐新修十九文の一。『説文解字注』は刪る。 - 詣
𠋫至也。从言旨聲。
- 講
和解也。从言冓聲。
- 謄
迻書也。从言朕聲。
- 訒
頓也。从言刃聲。『論語』曰:“其言也訒。”
- 訥
言難也。从言从内。
- 謯
謯、娽也。从言虘聲。
- 𧧹
待也。从言伿聲。讀若䭆。
- 譥
痛呼也。从言敫聲。
- 譊
恚呼也。从言堯聲。
- 謍
小聲也。从言、熒省聲。『詩』曰:“謍謍青蠅。”
- 諎
大聲也。从言昔聲。讀若笮。
- 諛
諂也。从言㬰聲。
- 讇
諛也。从言閻聲。
- 諼
詐也。从言爰聲。
- 謷
不肖人也。从言敖聲。一曰哭不止、悲聲謷謷。
- 訹
誘也。从言术聲。
- 詑
沇州謂欺曰詑。从言它聲。
- 謾
欺也。从言曼聲。
- 譇
譇拏、羞窮也。从言奢聲。
- 𧧻
慙語也。从言作聲。
- 謺
謺讘也。从言執聲。
- 謰
謰謱也。从言連聲。
- 謱
謰謱也。从言婁聲。
- 詒
-
相欺詒也。一曰遺也。从言台聲。
- 謲
相怒使也。从言參聲。
- 誑
欺也。从言狂聲。
- 譺
騃也。从言疑聲。
- 𧬮
相誤也。从言𥈀聲。
- 訕
𧩂也。从言山聲。
- 譏
誹也。从言幾聲。
- 誣
加也。从言巫聲。
- 誹
𧩂也。从言非聲。
- 謗
毀也。从言㫄聲。
- 譸
詶也。从言壽聲。讀若醻。『周書』曰:“無或譸張爲幻。”
- 詶
譸也。从言州聲。
- 詛
詶也。从言且聲。
- 䛆
詶也。从言由聲。
- 誃
離別也。从言多聲。讀若『論語』“跢予之足”。周景王作洛陽誃臺。
- 誖
亂也。从言孛聲。
- 䜌
亂也。一曰治也。一曰不絕也。从言、絲。
- 誤
謬也。从言吳聲。
- 詿
誤也。从言圭聲。
- 誒
可惡之辭。从言矣聲。一曰誒然。『春秋傳』曰:“誒誒出出。”
- 譆
痛也。从言喜聲。
- 詯
膽气滿聲在人上。从言自聲。讀若反目相睞。
- 謧
謧詍、多言也。从言离聲。
- 詍
多言也。从言世聲。『詩』曰:“無然詍詍。”
- 訾
不思稱意也。从言此聲。『詩』曰:“翕翕訿訿。”
- 䛬
往來言也。一曰小兒未能正言也。一曰祝也。从言匋聲。
- 𧧛
𧧛𧧛、多語也。从言冄聲。樂浪有𧧛邯縣。
- 䜚
語相反䜚也。从言遝聲。
- 誻
䜚誻也。从言沓聲。
- 詽
諍語詽詽也。从言幵聲。
- 讗
言壯㒵。一曰數相怒也。从言巂聲。讀若畫。
- 訇
騃言聲。从言、勻省聲。漢中西城有訇鄉。又讀若玄。
- 諞
便巧言也。从言扁聲。『周書』曰、𢧵𢧵善諞言。『論語』曰、友諞佞。
- 𧭹
匹也。从言頻聲。
- 𧥣
-
扣也。如求婦先𧥣叕之。从言从口、口亦聲。
- 誽
言相誽司也。从言兒聲。
- 誂
相呼誘也。从言兆聲。
- 譄
加也。从言、从曾聲。
- 詄
忘也。从言失聲。
- 諅
忌也。从言其聲。『周書』曰、上不諅于凶德。
- 譀
- 譀
誕也。从言敢聲。
- 𧧴
俗譀从忘。
- 誇
-
譀也。从言夸聲。
- 誕
詞誕也。从言延聲。
- 䜕
譀也。从言萬聲。
- 謔
戲也。从言虐聲。『詩』曰、善戲謔兮。
- 詪
眼戾也。从言𥃩聲。
- 訌
-
䜋也。从言工聲。『詩』曰、蟊賊内訌。
- 䜋
中止也。从言貴聲。『司馬法』曰、師多則人䜋。䜋、止也。
- 𧬨
聲也。从言歲聲。『詩』曰、有𧬨其聲。
- 諣
疾言也。从言咼聲。
- 𧮓
譟也。从言魋聲。
- 譟
擾也。从言喿聲。
- 訆
大呼也。从言丩聲。『春秋傳』曰、或訆于宋大廟。
- 諕
號也。从言从虎。
- 讙
-
譁也。从言雚聲。
- 譁
讙也。从言華聲。
- 謣
妄言也。从言雩聲。
- 譌
-
譌言也。从言爲聲。『詩』曰、民之譌言。
- 詿
誤也。从言、佳省聲。
- 誤
謬也。从言吳聲。
- 謬
狂者之妄言也。从言翏聲。
- 詤
夢言也。从言巟聲。
- 謈
大呼自勉也。从言、暴省聲。
- 訬
訬、擾也。一曰訬、獪。从言少聲。讀若毚。
- 諆
欺也。从言其聲。
- 譎
權詐也。益、梁曰謬欺、天下曰譎。从言矞聲。
- 詐
欺也。从言乍聲。
- 訏
-
詭譌也。从言于聲。一曰訏𧪰。齊楚謂信曰訏。
- 𧪘
咨也。一曰痛惜也。从言差聲。
- 讋
失气言。一曰不止也。从言、龖省聲。傅毅讀若慴。
- 謵
言謵讋也。从言習聲。
- 䛩
相毀也。从言亞聲。一曰畏亞。
- 䜐
相毀也。从言、隨省聲。
- 𧮑
嗑也。从言闒聲。
- 詾
說也。从言匈聲。
- 訟
爭也。从言公聲。曰、謌訟。
- 謓
恚也。从言眞聲。賈侍中說、謓、笑。一曰讀若振。
- 讘
多言也。从言聶聲。河東有狐讘縣。
- 訶
-
大言而怒也。从言可聲。
- 𧧰
訐也。从言臣聲。讀若指。
- 訐
面相厈罪、相告訐也。从言干聲。
- 訴
告也。从言、厈省聲。『論語』曰、訴子路於季孫。
- 譖
愬也。从言朁聲。
- 讒
譖也。从言毚聲。
- 譴
謫問也。从言遣聲。
- 謫
罰也。从言啻聲。
- 諯
數也。一曰相讓也。从言耑聲。讀若專。
- 讓
相責讓。从言襄聲。
- 譙
嬈譊也。从言焦聲。讀若嚼。
- 𧧒
數諫也。从言朿聲。
- 誶
讓也。从言卒聲。『國語』曰:“誶申胥。”
- 詰
問也。从言吉聲。
- 𧭅
-
責望也。从言望聲。
- 詭
責也。从言危聲。
- 證
告也。从言登聲。
- 詘
詰詘也。一曰屈襞。从言出聲。
- 𧧁
尉也。从言夗聲。
- 詗
知處告言之。从言冋聲。
- 讂
流言也。从言夐聲。
- 詆
苛也。一曰訶也。从言氐聲。
- 誰
何也。从言隹聲。
- 諽
飾也。一曰更也。从言革聲。讀若戒。
- 讕
怟讕也。从言闌聲。
- 診
視也。从言㐱聲。
- 𧪷
悲聲也。从言、斯省聲。
- 訧
罪也。从言尤聲。『周書』曰、報以庶訧。
- 誅
