口部 - 漢字私註部別一覽

分枝

概説

口の形に象り、口を表す。

また、器物などを口の形で表す。

一覽

曰枝

曰は口の上に短い橫劃を置く形。

また、もと口やに從ふ字を、いま曰に從ふ形に作ることがある。

甘枝

口中に物を含む形。

可枝

可は口に從ふ字であるが、字形の解釋については諸説紛々とする。

古枝

盾の形と口に從ふ。

号枝

司枝

召枝

元はと口に從ふ字か。のち聲とされる。

舌枝

后枝

育と同源とする説、と同源とする説がある。

呈枝

口に從ひ𡈼聲とされる。

𠯑枝

知枝

智の古い形(𥎿)はと口に從ふが、矢はの譌變、于はの譌變といふ。知は智から分化した字。

咢枝

咢は二口に從ひ屰聲。噩はその古い形とされる。

品枝

三口に從ひ、器物を竝べたさまを表す。