討也。从言朱聲。
- 討
治也。从言从寸。
- 諳
悉也。从言音聲。
- 讄
禱也。累功德以求福。『論語』云、讄曰、禱尔于上下神祇。从言、纍省聲。
- 諡
行之迹也。从言、兮、皿。闕。
- 『説文解字注』は字を謚に作り、
从言益聲
とし、部末の謚字を刪る。 - 誄
諡也。从言耒聲。
- 謑
恥也。从言奚聲。
- 詬
謑詬、恥也。从言后聲。
- 諜
軍中反閒也。从言枼聲。
- 該
軍中約也。从言亥聲。讀若心中滿該。
- 譯
傳譯四夷之言者。从言睪聲。
- 訄
迫也。从言九聲。讀若求。
- 謚
笑皃。从言益聲。
- 『説文解字注』は刪る。
- 譶
疾言也。从三言。讀若沓。
新附
- 詢
謀也。从言旬聲。
- 讜
直言也。从言黨聲。
- 譜
籍録也。从言普聲。『史記』从並。
- 詎
詎犹豈也。从言巨聲。
- 𧩮
小也。誘也。从言叜聲。『禮記』曰:“足以𧩮聞。”
- 謎
隱語也。从言、迷、迷亦聲。
- 誌
記誌也。从言志聲。
- 訣
訣别也。一曰法也。从言、決省聲。
排列
言部
- 言
- 譻
- 謦
- 語
- 談
- 謂
- 諒
- 詵
- 請
- 謁
- 許
- 諾
- 𧭭
- 讎
- 諸
- 詩
- 讖
- 諷
- 誦
- 讀
- 𠶷
- 訓
- 誨
- 譔
- 譬
- 謜
- 詇
- 諭
- 詖
- 諄
- 謘
- 詻
- 誾
- 謀
- 謨
- 訪
- 諏
- 論
- 議
- 訂
- 詳
- 諟
- 諦
- 識
- 訊
- 詧
- 謹
- 䚮
- 諶
- 信
- 訦
- 誠
- 誡
- 誋
- 諱
- 誥
- 詔
- 誓
- 譣
- 詁
- 藹
- 誎
- 諝
- 証
- 諫
- 諗
- 課
- 試
- 諴
- 謠
- 詮
- 訢
- 說
- 計
- 諧
- 詥
- 調
- 話
- 諈
- 諉
- 警
- 謐
- 謙
- 誼
- 詡
- 諓
- 誐
- 詷
- 設
- 護
- 譞
- 誧
- 諰
- 託
- 記
- 譽
- 譒
- 謝
- 謳
- 詠
- 諍
- 𧦝
- 謼
- 訖
- 諺
- 訝
- 詣
- 講
- 謄
- 訒
- 訥
- 謯
- 𧧹
- 譥
- 譊
- 謍
- 諎
- 諛
- 讇
- 諼
- 謷
- 訹
- 詑
- 謾
- 譇
- 𧧻
- 謺
- 謰
- 謱
- 詒
- 謲
- 誑
- 譺
- 𧬮
- 訕
- 譏
- 誣
- 誹
- 謗
- 譸
- 詶
- 詛
- 䛆
- 誃
- 誖
- 䜌
- 誤
- 詿
- 誒
- 譆
- 詯
- 謧
- 詍
- 訾
- 䛬
- 𧧛
- 䜚
- 誻
- 詽
- 讗
- 訇
- 諞
- 𧭹
- 𧥣
- 誽
- 誂
- 譄
- 詄
- 諅
- 譀
- 誇
- 誕
- 䜕
- 謔
- 詪
- 訌
- 䜋
- 𧬨
- 諣
- 𧮓
- 譟
- 訆
- 諕
- 讙
- 譁
- 謣
- 譌
- 詿
- 誤
- 謬
- 詤
- 謈
- 訬
- 諆
- 譎
- 詐
- 訏
- 𧪘
- 讋
- 謵
- 䛩
- 䜐
- 𧮑
- 詾
- 訟
- 謓
- 讘
- 訶
- 𧧰
- 訐
- 訴
- 譖
- 讒
- 譴
- 謫
- 諯
- 讓
- 譙
- 𧧒
- 誶
- 詰
- 𧭅
- 詭
- 證
- 詘
- 𧧁
- 詗
- 讂
- 詆
- 誰
- 諽
- 讕
- 診
- 𧪷
- 訧
- 誅
- 討
- 諳
- 讄
- 諡
- 誄
- 謑
- 詬
- 諜
- 該
- 譯
- 訄
- 謚
- 譶
新附
補遺
言部 舊版
譻
- 説文解字
聲也。从言賏聲。
- 康煕字典
- 言部十四劃
『唐韻』烏莖切『集韻』於莖切、𠀤音鶯。『說文』聲也。『廣雅』鳴也。『後漢・張衡傳』鳴玉鸞之譻譻。《註》聲也。
人名。與譻、見『宋史・宗室表』。
『字彙』與嚶同。
謦
- 説文解字
欬也。从言殸聲。殸、籒文磬字。
- 康煕字典
- 言部十一劃
『唐韻』去挺切『集韻』『韻會』『正韻』棄挺切、𠀤罄上聲。『說文』欬也。『玉篇』欬聲也。『莊子・徐無鬼』久矣夫、莫以眞人之言、謦欬吾君之側乎。《註》輕曰謦、重曰欬。又『北史・崔悛傳』謦欬、爲洪鐘響。
人名。善謦、見『宋史・宗室表』。
『集韻』『類篇』𠀤詰定切、音罄。謦欬、言笑也。
- 音
- ケイ
- 訓
- しはぶき。せきばらひ。
談
- 説文解字
語也。从言炎聲。
- 康煕字典
- 言部八劃
『唐韻』『集韻』『韻會』徒甘切『正韻』徒藍切、𠀤音郯。『說文』語也。『徐曰』談者、和懌而悅言之。『廣韻』談話、言論也。『公羊傳・閔二年』魯人至今以爲美談。『禮・儒行』言談者、仁之文也。『史記・滑稽傳』談言微中。『晉書・阮修傳』王衍當時談宗。
『玉篇』戲調也。『詩・小雅』不敢戲談。
手談。『續博物志』王中郞以圍碁爲坐隱、或亦謂之爲手談。
縣名。『南齊書・州郡志』談縣屬益州始康郡。
蠻州名。『唐書・地理志』嶺南道有談州。
姓。『蜀錄』漢有征東將軍談巴。
『正韻』亦作譚。詳譚字註。
『韻會小補』叶徒黃切、音唐。『急就章』曹富貴、李尹桑。蕭彭祖、屈宗談。
- 音
- ダム。タム。
- 訓
- かたる。ものがたる。はなし。
- 解字(白川)
- 聲符は炎。炎に淡、啖の聲がある。日常的な談話をいふ。譚、誕と聲義近く、通用することがある。
- 解字(藤堂)
- 言と焱(盛んな)の略體の會意、焱は亦た音符。盛んに喋りまくること。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諒
- 説文解字
信也。从言京聲。
- 康煕字典
- 言部八劃
『唐韻』『集韻』『韻會』力讓切。『正韻』力仗切、𠀤良去聲。『說文』信也。『詩・小雅』諒不我知。『鄭箋』信也。『朱傳』誠也。『禮・內則』請肄𥳑諒。《註》言語信實也。
小信也。『論語』豈若匹夫匹婦之爲諒也。
『揚子・方言』愋諒、知也。『廣雅』哲也。『玉篇』相也、助也。『廣韻』佐也。『正韻』照察也。
蠻州名。『唐書・地理志』嶺南道有諒州。
姓。諒毅、見『戰國策』。諒輔、見『後漢・獨行傳』。
『集韻』或作亮。『爾雅・釋詁』亮、信也。《疏》方言云、衆信曰諒。周南、召南、衞之語也。『詩・鄘風』不諒人只。《傳》諒、信也。本亦作亮。
通作涼。『詩・大雅』涼彼武王。《傳》涼、佐也。本亦作諒。
或作倞。『禮・郊特牲』祊之爲言倞也。《註》倞、猶索也。或爲諒。
『集韻』『類篇』𠀤呂張切、音良。亦同亮。信也。
通作良。『禮・樂記』易直子諒之心。《註》子諒、朱子讀爲慈良。
- 音
- リャウ
- 訓
- まこと。まことに。あきらか。あきらかにする。さとる。
- 解字(白川)
- 聲符は京。京に涼、輬の聲がある。京は京觀、戰場の遺棄屍體を塗り込めた凱旋門のやうなアーチ狀の門。そこで種々の呪儀が行はれた。その感應を得ることを諒といふ。
- 解字(藤堂)
- 會意、亦た京聲。京は亮、明らか。明らかにものを言ふこと。轉じてはつきり分かること。
- 表
- 人名用漢字
詵
- 説文解字
致言也。从言从先、先亦聲。『詩』曰、螽斯羽詵詵兮。
請
- 説文解字
謁也。从言青聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謁
- 説文解字
白也。从言曷聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》謁(U+8B01; JIS:1-17-58)
- 《人名用許容字體》謁(U+FA62; JIS:1-92-15)
許
- 説文解字
聽也。从言午聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諾
- 説文解字
𧭭也。从言若聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
𧭭
- 説文解字
以言對也。从言𨿳聲。
讎
- 説文解字
猶𧭭也。从言雔聲。
諸
- 説文解字
辯也。从言者聲。
- 表
- 《漢字表字體》諸(U+8AF8; JIS:1-29-84)
- 《人名用許容字體》諸(U+FA22; JIS:1-92-14)
詩
- 説文解字
志也。从言寺聲。
- 𧥳
古文詩省。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
讖
- 説文解字
驗也。从言韱聲。
諷
- 説文解字
誦也。从言風聲。
誦
- 説文解字
諷也。从言甬聲。
讀
- 説文解字
誦書也。从言𧶠聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》読
𠶷
- 説文解字
快也。从言从中。
訓
- 説文解字
說教也。从言川聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
誨
- 説文解字
曉教也。从言每聲。
譔
- 説文解字
專教也。从言巽聲。
譬
- 説文解字
諭也。从言辟聲。
謜
- 説文解字
徐語也。从言原聲。『孟子』曰、故謜謜而來。
詇
- 説文解字
早知也。从言央聲。
諭
- 説文解字
告也。从言俞聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
詖
- 説文解字
辯論也。古文以爲頗字。从言皮聲。
諄
- 説文解字
告曉之孰也。从言𦎫聲。讀若庉。
- 表
- 人名用漢字
謘
- 説文解字
語諄謘也。从言屖聲。
詻
- 説文解字
論訟也。《傳》曰、詻詻孔子容。从言各聲。
誾
誾を參照のこと。
謀
- 説文解字
慮難曰謀。从言某聲。
- 𠰔
古文謀。
- 𧦥
亦古文。
- 康煕字典
- 言部九劃
- 《古文》 𧦥𠰔
『唐韻』莫浮切『集韻』『韻會』迷浮切、𠀤音牟。『說文』慮難曰謀。『爾雅・釋言』心也。《註》謀慮以心。『廣雅』議也。『玉篇』計也。『字彙』咨難慮患曰謀。『易・訟卦』君子以作事謀始。《疏》凡欲興作其事、必先謀慮其始。『書・洪範』聰作謀。《傳》度也。『詩・小雅』周爰咨謀。《傳》咨事之難易爲謀。『左傳・宣十四年』貪必謀人。《疏》計謀也。又『襄四年』咨難爲謀。《註》問患難也。『前漢・藝文志』權謀者、以正守國、以奇用兵。『晉書・𠛬法志』二人對議謂之謀。
謀面。『書・立政』謀面用丕訓德。《傳》謀面者、謀人之面貌也。
謀主。『左傳・昭九年』民人之有謀主也。《註》民人謀主、宗族之師長。
菜名。『本草綱目』蒔蘿、一名慈謀勒。李時珍曰、番言也。
樂名。『周禮・春官・大司樂疏』『孝經緯』云、神農之樂曰『下謀』。
官名。『金史・百官志』諸謀克、从五品、掌撫輯軍戸、訓練武藝。
姓。『風俗通』周卿士蔡公謀父之後、以字爲氏。
通作規。詳規字註。
叶謨悲切、音眉。『詩・衞風』氓之蚩蚩、抱布貿絲。匪來貿絲、來卽我謀。
叶莫徒切、音模。『詩・小雅』民雖靡膴、或哲或謀。《註》膴音呼。
叶况于切、音吁。『焦氏・易林』𢤥公淺愚、不受深謀。
叶滿補切、音母。『詩・小雅』彼譖人者、誰適與謀。取彼譖人、投畀豺虎。
叶莫故切、音暮。『傅鶉觚・馬皇后贊』作后作母、帝諮厥謀。國賴內訓、家應顯祚。
- 音
- ボウ。ム。
- 訓
- はかる。はかりごと。
- 解字(白川)
- 某聲。某は謀の初文。木の枝の先に祝詞の器を著けて祈り、神意に謀ることをいふ。謀を策謀、謀略のやうに用ゐるのは、本來の字義ではない。
- 解字(藤堂)
- 某は楳(梅)の原字、暗くて良く分からないの意に轉用される。謀は言と某の會意、某は亦た音符。良く分からない先のことを言葉で相談すること。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謨
- 説文解字
議謀也。从言莫聲。『虞書』曰、咎繇謨。
- 𠻚
古文謨从口。
訪
- 説文解字
汎謀曰訪。从言方聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諏
- 説文解字
聚謀也。从言取聲。
- 表
- 人名用漢字
論
- 説文解字
議也。从言侖聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
議
- 説文解字
語也。从言義聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訂
- 説文解字
平議也。从言丁聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
詳
- 説文解字
審議也。从言羊聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諟
- 説文解字
理也。从言是聲。
諦
- 説文解字
審也。从言帝聲。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
識
- 説文解字
常也。一曰知也。从言戠聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訊
- 説文解字
問也。从言卂聲。
- 𧨼
古文訊从卥。
- 表
- 人名用漢字
詧
- 説文解字
言微親詧也。从言、察省聲。
謹
- 説文解字
愼也。从言堇聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》謹(U+8B39; JIS:1-22-64)
- 《人名用許容字體》謹(U+FA63; JIS:1-92-16)
䚮
- 説文解字
厚也。从言乃聲。
諶
- 説文解字
誠諦也。从言甚聲。『詩』曰、天難諶斯。
信
- 説文解字
誠也。从人从言。會意。
- 㐰
古文从言省。
- 訫
古文信。
- 康煕字典
- 人部七劃
- 《古文》㐰䚱
『唐韻』息晉切『集韻』『正韻』思晉切、𠀤音訊。愨也、不疑也、不差爽也。『易・繫辭』人之所助者、信也。『左傳・僖七年』守命共時之謂信。又『爾雅・釋地』大蒙之人信。《註》地氣使然也。
『左傳・莊三年』一宿爲舍、再宿爲信。『詩・豳風』于女信處。又『周頌』有客信信。《註》四宿也。
符契曰信。『前漢・平帝紀』漢律、諸乗傳者持尺五木轉信。《註》兩行書繒帛、分持其一。出入關、合之乃得過。或用木爲之。『後漢・竇武傳』取棨信閉諸禁門。《註》棨、有衣戟也。
古人謂使者曰信。與訊通。『史記・韓世家』𨻰軫說楚王、發信臣、多其車、重其幣。『司馬相如・諭巴蜀檄』故遣信、使曉諭百姓。
州名。唐置信州、卽今廣信府。
姓。信陵君無忌之後。又複姓。『何氏姓苑』有信都、信平二氏。
『集韻』『正韻』𠀤升人切。與申同。『易・繫辭』往者、屈也。來者、信也。『詩・邶風』于嗟洵兮、不我信兮。
同身。『周禮・春官』侯執信圭、伯執躬圭。《註》信圭、刻人形伸也。躬圭、刻人形屈也。
叶斯鄰切、音新。『詩・小雅』庶民弗信。叶上親。○按『正韻』云、韓王信本與淮隂侯同名、嫌誤讀作新。今『敘傳』韓信音新、是信本有平、去兩音、其讀平者亦音、而非叶矣。
- 訓
- まこと。あきらか。まかせる。
- 解字(白川)
- 會意。言は誓言、神に誓ふ語。誓約の言であるから、信誠の意がある。
- 解字(藤堂)
- 會意。言は言明の意。信は、言明したことを押し通す人の行爲を表す。眞つ直ぐのび進むの意を含む。信義の意はその派生義。
- 解字(漢字多功能字庫)
- 金文は戰國期に初めて見える。恐らく人言に信あるの意。人に替へて身に從ふ字があり、人と身は音が近く、信の聲符である。本義は誠信。
- 金文では本義に用ゐる。また、人名、地名に用ゐる。
- 馬王堆漢帛書では屈伸の伸に當てる。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訦
- 説文解字
燕、代、東齊謂信訦。从言冘聲。
誠
- 説文解字
信也。从言成聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
誡
- 説文解字
敕也。从言戒聲。
誋
- 説文解字
誡也。从言忌聲。
諱
- 説文解字
誋也。从言韋聲。
誥
- 説文解字
告也。从言告聲。
- 𧧙
古文誥。
詔
- 説文解字
告也。从言从召、召亦聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
誓
- 説文解字
約束也。从言折聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
譣
- 説文解字
問也。从言僉聲。『周書』曰、勿以譣人。
詁
- 説文解字
訓故言也。从言古聲。『詩』曰詁訓。
藹
- 説文解字
臣盡力之美。从言葛聲。『詩』曰:“譪譪王多吉士。”
誎
- 説文解字
餔旋促也。从言束聲。
諝
- 説文解字
知也。从言胥聲。
証
- 説文解字
諫也。从言正聲。
- 康煕字典
- 言部五劃
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤之盛切、音政。『說文』諫也。『戰國策』士尉以証靖郭君、靖郭君不聽。
人名。『唐書・宗室表』司農卿証。
『集韻』諸盈切、政平聲。義同。
- 音
- セイ。シャウ。
- 訓
- いさめる
- 解字(藤堂)
- 言と正(ただす)の會意、正は亦た音符。意見を述べてあやまりをただすこと。
證は別字。
諗
- 説文解字
深諫也。从言念聲。『春秋傳』曰:“辛伯諗周桓公。”
課
- 説文解字
試也。从言果聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
試
- 説文解字
用也。从言式聲。『虞書』曰、明試以功。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諴
- 説文解字
和也。从言咸聲。『周書』曰:“不能諴于小民。”
謠
- 説文解字
- 䚻
徒歌。从言、肉。
- 康煕字典
- 言部十劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤餘招切、音遙。與䚻同。謠歌也。『爾雅・釋樂』徒歌謂之謠。『詩・魏風』我歌且謠。《傳》曲合樂曰歌、徒歌曰謠。孫炎曰、聲消搖也。韓詩曰、有章曲曰歌、無章曲曰謠。戴侗曰:歌必有度曲節、謠則但搖曳永誦之、兒童皆能爲、故有童謠也。『前漢・藝文志』孝武立樂府而采歌謠。『南齊書・五行志』歌謠、口事也。口氣逆則惡言、或有怪謠焉。
毀也。詳諑字註。
『集韻』或作猶。『禮・檀弓』陶斯咏、咏斯猶。
『韻會』通作繇。『前漢・李尋傳』人民繇俗。『師古註』謂若童謠、及輿人之誦。
叶夷周切、音由。『前漢・班固敘傳』嬀巢姜於孺筮兮、旦算祀於挈龜。宣曹興敗於下夢兮、魯衞名諡於銘謠。龜音丘。
- 䚻 言部四劃
『唐韻』余招切『集韻』餘招切、𠀤音遙。『說文』徒歌也。樂書有章曲曰歌、無章曲曰䚻。『字彙』唐人謂徒歌曰肉聲、故从肉。『詩・國風』我歌且䚻。『石經』作謠。
人名。師䚻、見『宋史・宗室表』。
『玉篇』與周切『廣韻』以周切『集韻』夷周切、𠀤音猷。義同。一曰從也。
『類篇』或書作𧦗。
- 音
- エウ
- うた。うたふ。そしる。うはさ。
- (國訓) うたひ
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》謡
- 《人名用許容字體》謠
詮
- 説文解字
具也。从言全聲。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
訢
- 説文解字
喜也。从言斤聲。
說
- 説文解字
說、釋也。从言、兌。一曰談說。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》説
計
- 説文解字
會也。筭也。从言从十。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諧
- 説文解字
詥也。从言皆聲。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
詥
- 説文解字
諧也。从言合聲。
調
- 説文解字
和也。从言周聲。
- 音
- テウ
- 表
- 當用漢字・常用漢字
話
- 説文解字
- 話䛡
合會善言也。从言𠯑聲。《傳》曰、告之話言。
段注は會合善言也。
とする。 - 譮
籒文䛡从會。
- 康煕字典
- 言部
- 《古文》𦧵
- 音
- クヮイ。ヱ。クヮ。ワ。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諈
- 説文解字
諈諉、纍也。从言𡍮聲。
諉
- 説文解字
纍也。从言委聲。
警
- 説文解字
戒也。从言从敬、敬亦聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謐
- 説文解字
靜語也。从言𥁑聲。一曰無聲也。
謙
- 説文解字
敬也。从言兼聲。
誼
- 説文解字
- 𧧼
人所宜也。从言从宜、宜亦聲。
- 康煕字典
- 言部
- 音
- ギ
- 訓
- よい。よしみ。
- 表
- 人名用漢字
詡
- 説文解字
大言也。从言羽聲。
諓
- 説文解字
善言也。从言戔聲。一曰謔也。
誐
- 説文解字
嘉善也。从言我聲。『詩』曰:“誐以溢我。”
詷
- 説文解字
共也。一曰譀也。从言同聲。『周書』曰:“在夏后之詷。”
設
- 説文解字
施陳也。从言从殳。殳、使人也。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
護
- 説文解字
救視也。从言蒦聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
譞
- 説文解字
譞、慧也。从言、圜省聲。
誧
- 説文解字
大也。一曰人相助也。从言甫聲。讀若逋。
諰
- 説文解字
思之意。从言从思。
託
- 説文解字
寄也。从言乇聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
記
- 説文解字
疏也。从言己聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
譽
- 説文解字
稱也。从言與聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》誉
譒
- 説文解字
𢾭也。从言番聲。『商書』曰:“王譒告之。”
謝
- 説文解字
- 謝𧬄
辤去也。从言䠶聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謳
- 説文解字
齊歌也。从言區聲。
詠
- 説文解字
歌也。从言永聲。
- 咏
詠或从口。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謼
- 説文解字
𧦝謼也。从言虖聲。
訖
- 説文解字
止也。从言气聲。
諺
- 説文解字
傳言也。从言彥聲。
- 表
- 人名用漢字
詣
- 説文解字
𠋫至也。从言旨聲。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
講
- 説文解字
和解也。从言冓聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謄
- 説文解字
迻書也。从言朕聲。
- 康煕字典
- 言部十劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤徒登切、音騰。『說文』迻書也。『徐曰』謂移寫之也。『玉篇』傳也。『正韻』移書傳鈔也。『元史・選舉志』謄錄試卷、每行移文字、皆用朱書。
人名。崇謄、見『宋史・宗室表』。
本从舟。俗从月、誤。
- 訓
- うつす
- 解字(白川)
- 聲符は朕。朕に滕の聲がある。朕は盤中にものを容れて賸る意。『左傳』に會盟などの載書(條約・協定の書)を、周府や盟府に藏することが多く見え、當事者間の原本の他に、謄本を官府に送つて保管することが行はれた。金文に同銘數器を存するものがあり、その器は謄本としての性格を持つものと考へられる。
- 解字(藤堂)
- 朕は、ある物を兩手で持ち上げるさまと、舟印との會意字で、舟を持ち上げる浮力のこと。上にあげる、載せるの意を含む。謄は言と朕の會意、朕は亦た音符、紙を原本の上に載せて敷き寫すこと。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訒
- 説文解字
頓也。从言刃聲。『論語〔顏淵〕』曰、其言也訒。
- 康煕字典
- 言部三劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤而振切、忍去聲。『說文』頓也。『徐曰』頓者、多頓躓也。『玉篇』鈍也。『博雅』難也。『六書故』言難出也。『論語』仁者、其言也訒。
『司馬光・潛虛』訒、仁也。
『韻會』通作認。『荀子・正名篇』外是者謂之認。《註》難也。
『集韻』爾軫切、音忍。義同。
『六書正譌』借爲識訒字。別作認、非。
- 音
- ジン。ニン。
- 訓
- かたい。にぶい。いつくしむ。
訥
- 説文解字
言難也。从言从内。
謯
- 説文解字
謯、娽也。从言虘聲。
𧧹
- 説文解字
待也。从言伿聲。讀若䭆。
譥
- 説文解字
痛呼也。从言敫聲。
譊
- 説文解字
恚呼也。从言堯聲。
謍
- 説文解字
小聲也。从言、熒省聲。『詩』曰:“謍謍青蠅。”
諎
- 説文解字
大聲也。从言昔聲。讀若笮。
- 唶
諎或从口。
諛
- 説文解字
諂也。从言㬰聲。
讇
- 説文解字
諛也。从言閻聲。
- 諂
讇或省。
諼
- 説文解字
詐也。从言爰聲。
謷
- 説文解字
不肖人也。从言敖聲。一曰哭不止、悲聲謷謷。
訹
- 説文解字
誘也。从言术聲。
詑
- 説文解字
沇州謂欺曰詑。从言它聲。
謾
- 説文解字
欺也。从言曼聲。
譇
- 説文解字
譇拏、羞窮也。从言奢聲。
𧧻
- 説文解字
慙語也。从言作聲。
謺
- 説文解字
謺讘也。从言執聲。
謰
- 説文解字
謰謱也。从言連聲。
謱
- 説文解字
謰謱也。从言婁聲。
謲
- 説文解字
相怒使也。从言參聲。
誑
- 説文解字
欺也。从言狂聲。
譺
- 説文解字
騃也。从言疑聲。
𧬮
- 説文解字
相誤也。从言𥈀聲。
訕
- 説文解字
𧩂也。从言山聲。
譏
- 説文解字
誹也。从言幾聲。
誣
- 説文解字
加也。从言巫聲。
誹
- 説文解字
𧩂也。从言非聲。
謗
- 説文解字
毀也。从言㫄聲。
譸
- 説文解字
詶也。从言壽聲。讀若醻。『周書』曰:“無或譸張爲幻。”
詶
- 説文解字
譸也。从言州聲。
詛
- 説文解字
詶也。从言且聲。
䛆
- 説文解字
詶也。从言由聲。
誃
- 説文解字
離別也。从言多聲。讀若『論語』跢予之足。周景王作洛陽誃臺。
誖
- 説文解字
亂也。从言孛聲。
- 悖
誖或从心。
- 𢨋
籒文誖从二或。
䜌
- 説文解字
亂也。一曰治也。一曰不絕也。从言、絲。
- 𤔪
古文䜌。
誤
- 説文解字
謬也。从言吳聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
詿
- 説文解字
誤也。从言圭聲。
誒
- 説文解字
可惡之辭。从言矣聲。一曰誒然。『春秋傳』曰:“誒誒出出。”
譆
- 説文解字
痛也。从言喜聲。
詯
- 説文解字
膽气滿聲在人上。从言自聲。讀若反目相睞。
謧
- 説文解字
謧詍、多言也。从言离聲。
詍
- 説文解字
多言也。从言世聲。『詩』曰:“無然詍詍。”
訾
- 説文解字
不思稱意也。从言此聲。『詩』曰:“翕翕訿訿。”
䛬
- 説文解字
往來言也。一曰小兒未能正言也。一曰祝也。从言匋聲。
- 䛌
䛬或从包。
𧧛
- 説文解字
𧧛𧧛、多語也。从言冄聲。樂浪有𧧛邯縣。
䜚
- 説文解字
語相反䜚也。从言遝聲。
誻
- 説文解字
䜚誻也。从言沓聲。
詽
- 説文解字
諍語詽詽也。从言幵聲。
讗
- 説文解字
言壯㒵。一曰數相怒也。从言巂聲。讀若畫。
訇
- 説文解字
騃言聲。从言、勻省聲。漢中西城有訇鄉。又讀若玄。
- 𧥻
籒文不省。
諞
- 説文解字
便巧言也。从言扁聲。『周書』曰:“𢧵𢧵善諞言。”『論語』曰:“友諞佞。”
𧭹
- 説文解字
匹也。从言頻聲。
𧥣
- 説文解字
扣也。如求婦先𧥣叕之。从言从口、口亦聲。
誽
- 説文解字
言相誽司也。从言兒聲。
誂
- 説文解字
相呼誘也。从言兆聲。
譄
- 説文解字
加也。从言、从曾聲。
詄
- 説文解字
忘也。从言失聲。
諅
- 説文解字
忌也。从言其聲。『周書』曰、上不諅于凶德。
譀
- 説文解字
- 譀
誕也。从言敢聲。
- 𧧴
俗譀从忘。
誕
- 説文解字
詞誕也。从言延聲。
- 𧥡
籒文誕省正。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
䜕
- 説文解字
譀也。从言萬聲。
謔
- 説文解字
戲也。从言虐聲。『詩』曰:“善戲謔兮。”
詪
- 説文解字
眼戾也。从言𥃩聲。
䜋
- 説文解字
中止也。从言貴聲。『司馬法』曰:“師多則人䜋。”䜋、止也。
𧬨
- 説文解字
聲也。从言歲聲。『詩』曰:“有𧬨其聲。”
諣
- 説文解字
疾言也。从言咼聲。
𧮓
- 説文解字
譟也。从言魋聲。
譟
- 説文解字
擾也。从言喿聲。
訆
- 説文解字
大呼也。从言丩聲。『春秋傳』曰:“或訆于宋大廟。”
諕
- 説文解字
號也。从言从虎。
譁
- 説文解字
- 譁𧮉
讙也。从言華聲。
- 音
- クヮ
- 訓
- かまびすしい
- 解字(白川)
- 聲符は華。喧嘩をいふ。口喧しく騷ぐ意。字はまた嘩につくる。
- 解字(藤堂)
- 形聲。華は音符。わあわあと大聲で喧しく言ふ聲を表す擬聲語。
- 表
- 人名用漢字
- 《漢字表字體》嘩
謣
- 説文解字
妄言也。从言雩聲。
- 𧪮
謣或从荂。
詿
- 説文解字
誤也。从言、佳省聲。
誤
- 説文解字
謬也。从言吳聲。
謬
- 説文解字
狂者之妄言也。从言翏聲。
詤
- 説文解字
夢言也。从言巟聲。
謈
- 説文解字
大呼自勉也。从言、暴省聲。
訬
- 説文解字
訬、擾也。一曰訬、獪。从言少聲。讀若毚。
諆
- 説文解字
欺也。从言其聲。
譎
- 説文解字
權詐也。益、梁曰謬欺、天下曰譎。从言矞聲。
詐
- 説文解字
欺也。从言乍聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
𧪘
- 説文解字
咨也。一曰痛惜也。从言差聲。
讋
- 説文解字
失气言。一曰不止也。从言、龖省聲。傅毅讀若慴。
- 𧮩
籒文讋不省。
謵
- 説文解字
言謵讋也。从言習聲。
䛩
- 説文解字
相毀也。从言亞聲。一曰畏亞。
䜐
- 説文解字
相毀也。从言、隨省聲。
𧮑
- 説文解字
嗑也。从言闒聲。
詾
- 説文解字
說也。从言匈聲。
- 訩
或省。
- 𧧗
詾或从兇。
訟
- 説文解字
爭也。从言公聲。曰、謌訟。
- 䛦
古文訟。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
謓
- 説文解字
恚也。从言眞聲。賈侍中說、謓、笑。一曰讀若振。
讘
- 説文解字
多言也。从言聶聲。河東有狐讘縣。
𧧰
- 説文解字
訐也。从言臣聲。讀若指。
訐
- 説文解字
面相厈罪、相告訐也。从言干聲。
訴
- 説文解字
告也。从言、厈省聲。『論語』曰、訴子路於季孫。
- 𧪜
訴或从言、朔。
- 愬
訴或从朔、心。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
譖
- 説文解字
愬也。从言朁聲。
讒
- 説文解字
譖也。从言毚聲。
譴
- 説文解字
謫問也。从言遣聲。
謫
- 説文解字
罰也。从言啻聲。
諯
- 説文解字
數也。一曰相讓也。从言耑聲。讀若專。
讓
- 説文解字
相責讓。从言襄聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》譲
- 《人名用許容字體》讓
譙
- 説文解字
嬈譊也。从言焦聲。讀若嚼。
- 誚
古文譙从肖。『周書』曰、亦未敢誚公。
𧧒
- 説文解字
數諫也。从言朿聲。
誶
- 説文解字
讓也。从言卒聲。『國語』曰:“誶申胥。”
詰
- 説文解字
問也。从言吉聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
詭
- 説文解字
責也。从言危聲。
證
- 説文解字
告也。从言登聲。
- 康煕字典
- 言部十二劃
- 《古文》𨨾
『廣韻』『集韻』『韻會』𠀤諸應切、蒸去聲。『說文』告也。『玉篇』驗也。『增韻』𠋫也、質也。『論語〔子路〕』其父攘羊而子證之。『史記・齊悼惠王世家』令其辭證皆引王。『後漢・張衡傳』采前世成事、以爲證驗。『宋書・沈約自序』探摘是非、各標證據。
與徵通。『禮・中庸』雖善無徵、無徵不信。《註》善無明徵、則其善不信也。徵或爲證。
『集韻』唐武后作𨭻。
- 音
- ショウ
- 訓
- あかす。あかし。しるし。
- 解字(白川)
- 登聲。登に澄の聲があり、證はもと徵と聲義の通ずる字であつた。その言に徵驗のあることをいふ。
- 解字(藤堂)
- 言と登の會意、登は亦た音符。事實を上司の耳にのせること、上申すること。轉じて、事實を申し述べて、裏附けるの意。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》証
詘
- 説文解字
詰詘也。一曰屈襞。从言出聲。
- 𧬲
詘或从屈。
𧧁
- 説文解字
尉也。从言夗聲。
詗
- 説文解字
知處告言之。从言冋聲。
讂
- 説文解字
流言也。从言夐聲。
詆
- 説文解字
苛也。一曰訶也。从言氐聲。
誰
- 説文解字
何也。从言隹聲。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
諽
- 説文解字
飾也。一曰更也。从言革聲。讀若戒。
讕
- 説文解字
怟讕也。从言闌聲。
- 譋
讕或从閒。
診
- 説文解字
視也。从言㐱聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
𧪷
- 説文解字
悲聲也。从言、斯省聲。
訧
- 説文解字
罪也。从言尤聲。『周書』曰:“報以庶訧。”
誅
- 説文解字
討也。从言朱聲。
討
- 説文解字
治也。从言从寸。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
諳
- 説文解字
悉也。从言音聲。
讄
- 説文解字
禱也。累功德以求福。『論語』云、讄曰、禱尔于上下神祇。从言、纍省聲。
- 𧮢
或不省。
諡
- 説文解字
行之迹也。从言、兮、皿。闕。
誄
- 説文解字
諡也。从言耒聲。
謑
- 説文解字
恥也。从言奚聲。
- 䜁
謑或从奊。
詬
- 説文解字
謑詬、恥也。从言后聲。
- 訽
詬或从句。
諜
- 説文解字
軍中反閒也。从言枼聲。
該
- 説文解字
軍中約也。从言亥聲。讀若心中滿該。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
譯
- 説文解字
傳譯四夷之言者。从言睪聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
- 《漢字表字體》訳
訄
- 説文解字
迫也。从言九聲。讀若求。
謚
- 説文解字
笑皃。从言益聲。
譶
- 説文解字
疾言也。从三言。讀若沓。
新附 舊版
詢
- 説文解字
謀也。从言旬聲。
- 表
- 人名用漢字
讜
- 説文解字
直言也。从言黨聲。
譜
- 説文解字
籍録也。从言普聲。『史記』从並。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
詎
- 説文解字
詎犹豈也。从言巨聲。
𧩮
- 説文解字
小也。誘也。从言叜聲。『禮記』曰:“足以𧩮聞。”
謎
- 説文解字
隱語也。从言、迷、迷亦聲。
- 音
- ベイ
- (慣用音) メイ
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
誌
- 説文解字
記誌也。从言志聲。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訣
- 説文解字
訣别也。一曰法也。从言、決省聲。
- 表
- 人名用漢字
補遺
認
- 康煕字典
- 言部七劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤而振切、音刃。『玉篇』識認也。『增韻』辨識也。『關尹子・二柱篇』渾人我同天地、而彼私智認而已之。『後漢・卓茂傳』時嘗出行、有人認其馬、解與之、他日別得、亡者詣府送還。『元史・王克敬傳』臨事不認眞、豈盡忠之道乎。
錯認、水酒名。見『南宋市肆記』。
『讀書通』與仞通。『前漢・儒林傳』孟喜因不肯仞。
『韻會』與訒通。詳訒字註。
『廣韻』『正韻』而證切『集韻』如證切、𠀤仍去聲。義同。
- 簡体字
- 认
- 訓
- みとめる
- (國訓) したためる
- 解字(白川)
- 忍聲。字はもと訒につくり、刃聲。説文解字、玉篇、廣雅など古字書に認字は見えない。もと訒と同じく、のち分化した字であらう。認識とは、舊所有者が遺失物を發見し、その所有權を主張し立證することをいふ。
- 解字(藤堂)
- 會意、忍は亦た音符。刃は刀と丶印より成り、粘り強く鍛へた刀のはの部分を丶印で示した指示字。粘り強いの意を含む。忍はそれに心を加へ、じわじわと粘る心を示す。認は、じわじわと對象の特色を心に印象づけること。
- 解字(漢字多功能字庫)
- 言に從ひ忍聲。本義は識別、辯明。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
評
- 康煕字典
- 言部
- 音
- ヒャウ。ヘイ。
- 訓
- はかる。しなさだめ。
- 表
- 當用漢字・常用漢字
訃
- 康煕字典
- 言部
- 訓
- つげる。しらせ。
- 表
- 常用漢字(平成22年追加)
詫
- 康煕字典
- 言部
- 音
- タ
- 訓
- ほこる。あざむく。いぶかる。
- (國訓) わびる
- 表
- 人名用漢字
讚
- 康煕字典
- 言部
- 音
- サン
- 訓
- ほめる。たたへる。たすける。
- 解字(白川)
- 贊聲。贊の聲義を承ける。漢魏以後、多く讚稱の意に用ゐる。
- 解字(藤堂)
- 言と贊の會意、贊は亦た音符。贊は貝(財貨)と兟(揃つて進む)の會意、人と會見するときの贈り物を表す。贈り物は人に會ふ時のたすけになることから、脇から力を合はせてたすけるの意を生じた。讚は、言葉を揃へて、脇から襃め上げること。
- 表
- 人名用漢字
- 《漢字表字體》讃